好きっちゃ!北九州市民のコーナー

キラリ

市制50周年を記念し、北九州市の今と昔を写真で紹介します。

本町通り付近【若松区】

 全国でも珍しい、市営の貨物専用路面電車が走っていた本町通り。丸柏百貨店があった場所は、後に若松井筒屋からホテルへと変遷した。現在は道路が拡幅され、かつての面影も見られなくなった。

昭和49年頃
▲丸柏百貨店前。通りの真ん中を貨物電車とバスが一緒に走っていた。
出展:「北九州思い出写真館」(北九州都市協会発行、絶版)

現在

vol.47 ひまわり

市制50周年記念市民公募50事業に選ばれた事業を紹介します

ふじた茶屋写真
▲「ふじた茶屋」を切り盛りする金子さんら

金子じつ子さんさん写真

50年の思いを50mに込めて 太巻きでまちに元気を

元気処 ふじた茶屋 金子じつ子さんさん(八幡西区・76歳)

 「50周年だから50mの恵方巻き」と気さくに話し、自らを「夢みたいなことを考える人」と表現する金子さん。八幡西区の藤田商店街で、地域を引っ張る元気印だ。

 市民のアイデアで市制50周年を盛り上げようという、市民公募事業に応募したきっかけは知人からの誘いだった。「いつもこういうアイデアを考えているので、何かしてみないかと言われて、即決でした」と「元気処ふじた茶屋・大節分祭」で応募。来年2月3日(日)に開催予定の「大節分祭」は、50mジャンボ恵方巻きを参加者全員で一気に巻き、切り分けて恵方を向いて食べるというのがイベントの目玉だ。他に豆まき、餅まき、豚汁のふるまいなどを計画している。「ジャンボ恵方巻きには100人くらい参加してもらいたいですね。親子でも来てほしいな」と呼びかける。金子さんはイベントを通して、約50年の歴史がある商店街に、少しでもかつての活気を取り戻したいと思っている。

 ふじた茶屋は、金子さんをはじめ商店街で長く店を営んできた女性たちが空き店舗を利用し運営している。10年前に食堂「ビッグ・ママ・キッチン」としてスタートし、今年10月に「おしゃべりできるサロン」をコンセプトに生まれ変わった。その理由を「高齢者に、家にこもらず店に来てもらい楽しく過ごしてほしいから」と金子さんは話す。7名のスタッフは70代が中心で全員がボランティア。週に2・3日、交代で店に出ている。改装にあたっての資金はまず自分たちで出し合い、それでも足りない部分を地域の人たちからの寄付でまかなった。「みんな無理をして協力してくれた。その気持ちが嬉しかった」と金子さんは振り返る。

 今では子どもから高齢者まで、誰もが気軽に立ち寄れる場所であると同時に、一人暮らしの高齢者の見守り役にもなっている。金子さんに元気の秘訣(ひけつ)を尋ねると、「話すこと、笑うこと。そうすればボケない。最近は病院にも行っていないですよ」と笑顔で教えてくれた。「商店街で楽しいことをして人を集めたい。もっとみんなが地域の活動に参加してほしい」という願いが、商店街を少しずつだが確実に変化させている。

まちがいファイブ5

イラストのAとBを比べて、違っている部分を見つけてください。間違いは全部で5つ(5画面)です。

※画面番号による消えなどは含みません。

今回のテーマ 北九州空港のクリスマス 応募締め切り 12月7日(金)必着

応募方法
 応募は、はがきに、間違っている画面番号と、住所、氏名、年齢、電話番号、市政だよりの感想などを書いて、次の応募先へ。正解者の中から抽選で10人に図書カードを進呈します。
応募先
 広報室広報課「まちがい5」係(〒803―8501 小倉北区城内1―1、TEL093・582・2236)
  • イラストA
  • イラストB

11月1日号の答えと当選者

応募総数513

答え
【5つの間違い】(1)(4)(7)(10)(12)
【間違いの部分】(1)チュウヒ(鳥)の向き (4)風車の羽の傾き (7)カモの数 (10)双眼鏡とカメラ (12)子どもの帽子の向き
当選者(敬称略)
●門司区=中澤建彦、細川ゆり ●小倉北区=浦野洋一 ●小倉南区=新井信治、篠原佳代 ●若松区=秋田まみ子、細川保 ●八幡東区=仲井和子 ●八幡西区=林道代 ●戸畑区=甲斐こうた

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