市民のコーナー
市制50周年を記念し、北九州市の懐かしいスポットを紹介します。
▲道路を挟んで西鉄戸畑線の終点・戸畑駅がある交通の要衝だった。待合所は昭和46年に建て替えられ、鉄筋コンクリート2階建てとなった。(昭和40年頃撮影・北九州市広報室蔵)
戸畑渡し場【戸畑区】
古くは「大渡川渡船」と呼ばれる個人経営の伝馬船から始まった若戸渡船の戸畑側乗船所。明治後期に公営となり、大正期から昭和38年の五市合併までは若松市と戸畑市で共同経営された。同37年9月の若戸大橋開通に伴い廃止の危機にさらされるが、利用者の強い要望により存続することとなった。利用者は減ったものの、市民からは「ポンポン船」の愛称で親しまれており、現在も通勤・通学の足として活躍している。直線距離にして約400mを3分、大人片道100円で結ぶ。

市制50周年記念市民公募50事業に選ばれた事業を紹介します
▲音楽に合わせ、花火とレーザーのショーが展開される(写真はイメージです)
夜空に花開く、クリスマスの贈り物
(一社)北九州中小企業経営者協会副会長 白石伸夫さん(小倉北区・66歳)
澄んだ冬の夜空を彩る花火とレーザー光線、そして音楽との融合。この冬、北九州市に新たな風物詩が生まれるかもしれない。
クリスマス直前の12月22日(日)に小倉駅北側のあさの汐風公園で初めて開催される「Xmasファンタジー in 北九州」は、グルメ屋台やキャラクターショー、バンド演奏、約30分間の音楽花火などが予定されているイベントだ。市内外から約2万人の来場者を見込んでいる。主催する北九州中小企業経営者協会の白石伸夫さんは、「他の地域を見ると、冬でも花火は集客力があります。特に小倉はアクセスが良く県外からの日帰りが可能です。北九州市の冬場の核となるイベントにしたいです」と意気込む。また、夏の花火に比べ終了時間が19時と早いが、「終了後に繁華街へ繰り出して、イルミネーションを楽しんだり、食事や買い物をしてもらいたい」と、小倉駅を挟んだ南北エリアの活性化につなげたい狙いもある。
北九州中小企業経営者協会は「人づくり場づくりを通じて北九州地域経済の発展に尽くす」を理念に掲げ、中小企業が単独では実現困難な事業を手助けし、地域経済の発展に寄与することを目的とした団体。会の中で冬の花火をしたいという意見が上がり、実施を決めた。「今年は市民の方と一緒に市制50周年を祝いたいと思い、市民公募事業に応募しました」と白石さん。しかし、準備を始めてみると想像以上に困難だったという。「初めての企画に中小企業の社長たちは戸惑っていましたが、適材適所で力を発揮できるように役割を変更しました。音楽花火で市民の皆さんに感動を与えられたら、という思いで頑張っています」と、会員企業が一丸となり準備を進める。準備に当たっては、道路や海上規制に必要な行政の許可を取り付け、またモノレール企救丘総合基地駐車場の当日無料開放など、民間からも多くの協力を得ることができた。
「クリスマス前の華やかな小倉の街を家族や友人同士で楽しんでほしいです」と白石さん。北九州のまちへ恩返ししたいという、この団体の熱意が聖夜を熱くする。
イラストのAとBを比べて、違っている部分を見つけてください。間違いは全部で5つ(5画面)です。
※画面番号による消えなどは含みません。
今回のテーマ カウントダウン in 門司港レトロ 応募締め切り 12月6日(金)必着
- 応募方法
- 応募は、はがきに、間違っている画面番号と、住所、氏名、年齢、電話番号、市政だよりの感想などを書いて、次の応募先へ。正解者の中から抽選で10人に図書カードを進呈します。
- 応募先
- 広報室広報課「まちがい5」係(〒803―8501 小倉北区城内1―1、TEL093・582・2236)
11月1日号の答えと当選者
応募総数435通
- ●答え
- 【5つの間違い】(4)(5)(6)(9)(11)
- 【間違いの部分】(4)チアガールの人数 (5)審判の向き (6)控え選手の腕の位置 (9)車椅子の番号 (11)選手のリストバンドの有無
- ●当選者(敬称略)
- ●門司区=今井多九郎 ●小倉北区=原口あきら ●小倉南区=小松恭子、角崎永奈 ●若松区=長野美津留、成清薫 ●八幡東区=村上眞理子 ●八幡西区=
谷りえ、岸川怜司 ●戸畑区=山孝子