【料金について記載のない催しは入場無料(参加無料) 時間は24時間表記】
保健福祉の情報をお伝えします
蚊に刺されて発症する感染症に注意しましょう
春から秋にかけて虫の活動が活発になります。人も野外での活動が多くなりますが、蚊やマダニなどの虫に刺されることで感染症にかかることがあるため、注意が必要です。
海外では熱帯・亜熱帯地域を中心に、蚊を媒介とする感染症(マラリア、デング熱、チクングニア熱、ジカウイルス感染症など)が流行しており、渡航先で蚊に刺されることによってこれらに感染し、帰国後に日本で発症する人が毎年報告されています。
日本に広く生息する蚊(ヒトスジシマカ)も感染症を媒介することがあり、海外で感染した人が蚊に刺され、その後他の人を刺すことで、国内でも感染が拡がる可能性があります。
例年5月中旬~10月下旬頃にかけて蚊が活発に活動します。この時期は蚊に刺されない対策や蚊を発生させない対策をとることがとても重要です。
〈対策1〉蚊に刺されない
蚊(ヒトスジシマカ)が活発に活動する日中に屋外で活動する場合には、できるだけ次のような対策をして蚊に刺されないようにしましょう。
- ●肌を露出しない長袖、長ズボンを着用する
- ●素足でのサンダル履きを避ける
- ●蚊は色の濃いものに近づく傾向があるので、白など薄い色の衣服を選ぶ
- ●露出する部分には虫除けスプレーなどを使い、蚊を寄せ付けないようにする
- ●蚊取り線香などを使って蚊を近づけない など
〈対策2〉蚊の発生を抑える
デング熱等の感染症を媒介する蚊(ヒトスジシマカ)は雑木林や竹林などに生息しますが、沼や池のような広い場所ではなく、狭い水たまりのような場所を好んで産卵します。このため、屋外に置かれた植木鉢の受け皿や空き缶、ペットボトル等にたまった水などに産卵し、孵化(ふか)した幼虫はそこで成長します。
●家の周囲の不要な水たまりをチェックし、除去する
海外旅行で注意すること
海外には、日本にはない感染症があり、蚊だけでなく、マダニや動物、水や食べ物などを介する感染症も多く発生しています。渡航前に現地での最新の感染症の発生状況を確認しましょう。
問い合わせは保健福祉局保健衛生課 TEL093・582・2430へ。
市花の「ひまわり」のような明るい話題をお届けします。
▲左から、眞弓さん、森本さん、齋田さん、樋口さん
▲西南女学院大学「WILL」のメンバー
女子大学生のアイデアで街を元気に
西南女学院大学 コラボレーションラボ WILL
観光スポットを紹介した市パンフレット「オトナ女子旅」の共同制作、「八幡市制100周年関連イベント」や「ワールドマーケット&ツーリズム(WMT)」などのイベント企画や運営参加。西南女学院大学のサークル「WILL」は、独自の活動だけでなく、地元の企業や行政の活動に、女性ならではの視点やアイデアをコラボレーション(協力・連携)させ、地域活性化に貢献している。
WILLは、同大学観光文化学科准教授・髙橋幸夫さんの「社会と関わり、言葉遣いや時間を守るといった基本的な社会のルールに触れることで成長して、将来に役立てて欲しい」という思いから、平成26年に結成された。現在は35人が所属し、数チームに分かれていくつもの案件に関わる。
森本智香子さんは、WMT関連企画の「発酵ジャパン」で、本市のぬか炊きを紹介する「ぬか小町」を担当している。「これまでの冊子制作などの経験を生かし、みんなのアイデアを形にして次につながる糧にしたい」と話す。
樋口宝波さんは、「八幡市制100周年関連イベント」で初めて裏方の仕事を経験。「社会人の考え方を知ることができて幅が広がった」という。
齋田志茉さんは、スマートフォンを利用した街歩きゲーム「とっとこ、若松。」企画に参加した。デートスポットを巡りながら撮影した写真を、SNS(ネット上の交流を通して社会的ネットワークを構築するサービス)に投稿して情報発信するという若者ならではの企画だ。「私たちの世代に欠かせないSNSを使って、北九州の魅力をもっと発信していきたい」
また、WILLの新たなチャレンジとして商品開発に取り組むという眞弓菜那さん。「色々な活動ができるのも地元の人たちと築いてきた信頼関係のおかげです。長崎出身の私にも、活動を通して『北九愛』が生まれました。これからも女子目線で面白いことを発信していきたいです」
彼女たちの意欲的な取り組みで、北九州市が一層キラキラした魅力的な街に変わっていく。