好きっちゃ!北九州市民のコーナー

キラリ

市制50周年を記念し、北九州市の懐かしいスポットを紹介します。

昭和38年写真
▲鉄都誕生記念碑を囲むように四つの銅像が建っていた。昭和37年頃撮影。(「北九州市市勢要覧」昭和38年)

高炉台公園【八幡東区】

 かつて熊本山と呼ばれていた場所が公園として整備されたのが昭和32年。起伏に富んだ地形を生かした園内には、野外音楽堂やツツジ園、遊具広場、スポーツ施設などがある。公園のシンボルでもある溶鉱炉を模した高炉のモニュメントは、同年5月、旧八幡市制40周年を祝して民間企業から寄贈されたもの。現在のモニュメントは代替わりし、洞海湾や皿倉山などが一望できる展望塔が建っている。ツツジの名所としても有名で、春には多くの見物客でにぎわうなど、市民に愛されている。

vol.55 ひまわり

市制50周年記念市民公募50事業に選ばれた事業を紹介します

ワールド・ミュージック・フェスティバルin北九州写真
▲国内で活躍中のミュージシャンが出演します。

谷 美紀さん写真

音楽で広がる世界への入り口

NPO法人 子育て・シンク・タンク代表 谷 美紀さん(小倉南区・49歳)

 「北九州にも他県から集客できる音楽イベントがあればいいなと思うんです。今回のイベントが将来、そうなっていけばという願いもあります」と、展望を話す谷美紀さん。彼女は、子育て世代の女性を支援するNPO法人「子育て・シンク・タンク」の代表を務めるパワフルな女性だ。

 市制50周年記念市民公募事業に選ばれた「ワールド・ミュージック・フェスティバル in 北九州」は、10月13日(日)若松区のグリーンパークで開催される。中南米やアフリカなど、普段あまり触れる機会のない国の音楽を生演奏で聞くことができる貴重なイベントだ。「子どもたちが世界の音楽に触れる機会が少ないと感じていました。各国の音楽を一度に聞くことができるイベントを開きたいと考えていたところ公募事業の話を知り、これだと思い応募しました」と、熱っぽく語ってくれた。「子どもたちにその国の本物の音楽を聞かせてあげたいです。音楽って気持ちが高揚して楽しくなったり、自然に体が動き出したりするんだって知ってもらいたいですね」

 谷さんは自ら子育てをする傍ら、子育て情報誌を発行するなど、忙しい母親だった。その経験を生かし、子育てと仕事の両立など、子育て環境の充実を図るべく、「子育て・シンク・タンク」を平成21年に設立した。「子どもにとって何がきっかけになるか分からないので、いろいろなものに触れる機会を作ってあげたい」と話す谷さん。今、注力しているのが「子育てファーム」。親子が畑で野菜などを育てる活動だ。「小さい子どもが土に触れることで、五感をフル活用する場になれば」との思いがある。最近は若い世代の親も多く参加し、手応えを感じられるようになってきた。

 来年以降もこの音楽イベントを続けていき、その中で自身の活動を若い世代へと継承したいと考えている。彼女の活動理念は「伝えること」。「大人ができることは、子どもたちに自分の知っていることや経験を伝えることだけなのかもしれません」。地道だが、それが最善の方法であることを、自ら体現しているように思えた。

まちがいファイブ5

イラストのAとBを比べて、違っている部分を見つけてください。間違いは全部で5つ(5画面)です。

※画面番号による消えなどは含みません。

今回のテーマ モール大通り音楽祭 応募締め切り 10月9日(水)必着

応募方法
 応募は、はがきに、間違っている画面番号と、住所、氏名、年齢、電話番号、市政だよりの感想などを書いて、次の応募先へ。正解者の中から抽選で10人に図書カードを進呈します。
応募先
 広報室広報課「まちがい5」係(〒803―8501 小倉北区城内1―1、TEL093・582・2236)
  • イラストA
  • イラストB

9月1日号の答えと当選者

応募総数569

答え
【5つの間違い】(1)(2)(7)(8)(9)
【間違いの部分】(1)噴水の高さ (2)ボートに乗っている人数 (7)女性の帽子の飾りの形 (8)イヌの数 (9)カメの位置
当選者(敬称略)
●門司区=池田真理子、岩下安男 ●小倉北区=佐々木久子 ●小倉南区=溜島誠、蓑田千鶴子 ●若松区=森泰子、山﨑寿仁 ●八幡東区=仲井弾剛 ●八幡西区=末広義則 ●戸畑区=服部美知子

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