コンセプト
最近、「カーボンニュートラル」「ゼロカーボン」という言葉を
日常の中でよく目にするようになりました。
気候変動対策に向けた世界共通の目標
「温室効果ガス排出量実質ゼロ」を示すことばです。
この大きな目標に向けて、わたしたちが住む北九州市で、
たくさんの変化が起き、たくさんの人が行動を起こしています。
わたしたち一人ひとりに、今、できることがあります。
KitaQ Zero Carbonは、一つひとつのアクションを集めて、
気候変動対策にみんなで取り組むプロジェクトです。
わたしたちにできる脱炭素への取組
クールビズ・ウォームビズ
家庭からのCO₂排出量の用途別内訳では、冷房と暖房で約18%を占めています。適度な冷暖房で、気候に合わせて快適に過ごせる服装や取組を促すライフスタイル、クールビズ・ウォームビズを実践しましょう。
節電
家庭からの電気消費量のうち、約5%も待機電力で消費されています。
待機電力をなくすためにも、こまめなスイッチオフと、電気製品のプラグをコンセントから抜くことを心がけましょう。
宅配サービスをできるだけ一回で受け取る
宅配便の総数のうち約15%が再配達という調査結果があります。再配達の際にもCO₂は排出されます。日時指定や置き配、宅配ボックス等の利用などで、できるだけ1回で荷物を受け取りましょう。
車を使わない日をつくろう
自動車のCO₂排出量は、家庭からのCO₂排出量の約1/4を占めます。
徒歩、自転車や公共交通機関など自動車以外の移動手段の選択(スマートムーブ)や、エコドライブの実施、カーシェアリングを積極的に利用していきましょう!
食事を食べ残さない
日本の食品ロス量は、1人1日あたりおにぎり約1個分。自分の食べられる量の注文をし、もし残す場合は持ち帰りましょう。
旬の食材、地元の食材でつくった菜食を取り入れた健康な食生活
現在、日本ではカロリーベースで約60%を輸入食品で賄っており、その分フードマイレージ(輸送量×輸送距離:輸送に掛かるCO₂排出量も増える)が大きくなっています。食品を購入する際は、食品のトレーサビリティ表示(生産、加工や流通など食品の取扱いの記録)、国産の物や旬の物を意識して選択してみましょう。
使い捨てプラスチックの使用をなるべく減らす。マイバッグ、マイボトル等を使う
プラスチックごみの不適正な処理は生態系にも影響を及ぼしています。ごみを減らすため、マイボトルやマイバッグなど繰り返し使える製品を持ち歩きましょう。
修理や補修をする
Repair(リペア)とは、ものが壊れた時に修理して、できるだけ長く大切に使うことです。古くなったり壊れたりしたものをリメイクすることなども、とても重要です。
ごみの分別処理
「3R」(リデュース(ごみの発生抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(再生利用))は、CO₂排出量減につながります。まずは減らす工夫をしてみましょう。
脱炭素型の製品・サービスの選択
商品を選択する時、環境配慮マークの付いた商品やCO₂排出量を見える化して商品に表示されている商品を進んで選択してみましょう。
植林やごみ拾い等の活動
地球温暖化の現状は他人事ではなく、一人ひとりの行動の上に成り立っています。地域の環境活動などに参加してみましょう。
※ 環境省「ゼロカーボンアクション30」をもとに作成
具体的な取組
「気候変動対策のために、何か行動を起こしたいけれど、何をしたらいいのかわからない」
という方に向けて、みなさまが参加できるイベント情報を中心に発信しています。
プロジェクトへの参加状況を集計し、発信しています。
市内で今参加できるアクションを掲載しています。
未来の地球を守るための北九州市の取組を紹介しています。
ソーシャルアクションカンパニー(株)が提供する社会貢献活動を可視化するアプリactcoin(アクトコイン)を使って、
カーボンニュートラルに向けた取組への参加にポイントを付与し、
一人一人へのアクションを可視化しています。
あなたの今日のアクションが、気候危機を回避し、将来の世代も
安心して暮らせる持続可能な社会につながっていきます。