【料金について記載のない催しは入場無料(参加無料) 時間は24時間表記】

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2月の最終日は世界希少・難治性疾患の日(RDD)

世界希少・難治性疾患の日(Rare Disease Day)とは?

Rare Disease Dayロゴイラスト

 希少・難治性疾患(難病)の患者の生活の質の向上を目指して、平成20年にスウェーデンで始まった活動です。日本は22年から参加、28年には世界85カ国が参加しています。

希少・難治性疾患(難病)とは?

 発病の仕組みが明らかでなく、かつ治療方法が確立していない希少な疾病で、長期にわたり療養を必要とするものです。国から指定されている難病は306疾病あり、それぞれの患者数が少なく、さまざまな種類の疾病があるため、周りの人から理解が得にくく、生活上の不安が大きいという特徴があります。

●本市の指定難病患者数は7908人です(平成28年3月31日現在の特定疾病医療受給者数)。

啓発イベント

モモマルくんイラスト

 難病は誰でも発症する可能性があります。市民の皆さんに難病について関心をもってもらうために「北九州市で初」のRDDの啓発イベントを開催します。2月18日(土)12時と14時に、小倉駅JAM広場東側通路(モノレール小倉駅前)でサプライズイベントあり。

 その後、人権の約束事運動のマスコットキャラクター・モモマルくんによるプレゼントを配布。

なんくるかふぇ&Bar(難病カフェ)

モモマルくんイラスト

 一日限定でカフェをオープン。スイーツ・ドリンクの振る舞いや栄養・薬・就労・療養生活などの相談コーナーなど。2月25日(土)14時30分~16時30分、あぶくりキッチン(小倉北区魚町3丁目)で。

 これらのイベントが難病の患者と社会をつなぐ架け橋となり、難病への理解が進むきっかけとなることが期待されます。難病の患者と家族はもとより、市民の誰もが参加できます。

 この機会に、難病について一緒に考えてみませんか。

 問い合わせは総合保健福祉センター管理課 TEL093・522・8761へ。

北九州 食の魅力まるごと発信

問い合わせは産業経済局食の魅力創造・発信室 TEL093・582・2080

旬を食べよう! 地元いちばん

若松潮風®キャベツ写真

広大なキャベツ畑写真
▲広大なキャベツ畑

◆若松潮風®キャベツ

 若松潮風®キャベツは、形が平たく、中身がギュッと詰まった甘みの強い寒玉系(冬系)のキャベツです。素材として生で食べてよし、煮てもよし、炒め物でも漬物でもさまざまな料理に最適な万能選手です。旬は12月から3月で、品質、味にこだわって生産される若松潮風®キャベツは、小倉発祥焼うどんの名脇役ですが、実はお好み焼きの本場広島でも高い評価を得ています。北九州農業協同組合では、「若松潮風®」として商標登録を行い、地域の特産品としてブランド化を推進しています。

購入は農産物直売所またはお近くのスーパーで

 旬の時期になれば比較的手に入りやすい野菜です。巻きが強くずっしりと重いものを選びましょう。切り口がみずみずしいものが新鮮です。保存は濡れ新聞紙で包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫で。

■食材レシピ

若松潮風®キャベツのミルフィーユ鍋

若松潮風®キャベツのミルフィーユ鍋写真

【材料】4人分

若松潮風®キャベツ…中1個、豚肉(薄切り)…300g、白髪ネギ…1本分、ショウガ千切り…1/4個

(A)しょうゆ…大さじ2、カツオ・昆布だし…1200cc、塩…小さじ1

【作り方】
(1)
キャベツは8等分にカットして芯を取ります。
(2)
キャベツと豚肉を交互にはさみ、鍋に敷き詰めます。
(3)
(A)を入れ火にかけます。沸騰したらふたをして煮ます(約15分)。
(4)
火が通ったら薬味の白髪ネギ・ショウガの千切りを上に置いて、出来上がり。
その他レシピ:「モツ鍋」「ロールキャベツ」「炒め物」にもよく合います。

北九州 音楽の散歩道(おんがくのさんぽみち)

本市にゆかりのある演奏家をシリーズで紹介します。

シンプルな楽器が奏でる多彩な音色に導かれて

尺八・土笛演奏家 山崎箜山(やまさきこうざん)

山崎箜山さん写真
▲G7北九州エネルギー大臣会合歓迎レセプションでの演奏(写真中央)

山崎箜山さん写真

 「私はもともとバンドに熱中していましたから」。伝統を継承しつつも邦楽の枠内にとどまらず、賛美歌「アメージンググレイス」やジョン・レノンの「イマジン」など、他ジャンルの曲も尺八で演奏する理由を山崎箜山さんはこう語ります。

 島根県で生まれ、小倉南区で育ち、現在も同区で暮らす山崎さんが尺八を習い始めたのは19歳の時。

 それまではロックバンドでベースとボーカルを担当するなど邦楽とは距離を置いていましたが、人間国宝の尺八奏者・山本邦山さんがNHK交響楽団をバックに現代音楽を演奏するのを聴いて衝撃を受けます。「尺八でこんなことができるのか」と驚き、父である二世・山崎北山さんに都山流尺八の手ほどきを受けた後、二世・池田静山さんに師事。都山流尺八本曲コンクール全国大会で二度も優勝するなど才能が開花し、平成18年には北九州市民文化賞を受賞しました。

 今でこそ、異なるジャンルの演奏家との共演や、その垣根を越えた演奏は珍しくありませんが、当時は、古典曲以外の演奏に苦言を呈されることもありました。

 しかし、良いものは必ず伝わると信じて活動を続けた結果、津軽三味線を演奏する吉田兄弟の尺八担当として、レコーディングや全国・海外ツアーへの参加を依頼されるなど活動の幅が大きく広がり、尺八の魅力を多くの人に知ってもらうことにつながりました。

 さらに最近では「何でも興味を持つ子どものうちにいろいろな体験をして欲しい」と、市内小学校での特別授業で尺八演奏体験を指導しています。

 また、4月29日(祝)には戸畑市民会館(戸畑駅前、ウェルとばた3階)で「音楽の宝石箱~風の旋律」コンサートに出演し、ソプラノ歌手やフルート、ギター奏者と共演します。

 尺八の澄み切った迫力のある音色を聴きに出掛けてみませんか。

 問い合わせは市民文化スポーツ局文化企画課 TEL093・582・2391へ。

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