好きっちゃ!北九州市民のコーナー

キラリ

市内で活動しているNPO(特定非営利活動)法人や市民活動団体を紹介します

子どもの自立サポートネット活動中の写真

子どもの自立サポートネット【八幡西区】

 「子どもたちにもっと生きる力を身に付けてほしい」と平成20年に設立。宿泊体験や生き生き講座、講演会などを通じて、子どもの自立支援や親への啓発活動に取り組んでいる。今年8月には市と協働で、仕事を体験する「13歳のハローワーク」を実施。子どもたちからは仕事を身近に感じることができ、興味が広がったと好評だ。「今後も子どもたちが夢や希望を持ち、自立していくための手伝いをしていきたい」と代表の藤田江美子さん。

vol.25 ひまわり

市花の「ひまわり」のような明るい話題をお届けします。

木下栄夫さん写真
▲ワイン以外の酒類や料理、水にまでわたる豊富な知識でサービスする木下さん

ワインも人も美点を見つけて

シニアソムリエ 木下栄夫さん(八幡西区・55歳)

 「あなたじゃ駄目。ワインが分かる人を呼んで」。30歳ごろ、当時働いていたホテルで常連客から言われたひと言。悔しかった。そして「あのお客さまとワインで勝負したい」という思いから、ワインと真剣に向き合う日々が始まる。それが料理全般の知識やお客様への心配りにも熟達した“接客の達人”シニアソムリエへの、木下さんのスタート地点だった。

 最初はコックとしてホテルに入社した木下さん。しかし「君は笑顔がいいから接客方面に進めば」と薦められ、サービス業務へと転向する。日々の業務を通じ、それなりにワインの知識を得たと自負していたときに言われたのが冒頭の言葉だった。

 ワインを学ぶために多くの書物を読んだ。しかし上司のアドバイスは「実際に飲んで自分がどう感じたか、その印象を大切に」というもの。「例えば同じ魚の刺し身でも、しょう油にレモンで食べるなら白ワイン、ワサビだと赤ワインが合うという具合に意外な発見があります。それがワインの楽しさでもあり難しい点でもありますね」。

 33歳でソムリエの資格を取得し、2年後には北九州で数人しかいないシニアソムリエの試験に合格。さらに、ちょっとした会話からお客さんの体調や好みを見抜き、その人に合うワインを選び出す技能が「北九州技の達人」に認定された。まるで神業のような能力だが「経験ですよ」とサラリと語る。

 現在はホテルの料飲支配人として各部門に目を配る傍ら、後輩の指導やソムリエのレベルアップにも力を注ぐ。敷居が高く難しいと思われがちなワインについて「あくまで楽しい食事のひとときを演出する脇役です。決まった形はないので気軽に楽しんでほしい」と話す。

 「高いワインだから良いというわけではなく、1本500円のワインでも良いところを見つけて上手に味わうことが大切だと思っています。人間でも同じことですよね」と木下さん。

 若い時代は若いなりの、成熟後は深みを増した風味を醸す人とワイン。秋の夜長、それぞれの長所に思いをはせてみてはいかがだろうか。また違った付き合い方が発見できるかもしれない。

まちがいファイブ5

イラストのAとBを比べて、違っている部分を見つけてください。間違いは全部で5つ(5画面)です。

※画面番号による消えなどは含みません。

今回のテーマ 「筑前黒崎宿場まつり 黒田二十四騎武者揃」 応募締め切り 10月12日(火)必着

応募方法
 応募は、はがきに、クイズの解答と、住所、氏名、年齢、電話番号、市政だよりの感想などを書いて、次の応募先へ。正解者の中から抽選で10人に図書カードを進呈します。
応募先
 広報室広報課「まちがい5」係(〒803―8501 小倉北区城内1―1、TEL093・582・2236)
  • イラストA
  • イラストB

9月1日号の答えと当選者

応募総数411

答え
【5つの間違い】(5)(6)(7)(8)(12)
【間違いの部分】(5)女性の帽子の有無 (6)船の向き (7)女性が手に持ったバナナの有無 (8)カップルの立ち位置 (12)男性のTシャツの絵柄
当選者(敬称略)
●門司区=内尾國重、鬼頭壯三 ●小倉北区=川上哲司、増永芳江 ●小倉南区=結城健太郎 ●若松区=芦村道夫、三好力枝 ●八幡東区=藤本友子 ●八幡西区=玉置晴香 ●戸畑区=坂内洋子

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