平成30年度予算 |1ページ|2ページ|
平成30年度予算 4つの柱の主な取り組み
1にぎわいを創出し、新しいひとの流れをつくる
■創造都市推進事業…500万円
市制55周年を契機に、文化芸術の力を活用した「創造都市・北九州」の実現に向け、「2020年東アジア文化都市」の誘致活動を展開します。
■大規模国際大会誘致関係事業…6800万円
大規模国際大会などの誘致活動を展開します。特に、ラグビーワールドカップ「ウェールズ代表」チームによる市民との交流プログラムのほか、国内最高峰の国際大会「卓球ジャパンオープン荻村杯北九州大会」などを本市で開催します。
■美術鑑賞事業「ミュージアム・ツアー」…3500万円
市内の小学3年生を対象に「初めての美術館体験」をコンセプトにした美術鑑賞プログラムを全区において本格実施します。
■若戸大橋・若戸トンネルの無料化…30億円
市民生活の利便性の向上、本市の物流振興や企業活動の活性化を図るため、若戸大橋・若戸トンネルの無料化を実施します。
2魅力あるしごとを創出し、活力あるまちをつくる
■SDGs未来都市推進事業…1000万円
国が提唱する「SDGs※未来都市」を目指すとともに、市民や企業、団体などに向けたSDGsの理解促進や普及啓発を推進します。
※SDGs…持続可能な開発目標
■北九州空港将来ビジョン推進強化関連予算…9億500万円
北九州空港に新規の国際・国内定期便を誘致するための助成や貨物便誘致のための着陸料の助成などを実施します。
■響灘地区エネルギー産業拠点形成関連予算…5000万円
風力発電関連産業の総合拠点の形成やバイオマス発電関連産業の集積などを図る「グリーンエネルギーポートひびき」事業を推進します。
■クルーズ船誘致事業…1億2000万円
船社などへのセールス活動による、ひびきコンテナターミナルへのクルーズ船の寄港を促進し、寄港時の安全対策などを行います。
3安心して子どもを生み育てることのできるまちをつくる
■「待機児童対策」の推進、教育・保育の質の向上関連予算…313億2100万円
保育所等の入所定員483人分(予定)の拡大に着手するなど、待機児童対策についてさらなる着実な成果を創出します。
■(仮称)平和資料館建設事業…5200万円
戦争の悲惨さを市民に伝え、平和の大切さ等を考えるきっかけとするため、新たに「(仮称)平和資料館」の建設に向け、実施設計などを行います。
■教育環境のさらなる充実
小学校英語教育の充実や部活動の振興と教員の負担軽減など、教育環境のさらなる充実を図ります。また、学校施設の老朽化に対応して、大規模改修や、外壁改修などを実施します。
- ●学校施設老朽化対策事業…7億4400万円
- ●小倉総合特別支援学校整備事業…1億5500万円
- ●小学校英語教育の充実…2億4000万円
- ●スクールカウンセラーの配置…1億4900万円 など
4誰もが安心して暮らせるまちをつくる
■市民の健康寿命の延伸を目指す対策の推進
市民の健康寿命の2歳延伸を目指し、地域、行政、企業などが一体となって、市民一人ひとりの自律的・主体的な健康づくり活動を支援します。
- ●がんを予防するプロジェクト…3300万円
- ●ICTを活用した健康づくりインセンティブ事業…900万円 など
■運転免許証自主返納支援事業…600万円
交通事故の防止を図るため、高齢者運転シミュレーター体験教室の開催や、運転免許証自主返納支援パンフレットを作成します。
中期財政見通し
中期財政見通しは今後の市政運営の参考とするため、平成30年度当初予算を基礎として、一定の条件の下で当面5年間の試算を行ったものです。本市の財政状況は、当面は危機的状況ではないものの、中期的には厳しいものになると見込んでいます。そのため、行財政改革に取り組むとともに、毎年度の予算編成の中で財源の確保や歳出の見直しを行っていきます。
項目 | 平成30年度 当初予算 | 平成31年度 見込み | 平成32年度 見込み | 平成33年度 見込み | 平成34年度 見込み |
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歳入合計(1) | 5497 | 5584 | 5601 | 5604 | 5622 | |
一般財源等(市税等) | 2953 | 2960 | 2971 | 2971 | 2979 | |
その他(国県支出金等) | 2544 | 2624 | 2630 | 2633 | 2643 | |
歳出合計(2) | 5630 | 5739 | 5771 | 5798 | 5844 | |
義務的経費 | 3173 | 3205 | 3231 | 3251 | 3291 | |
投資的経費 | 552 | 650 | 650 | 650 | 650 | |
その他(物件費等) | 1905 | 1884 | 1890 | 1897 | 1903 | |
収支差(3)((1)-(2)) | △133 | △155 | △170 | △194 | △222 | |
決算における不用等(4) | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | |
収支改善見込額(5) | ― | 20 | 40 | 60 | 80 | |
年度末基金残高(6) (前年度末残高+(3)+(4)+(5)) | 255 | 220 | 190 | 156 | 114 |
市民1人当たりの予算(一般会計)の内訳
一般会計予算を市民1人当たりに換算すると、約58万6千円となりこのように使われます。
※人口は96万817人(平成29年12月31日現在の住民基本台帳人口)で計算
◆保健福祉費
福祉・健康・医療の充実
16万4千円
◆諸支出金
市債の返済など
8万3千円
◆教育費
学校教育
7万2千円
◆子ども家庭費
子育て支援
7万円
◆産業経済費
産業学術・観光振興
6万1千円
◆土木費
道路・河川・公園などの整備
4万3千円
◆総務費
行政運営、市民活動
支援、文化振興
4万3千円
◆環境費
ごみ処理、低炭素社会
づくり
1万5千円
◆その他
消防・救急活動、住宅の整備、岸壁の整備など
3万5千円
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