好きっちゃ!北九州市民のコーナー

キラリ

市制50周年を記念し、北九州市の今と昔を写真で紹介します。

関門橋【門司区】

 昭和43年着工。現代技術のすべてが結集された工事の末、同48年に完成した関門橋。当時、全長1068mの長さは東洋一の規模を誇った。現在も海峡のシンボルとして親しまれている。

昭和47年
▲架橋工事中の関門橋。後ろに見えるのが門司港地区
出展:「北九州思い出写真館」(北九州都市協会発行、絶版)

現在

vol.29 ひまわり

市花の「ひまわり」のような明るい話題をお届けします。

北盲亭小もじ写真
▲プロ顔負けの語り口で
笑いをとる北盲亭小もじ
(C)福岡ひびき信用金庫

山下雄也さん、吉田先生写真
▲雄也さん(左)と吉田先生

“耳と口”で芸を習得 師弟の絆でつかんだ日本一

北九州視覚特別支援学校 落語研究会 山下雄也さん(門司区・13歳)

 「普段の稽古で師匠はあまり怒らないですが、高座ですべったら怒られます」。さながらプロの噺家(はなしか)のようなコメントをするのは、全国チャンピオンになったアマチュア落語家「北盲亭小もじ」こと、山下雄也さん。

 昨年7月、「ひむかの国こども落語全国大会」中高生の部で優勝した。芸名の「北盲亭」は北九州視覚特別支援学校の旧称「北九州盲学校」に由来しており、先天性の視覚障害でほとんど目が見えないというハンデを抱えながらの快挙だった。

 稽古はマンツーマン。ネタは専ら師匠であり小学部時代の担任であった吉田大作先生が話すものを聞いて覚えるという。1年かけて1作の古典落語をマスターする。仕草や目線などの細部は、師匠が手を取るなど体で教える。抑揚の効いた話しっぷりだが、「僕は力で押すタイプの落語なので。気合いでバーンといきます。師匠もそういうやり方ですし」と照れをみせる。

 落語を始めたきっかけは小学部2年の時に聞いた、アマチュア日本一の経歴を持つ吉田先生の高座。「笑いをとれるのが面白いと思った」と今でも記憶は鮮明だ。4年の時、その吉田先生が担任になり、落語クラブを結成。中学部では落語同好会として活動し、師匠一門の寄席や市民センターなどで高座に上がっている。

 吉田先生は、雄也さんにとっての落語を、「外に出て社会との接点を持ち続ける手段としてほしい。視覚障害者にとってはとても大事なもの」だという。「もともと明るい子ですが、落語でさらに学校や家庭を明るくしている。私にとって学校での初弟子なので、やっぱりかわいいですね」と目を細める。

 今年の全国大会では惜しくも優勝を逃したが、「皆さん面白い落語でしたよ。でも、自分の方が面白いです。師匠が作りましたから」と来年に向けて自信たっぷり。しかし、プロの噺家になるつもりはない。師匠のようにアマチュアで続け、落語を誰かに教えたいのだという。夢はラジオの有名なパーソナリティーになること。「皆さん、私が出るまで待っててください」と目を輝かせる。噺家独特の小気味よい語り口で、お茶の間の耳を楽しませる姿が、そこに見えたようだった。

まちがいファイブ5

イラストのAとBを比べて、違っている部分を見つけてください。間違いは全部で5つ(5画面)です。

※画面番号による消えなどは含みません。

今回のテーマ 無法松ツーデーマーチ 応募締め切り 9月7日(金)必着

応募方法
 応募は、はがきに、間違っている画面番号と、住所、氏名、年齢、電話番号、市政だよりの感想などを書いて、次の応募先へ。正解者の中から抽選で10人に図書カードを進呈します。
応募先
 広報室広報課「まちがい5」係(〒803―8501 小倉北区城内1―1、TEL093・582・2236)
  • イラストA
  • イラストB

8月1日号の答えと当選者

応募総数367

答え
【5つの間違い】(1)(3)(6)(8)(9)
【間違いの部分】(1)ビルの高さ (3)カモメがいない・いる (6)男の子の手の形 (8)女性の帽子が飛んでいる (9)線路脇の距離標の位置
当選者(敬称略)
●門司区=恒川竜 ●小倉北区=江間丈重、山地真理子 ●小倉南区=麻生嶋久乃 ●若松区=船元すばる ●八幡東区=佐藤久義、田村喜久美 ●八幡西区=岡部初美、槙政春 ●戸畑区=河野一興

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