KitaQ
Zero Carbonとは

市民・企業の共創で
脱炭素に取り組み、競争力
のある都市「北九州」へ。

コンセプト

最近、「カーボンニュートラル」「ゼロカーボン」という言葉を
日常の中でよく目にするようになりました。
気候変動対策に向けた世界共通の目標
「温室効果ガス排出量実質ゼロ」を示すことばです。

この大きな目標に向けて、わたしたちが住む北九州市で、
たくさんの変化が起き、たくさんの人が行動を起こしています。

わたしたち一人ひとりに、今、できることがあります。

KitaQ Zero Carbonは、一つひとつのアクションを集めて、
気候変動対策にみんなで取り組むプロジェクトです。

CHALLENGE

わたしたちにできる脱炭素への取組

エネルギーを節約・転換しよう

クールビズ・ウォームビズ
家庭からのCO₂排出量の用途別内訳では、冷房と暖房で約18%を占めています。適度な冷暖房で、気候に合わせて快適に過ごせる服装や取組を促すライフスタイル、クールビズ・ウォームビズを実践しましょう。

暮らしのメリット

  • 気候に合わせた服装で、仕事の効率がアップします。
  • 新たな働き方にあわせた服装で、リラックスして仕事ができます。
  • 過度な冷房使用を見直すことで、家族の健康(体温調節機能の維持)にもつながります。

北九州市の取組

節電
家庭からの電気消費量のうち、約5%も待機電力で消費されています。
待機電力をなくすためにも、こまめなスイッチオフと、電気製品のプラグをコンセントから抜くことを心がけましょう。

暮らしのメリット

  • こまめなスイッチオフは、光熱費を節約できます。
  • こまめに電気製品のプラグを抜くことは、漏電による火災などの事故防止にも。

宅配サービスをできるだけ一回で受け取る
宅配便の総数のうち約15%が再配達という調査結果があります。再配達の際にもCO₂は排出されます。日時指定や置き配、宅配ボックス等の利用などで、できるだけ1回で荷物を受け取りましょう。

暮らしのメリット

  • 置き配や宅配ボックス等を活用すると、都合のよい時間に、非接触で安心して受け取れます。
  • 荷物の問い合わせや配達状況の確認ができるアプリを活用すると、再配達が減り、自分の時間も有効に使えます。

北九州市の取組

CO2の少ない交通手段を選ぼう

車を使わない日をつくろう
自動車のCO₂排出量は、家庭からのCO₂排出量の約1/4を占めます。
徒歩、自転車や公共交通機関など自動車以外の移動手段の選択(スマートムーブ)や、エコドライブの実施、カーシェアリングを積極的に利用していきましょう!

暮らしのメリット

  • 近い距離はできるだけ歩いたり自転車に乗るようにすると、健康的な生活にもつながります。
  • 自動車は、発進するときに約4割の燃料を使います。発進するときの「ふんわりアクセル」など、
    エコドライブをすると、燃料代を削減でき、同乗者も安心できる安全な運転になります。

北九州市の取組

食品ロスをなくそう

食事を食べ残さない
日本の食品ロス量は、1人1日あたりおにぎり約1個分。自分の食べられる量の注文をし、もし残す場合は持ち帰りましょう。

暮らしのメリット

  • 食べ残しの持ち帰り(mottECO)が可能であれば、廃棄も減らせる上に、
    次の食事として食べることで食費の面でもおトクです。
  • 適量の注文により、食事代を節約できます。

北九州市の取組

旬の食材、地元の食材でつくった菜食を取り入れた健康な食生活
現在、日本ではカロリーベースで約60%を輸入食品で賄っており、その分フードマイレージ(輸送量×輸送距離:輸送に掛かるCO₂排出量も増える)が大きくなっています。食品を購入する際は、食品のトレーサビリティ表示(生産、加工や流通など食品の取扱いの記録)、国産の物や旬の物を意識して選択してみましょう。

暮らしのメリット

  • 旬の食材はおいしく、栄養価が高く、新鮮な状態で食べることができます。
  • 食を通じて、季節感や地域の気候風土を感じることもできます。
3R(リデュース、リユース、リサイクル)

使い捨てプラスチックの使用をなるべく減らす。マイバッグ、マイボトル等を使う
プラスチックごみの不適正な処理は生態系にも影響を及ぼしています。ごみを減らすため、マイボトルやマイバッグなど繰り返し使える製品を持ち歩きましょう。

暮らしのメリット

  • 自分の好きなおしゃれなバッグや容器を楽しめます。
  • 海洋汚染などの環境負荷を軽減し、生態系を守ることで自分たちの生活をプラスチック汚染から守ることができます。

北九州市の取組

修理や補修をする
Repair(リペア)とは、ものが壊れた時に修理して、できるだけ長く大切に使うことです。古くなったり壊れたりしたものをリメイクすることなども、とても重要です。

暮らしのメリット

  • 親から子へ世代を超えて同じものを共有することも可能です。
  • キズや汚れからすぐものを捨てる習慣を、リメイクして大切に使う習慣に変えることで、
    新しいものを購入するコストを削減できます。

ごみの分別処理
「3R」(リデュース(ごみの発生抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(再生利用))は、CO₂排出量減につながります。まずは減らす工夫をしてみましょう。

暮らしのメリット

  • 回収された資源ごみから梱包資材など日常生活に欠かせないリサイクル製品を作り出すことができます。

北九州市の取組

CO2の少ない製品・サービスを選ぼう

脱炭素型の製品・サービスの選択
商品を選択する時、環境配慮マークの付いた商品やCO₂排出量を見える化して商品に表示されている商品を進んで選択してみましょう。

暮らしのメリット

  • 廃棄時に分別が楽な商品もあります
  • 環境に配慮する製品やサービスの供給量が増え、商品の多様化・価格低減化につながります。
  • 環境に配慮する企業を応援できます。

環境保全活動に積極的に参加しよう

植林やごみ拾い等の活動
地球温暖化の現状は他人事ではなく、一人ひとりの行動の上に成り立っています。地域の環境活動などに参加してみましょう。

暮らしのメリット

  • 環境を大事にする気持ちを行動で表せます。
  • 脱炭素アクションの取組を発信・シェアすることで取組の輪を広めることができます!

北九州市の取組

環境省「ゼロカーボンアクション30」をもとに作成

EXAMPLE

具体的な取組

KitaQ Zero Carbon
ポータルサイト

「気候変動対策のために、何か行動を起こしたいけれど、何をしたらいいのかわからない」
という方に向けて、みなさまが参加できるイベント情報を中心に発信しています。

カーボンニュートラルへの
アクションを可視化

ソーシャルアクションカンパニー(株)が提供する社会貢献活動を可視化するアプリactcoin(アクトコイン)を使って、
カーボンニュートラルに向けた取組への参加にポイントを付与し、
一人一人へのアクションを可視化しています。
あなたの今日のアクションが、気候危機を回避し、将来の世代も
安心して暮らせる持続可能な社会につながっていきます。