【料金について記載のない催しは入場無料(参加無料) 時間は24時間表記】

すこやかハート北九州

保健福祉の情報をお伝えします

知っていますか? 発達障害のこと

発達障害とは

 発達障害は、脳機能の障害で起こるといわれており、「自閉症・アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)」「学習障害(LD)」「注意欠陥多動性障害(ADHD)」などがあります。人によってさまざまな特徴があり、多くは2~3歳頃から目立ち始めますが、中には気付かれないまま大人になり、悩みを抱えている人もいます。早めに気付き、その人の特性に合った支援があれば、豊かな才能を育み、生き生きと暮らしていくことができます。

〈こんな辛さを抱えています〉
  • 自分の気持ちを言葉や表情にできない。
  • 予測できないことや急な変更が苦手で不安が強くなる。
  • 大きな音が苦手、嫌いな音、声、臭いがある。

発達障害の人への対応は

  • その人に合わせて、絵カードや写真を使って分かりやすく説明する。
  • 人混みやざわつき、大きな音が苦手な人には、集中できる環境を整える。
  • 注意は優しく、手短にする。

発達障害に関する相談窓口

  • ◆わいわい子育て相談 子どもの心と体の発達で気になることや子育ての不安等の相談に、小児科医、臨床心理士、作業療法士、保健師、保育士などが応じます。対象 未就学児と保護者。詳細は各区役所健康相談コーナーへ。
  • ◆発達障害者支援センター「つばさ」(小倉南区春ケ丘、電話093・922・5523) 対象 発達障害のある人や家族、支援者。西部分所(若松区大字小敷)もあり。
  • ◆特別支援教育相談センター(小倉南区春ケ丘、電話093・921・2230) 学習についていけない、就学に不安があるなど、特別な支援が必要な人の教育的支援の相談に応じます。

 共通の内容 詳細は市のホームページでもご覧になれます。

公式Facebookページ「北九州市の発達障害支援情報」

 発達障害に関する講演会、啓発イベント等の開催案内、本人や家族で構成されている団体や支援団体の紹介などの情報発信を行っています。

〈https://www.facebook.com/kitakyushu.hattatsushogai/〉

 問い合わせは保健福祉局精神保健福祉課 電話093・582・2439へ。

福祉有償運送のご利用を

 特定非営利活動法人等による福祉有償運送は、タクシー等の輸送サービスを補完する手段として移動制約者(介護保険の要介護・要支援の認定を受けている人や各種障害者手帳を持つ人など)の輸送確保のために運用されています。利用料金などは、各団体へお問い合わせください。

他の輸送事業との対象の条件の比較

  • ●福祉有償運送 単独では公共交通機関を利用することが困難な身体障害者、要介護者、要支援者のほか、手帳などの有無に関わらず、肢体不自由、内部障害、知的障害、精神障害、その他の障害のある人
  • ●介護タクシー(介護保険を利用する場合) 要介護認定者(要介護1以上で、乗降に介助を必要とする人)
  • ※要支援の人は利用できません。
  • ※ケアマネジャーへの相談が必要です。
  • ●一般タクシー 条件なし

市内福祉有償運送実施団体

 ●陽気(小倉南区志井2丁目、電話090・1926・1859) ●好楽会(小倉南区長行西2丁目、電話090・5738・2482) ●まどか(若松区波打町、電話093・771・1945) ●通院介護センター さわやか 小倉事業所(小倉北区片野1丁目、電話093・647・3210) ●通院介護センター さわやか 八幡事業所(八幡東区春の町2丁目、電話093・672・7595) ●北九州あいの会(八幡西区八千代町、電話093・642・3921) ●北九州ひだまりの会(八幡西区鉄王2丁目、電話093・641・0139) ●北九州あゆみの会(戸畑区汐井町、電話093・881・6818) ●敬愛福祉(小倉北区泉台3丁目、電話093・883・8884) ●北九州市社会福祉協議会(戸畑区汐井町、電話093・881・0110)

運転ボランティアを募集

 募集は送迎の運転ボランティア。条件など詳しくは各福祉有償運送実施団体へ。

 問い合わせは保健福祉局地域福祉推進課 電話093・582・2060へ。

ひまわり vol.97

市花の「ひまわり」のような明るい話題をお届けします。

前田翔偉さん(3年・写真左)進戸蒼大さん(2年)写真

最高のパートナーに出会い さらなる飛躍へ

福岡県立ひびき高等学校 ソフトテニス部

前田翔偉さん(3年・写真左) 進戸蒼大さん(2年)

 昨年8月、千葉県であった全国高等学校定時制通信制体育大会ソフトテニスの部・男子個人戦(ダブルス)で、前田翔偉さん・進戸蒼大さんペアが全国制覇を成し遂げた。

 二人はそれぞれ小学生の時にソフトテニスを始めたが、ペアを組んだのは一昨年の夏。進戸さんは「こんなに息が合うのは珍しい」と驚いたという。前田さんも「信頼して戦えている感覚が良い」と感じていた。事実、ペア結成以来負けなしと、盤石の強さを築き上げてきた。

 課題だったのは練習時間の確保。高校の部活動は16時30分からの1時間だけ。そこで、互いの連携強化と苦手克服のための練習に集中した。さらに、個別に社会人チームに所属して腕を磨いた。

互いが互いの期待に応え、高め合える関係だ写真
 ▲互いが互いの期待に応え、高め合える関係だ

 努力を積み上げ挑んだ全国大会。団体戦は惜しくも3位だったが、二人のペアは前年の個人戦優勝ペアに勝利し勢いがついた。順調に勝ち進む中、個人戦準々決勝の中盤で進戸さんの足がつるというアクシデントが起こる。前田さんの幅広いカバーもあって勝利した後、次の試合までの20分間に患部を手当てし回復に努めた。そして準決勝、決勝は危なげない勝利で優勝。「これまでの努力が大舞台での優勝につながってうれしかった」と、目標達成を二人で喜んだ。

 そうした成果が認められ、今年2月、二人は共に「北九州市民スポーツ賞」を受賞した。

 前田さんの大学受験のためペアは解消するが、二人とも自立を促す高校の校風の中でソフトテニスを通して、目標に向けて努力することや協力する大切さを学んだ。その姿勢はこれからもきっと変わらないだろう。さらなる飛躍に向けて、二人の挑戦は続く。

ふぐイラスト

関門連携コーナー海峡の友

下関市と北九州市では、
市政だよりでお互いの情報を交換し掲載しています。

リフレッシュパーク豊浦「春の花まつり」写真

リフレッシュパーク豊浦「春の花まつり」

 約50万本の菜の花、チューリップ、サクラなどを観賞できます。3月23日(土)~4月7日(日)の8時30分~17時。期間中の土・日曜日はナチュラルマーケットや飲食物の販売などあり(9~16時)。料金、費用 入園料が必要。問い合わせはリフレッシュパーク豊浦(下関市豊浦町、電話083・772・4000)へ。

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