好きっちゃ!北九州市民のコーナー

vol.81 ひまわり

市花の「ひまわり」のような明るい話題をお届けします。

活動の様子写真
▲店舗2階は勉強会や演劇など、さまざまな用途に使われている

遠矢弘毅さん写真

起業家をつなぐネットワークの拠点

インキュベーションカフェオーナー 遠矢弘毅さん(小倉南区・49歳)

 この店のオーナー遠矢弘毅さんは、トレードマークの帽子を被り、扉を開けてすぐのカウンター席で客と談笑している。仲間と食事を楽しむ人や、偶然居合わせた人と話し込む人など、さまざまな光景が見られる「cafe causa(カフェ カウサ)」は、起業への志を持った人と人とをつなぐネットワークの拠点でもある。

 これまで多くの起業家支援を行ってきた遠矢さん。大学在学中から飲食店や税理士事務所、民間企業など多くの職種を経験してきた。そこで築いた経験とネットワークを生かし、北九州産業学術推進機構でこれから起業する人の支援を行うインキュベーションマネジャーを務めることになる。起業家に対して協働に近い形でアドバイスなどの支援を行ううち、公的な立場での限界を感じるようになってきた。

 「起業家の支援をしながら、それ自体が情報発信の場ともなり、なおかつ経済的に自立できる場所がつくれたら」と数年考え抜いて、気軽に誰でも入れるカフェと、起業を目指す人が勉強会やイベントなど自在に使える空間との融合という、現在の店の形態にたどり着いた。

 遠矢さんが小倉駅北側に店を開いたのが6年前。当時、全国でも先駆的だったインキュベーションカフェだが、認知度が低く集客には苦労したという。そんな中でも、「常連客に、人から相談を受ける立場の人が多く、その人たちが『起業のことなら遠矢に相談してみたら』と紹介してくれた」と、徐々に口コミで評判が広がっていった。志を持つ人たちが集まるようになったことで、店が起業相談の場から、人と人をつなぐハブ(結節点)へと変化し、今では全国からうわさを聞いた人が訪れるまでになった。

 起業相談で店を訪れる人に、遠矢さんはその事業をやりたい動機を必ず聞く。「動機がはっきりしているか、情熱はあるか」。それが、転職により天職を見つけた彼の経験則だ。

まちがいファイブ5

イラストのAとBを比べて、違っている部分を見つけてください。間違いは全部で5つ(5画面)です。

※画面番号による消えなどは含みません。

今回のテーマ 戸畑図書館 応募締め切り 9月7日(水)必着

応募方法
 応募は、はがきに、間違っている画面番号と、住所、氏名、年齢、電話番号、市政だよりの感想などを書いて、次の応募先へ。ネット窓口(電子申請)も可。正解者の中から抽選で10人に図書カードを進呈します。
応募先
 広報室広報課「まちがい5」係(〒803―8501 小倉北区城内1―1、TEL093・582・2236)

>>ネット窓口(電子申請)での申し込みはこちら

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8月1日号の答えと当選者

応募総数628

答え
【5つの間違い】(1)(4)(6)(9)(11)
【間違いの部分】(1)青いリュックサックの有無 (4)街灯の高さ (6)竹灯籠の位置 (9)男性の腕時計の有無 (11)女性の籠バッグの形
当選者(敬称略)
石出優奈、岩田久美子、大岩晃、北村ナナ、佐賀紀夫、善明照美、中川路明美、延𠮷政彦、山崎鉄生、山中寛子

 広域連携コーナー

鹿児島マラソン写真

九州お出かけ情報

本市と交流協定を結んでいる九州の主要都市の情報を紹介します。

「鹿児島マラソン」参加ランナーを募集

 来年3月5日(日)、鹿児島市と姶良市を走ります。募集は●マラソン(42.195km)=対象 18歳以上(高校生は除く)。定員、定数 1万人。料金、費用 1万円 ●ファンラン(8.9km)=対象 中学生以上。定員、定数 2000人。料金、費用 3000円。共通の内容 申し込みは9月1~30日。詳細は鹿児島マラソン実行委員会事務局 TEL099・803・9622へ。

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