特集地域を守る消防団

大切な人、大切な街を守ります

 地域を守る消防団

消防車写真

 皆さんは、火災や土砂崩れなど災害が発生したときに、消防団がどのような活動をするかご存知ですか。

 消防団は市内に8団あり、その中に※69の分団が設置されています。火災発生現場の地域を担当する分団が、出動指令に応じて初期消火や延焼防止といった消火活動や救助活動、大規模災害時の避難誘導・安否確認などを消防署と協力して行っています。

 消防団員数は市内全域で※1932人。「自らの地域は自らで守る」という姿勢で地域防災の中核となり、私たちの大切な人と街を守っているのです。

 今回は、学生消防団員や女性消防団員などの活躍も紹介しながら、地域を守る消防団について特集します。

 ※のデータは2月1日現在。

わたしたちの街の消防団

わたしに できることは なんだろう?

いつでも迅速に!

日々訓練に努めています

消防団と消防署が連携の写真
▲消防団と消防署が連携

 消防団員は、それぞれ別に仕事等を持っていることが多く、限られた時間の中で消火訓練や応急手当ての普及指導などを行っています。

 実際に火災等の災害が起これば、消防署と連携・協力して対応することが重要です。

 1月に実施された警防技術錬成会では、消防団員と消防職員が連携し、消火技術の確実性・安全性を高める訓練を行いました。

消防団員の消化訓練写真

学生消防団員を応援!

「学生消防団活動認証制度」

専門学校生の中村将人さん写真
▲専門学校生の中村将人さん

 地域防災には、若い世代の参加も不可欠です。市内では※46人の大学・専修学校生が、消火方法や非常時に役立つ知識・技術を学び、消防団で活躍しています。

 本市は、これらの学生消防団員を応援するため、大学生等が消防団員として活動した実績を市長が認証する「学生消防団活動認証制度」を始めました。学生たちも自分が住む地域を守ることに貢献しながら、その経験を就職活動などに生かすことができます。

 ※のデータは2月1日現在。

女性消防団員が高齢者を訪問

「いきいき安心訪問」

「お年寄りに喜んでもらえるのがうれしいです」と語る木村美保さん(写真中央)と濱田由美子さん(写真右)写真
▲「お年寄りに喜んでもらえるのがうれし
いです」と語る木村美保さん(写真中央)と
濱田由美子さん(写真右)

 各区の消防団にはそれぞれ女性消防団員がおり、高齢者宅を訪問して、日々の生活の中で発生しやすい事故の予防・防火指導などを行っています。また、顔を合わせて会話することで健康状況を確認し、必要があれば市の関係機関へ連絡するなど、高齢者が安心して暮らせるよう活動しています。

街を守る消防団を応援します

「消防団応援の店」制度

協賛店に掲げられる表示証「消防団応援の店」イラスト
▲協賛店に掲げられる表示証

 消防団員やその家族が、この制度に協賛した店舗等を利用した際に、料金の割り引きや飲み物のサービスなど、その店独自の特典を付けることで消防団を応援する「消防団応援の店」制度。市内の※約90店舗がこの制度に賛同し、地域ぐるみで消防団を応援する機運を高めています。

 ※のデータは2月1日現在。

将来の地域防災を担う

「少年消防クラブ」

 地域が主体となって組織された少年消防クラブの子どもたちも、消防団とともに地域の防災に一役買っています。

 少年消防クラブでは、消防団員などの指導のもと小学生から高校生までのクラブ員が、放火を防ぐためのパトロールや消防訓練を通じて防災に取り組んでいます。

消防団員による放水訓練の指導写真
▲消防団員による放水訓練の指導

女性消防団員による応急手当ての指導写真
▲女性消防団員による応急手当ての指導

あなたのチカラを消防団に!

消防団員を募集しています

 あなたの参加が、地域の防災力を高めることにつながります。18歳以上で、消防団の区域内に住むか勤務する人など、入団要件の詳細は各消防署予防課に問い合わせを。

【各消防署予防課の電話番号】
門司消防署 TEL093・372・0119
小倉北消防署 TEL093・582・0119
小倉南消防署 TEL093・951・0119
若松消防署 TEL093・752・0119
八幡東消防署 TEL093・663・0119
八幡西消防署 TEL093・622・0119
戸畑消防署 TEL093・861・0119

全国消防イメージキャラクター「消太」イラスト

【この特集に関するお問い合わせ】 消防局人事課 TEL093・582・3805

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