市民のコーナー
映画やドラマなどのロケが行われた、市内のスポットを紹介します。
小森江子供のもり公園【門司区】
風師山、矢筈山のふもとに位置し、自然の森を利用したさまざまな施設がある小森江子供のもり公園。「とにかく関門海峡や工場地帯、街並みの見え方が面白い。」と羽住英一郎監督のお気に入りのスポットです。ここでは映画「おっぱいバレー」(2009年)で綾瀬はるかさんによる弱小バレー部の特訓シーンが、「THE LAST MESSAGE 海猿」(2010年)では伊藤英明さんが演じた仙崎大輔が生還し巡視船に乗って門司港に帰港していくシーンが撮影されました。
ロケ地に関する問い合わせは北九州フィルム・コミッション(広報室報道課内) TEL093・582・2235へ。
市花の「ひまわり」のような明るい話題をお届けします。
▲クラシックや映画音楽など、
多彩な楽曲を演奏する稲穂さん
天から降り注ぐ、澄んだ音に包まれて
パイプオルガニスト 稲穂美奈子さん(門司区・55歳)
奏者自身がその魅力から、「時を忘れて、宇宙にいるような感覚」へと誘われるというパイプオルガン。『楽器の女王』と呼ばれ、笛のような美しい音色から、オーケストラのような壮大なアンサンブルまで表現する音色の豊富さは圧巻だ。昨年、26年振りの大改修が行われた北九州ソレイユホールのパイプオルガンはパイプ数3200本と日本有数の規模を誇る。その専属奏者が稲穂さんだ。手だけでなく足も使い、小柄な体でダイナミックに演奏し、空間を全て音で埋め尽くす。
小学校高学年の時から礼拝堂でオルガンを弾いていたという彼女が、パイプオルガンに出会ったのは大学に入ってから。「パイプオルガンのために建てられたチャペルで演奏を聴きました。それはそれは忘れられない衝撃的なものでした」。その後、ブランクがあったものの、30歳を過ぎてからベルギーの音楽院に4年間留学した。
しかし帰国後は「残響のある教会で練習していたので、残響の少ない日本のホールで弾いた時は戸惑いました」とギャップを感じた。ソレイユホールの専属になってからは、60個以上あるストップ(音色選択装置)を一曲のために何通りも組み合わせ、ホールに合う音へとじっくり作り上げている。
また、パイプオルガンは維持費がかさむため、万全の状態を保つことは困難だ。稲穂さんも演奏会以外のメンテナンスなどはボランティアで引き受けている。「ソレイユホールのオルガンは、署名活動により存続したので、もっと市民に演奏を聴いて欲しい」と普及活動にも尽力している。「体験学習で子どもたちが楽しそうに弾いたり、演奏に合わせてみんなが歌う姿が好き。市民に『うちのホールのオルガン』と親しみを持ってもらえるようになりたい」と稲穂さんは夢を語る。
12月3日(土)にはコンサートが予定されている。「建物自体が楽器なので、一台として同じ音はない」と言われる神秘的な音色に、あなたも包まれてみてはどうだろう。
イラストのAとBを比べて、違っている部分を見つけてください。間違いは全部で5つ(5画面)です。
※画面番号による消えなどは含みません。
今回のテーマ 門司港レトロマラソン 応募締め切り 11月8日(火)必着
- 応募方法
- 応募は、はがきに、間違っている画面番号と、住所、氏名、年齢、電話番号、市政だよりの感想などを書いて、次の応募先へ。正解者の中から抽選で10人に図書カードを進呈します。
- 応募先
- 広報室広報課「まちがい5」係(〒803―8501 小倉北区城内1―1、TEL093・582・2236)
10月1日号の答えと当選者
応募総数440通
- ●答え
- 【5つの間違い】(1)(3)(5)(7)(11)
- 【間違いの部分】(1)風船の数 (3)一番上のカボチャとお化け (5)カボチャランタンとちょうちんお化け (7)女の子のリボンの有無 (11)悪魔の仮装の羽の大きさ
- ●当選者(敬称略)
- ●門司区=黒本勝江、坂本節子 ●小倉北区=三井正之 ●小倉南区=金個暁子、川井英孝 ●若松区=塚田凰真 ●八幡東区=石津ツヤ、鹿田祥子 ●八幡西区=古市珠美怜 ●戸畑区=堤慶太