人権を考える5分間のラジオ番組「明日への伝言板」

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  • 2018年10月25日(木)放送

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いつもありがとう
今日は、北九州市小倉北区の小学二年生、光武優真くんの『いつもありがとう』という作文を紹介します。本人の朗読でお聴きください。

『いつもありがとう』
        北九州市立南小倉小学校二年 光武 優真

ぼくは、五人かぞくです。
おとうとのたかまさへ。
ぼくのおとうとに、うまれてきてくれて、ありがとう。いっしょにあそべて、ありがとう。
いもうとのまなかへ。
ぼくのいもうとに、うまれてきてくれて、ありがとう。かわいいいもうとで、ありがとう。
二人のやさしいおにいちゃんになるようにがんばるね。
パパへ。
いつも、あせをいっぱいかいて、おしごとをがんばってくれて、ありがとう。おいしいごはんをつくってくれて、ありがとう。
体に気をつけてね。
ママへ。
ぼくは、ママにいっぱいありがとうがあります。ママもおしごとがんばってくれて、ありがとう。おいしいごはんもつくってくれて、ありがとう。いろいろなところに、車でつれていってくれて、ありがとう。いっしょにあそんでくれて、ありがとう。ぼくが、わるいことをしたとき、おこってくれて、ありがとう。
ぼくは、ママが大すきです。
ぼくのママでありがとう。

いかがでしたか。
家族一人一人に対する「ありがとう」をつづってくれた優真くん。家族への感謝の気持ちと愛情がいっぱい詰まった作文ですね。聞いているこちらまで心が温かくなるのは、「ありがとう」という言葉が持つ不思議な力のおかげではないでしょうか。「ありがとう」は感謝を伝えるだけでなく、相手に笑顔や活力を与え、自分の心も豊かにしてくれる言葉です。
家族には気恥ずかしくて、なかなか「ありがとう」と言えない人もいるかもしれません。実は、優真くんも普段はそうだとか。でも、作文を書いていくうちに、自然とたくさんの「ありがとう」があふれ出てきたようです。
私たちも、改めて家族や身近な人への「ありがとう」を見つけてみませんか? そうすれば、今まで当たり前と思っていたことに感謝の気持ちが沸いたり、相手を大切に思う気持ちが強くなったりするような気がします。私たちの周りにも、心のこもった「ありがとう」があふれるようにしていきたいですね。
では、また。