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ギラヴァンツ北九州

3月2日開幕 市民みんなでギラヴァンツを応援しよう！

　本市初のプロスポーツチーム「ギラヴァンツ北九州」。サッカーJ2で昨年は16位（22チーム中）という成績でした。地元チームの活躍は市民の誇りとなり、青少年の健全育成や地域経済の活性化などにつながります。新しい北九州市の顔（シンボル）となるスタジアムも、3年後の完成を目指し、小倉駅北側を予定地に事業を進めています。今回は、就任2年目の柱谷幸一監督に今季の抱負を聞きました。

4年後のJ1昇格に向け、土台を積み上げる2年目

――スローガンは昨季の「一新」を改め「一進」ですが、これに込めた思いを教えてください。

　昨年は、私を含めコーチ陣は全員1年目、選手も20人が入れ替わり、まさに新しいスタートでした。2年目はさらに一歩前へ進もう、という思いで「一進」に決めました。J1昇格の目標にしている平成30年に向け、チーム力を積み上げていくことが私の役割です。

――昨季の手応えと今季の補強ポイントと目標を教えてください。

　昨季の序盤は苦戦しましたが夏以降はメンバーや戦術も固まり、終盤は順位も右肩上がりでシーズンを終えられました。苦しい時期を乗り越えて、チームの土台を築くことができたと思います。今季は主力となり得る選手を8人補強しました。順調なスタートが切れていると思います。目標は順位や勝敗数、得失点など全てで昨季を上回ることです。

――柱谷監督が指導者として大切にしていることは何ですか。

　私の監督としての理念は、「結果と内容とフェアプレー」を同時に達成することです。特に、反則を減らしフェアに戦うことは勝利する確率を高めますし、子どもたちに夢を与えるためにも必要です。それが、サッカーを通して北九州のイメージアップにもつながると思います。もう一つ、選手には「試合に出る選手は若手だから、地元出身だからという理由では選ばない。練習から実力を示しているベストの11人だ」と日ごろから伝えています。

クラブを発展させ、長く監督を続けたい

――北九州の印象はどうですか。

　交通の便が良いし、魚はおいしいし、すごく住みやすいですね。若い人も多く、まちに活気を感じます。また、クラブにとってもスタジアムの建設や企業・行政の協力が得られているなど発展できる大きな可能性があります。しかも少年サッカーが盛んで、10年先20年先には多くの北九州の子どもたちが活躍するかもしれません。それまで、できるだけ長く監督をしていたいですね。

――市民やサポーターへメッセージをお願いします。

　いつもギラヴァンツ北九州をサポートしてくれている皆さん、ありがとうございます。私たちは地域に根ざしたスポーツクラブを目指して、昨年から選手が子どもたちと交流する「スクール☆ギラヴァンツ」を始めました。これをきっかけに、もっと応援してもらえるとうれしいです。そして、将来は北九州がサッカーのまちと言われるように私たちも盛り上げていきます。市民の皆さん、ぜひ、試合を見に来てください。

【この特集に関する問い合わせ】　市民文化スポーツ局スポーツ振興課　TEL093・582・2395