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住居の探し方

留学生が住居を探す際、学校側で住まい探しをサポートしてくれるケースも多くあります。学生寮への入居に限らず、地域の不動産業者への斡旋で力になってくれることもありますので、まずは留学先の学校へ相談してみましょう。

  • 学校からの紹介
    留学生を受け入れている学校では、学校周辺の学生向け賃貸などを紹介してくれる場合があります。まずは留学生担当窓口へ問い合わせてみましょう。
  • インターネット検索
    留学先の地域や学校名、最寄り駅、希望の賃料などから部屋探しができます。気になる物件が見つかれば、インターネットから空き状況を問い合わせるか、直接、不動産業者へ訪問します。
  • 不動産業者
    アパートやマンションなど、住居を斡旋してくれるのが不動産業者です。インターネットの検索からでも、最終的には不動産業者へ訪問し契約を結ぶ必要があります。

敷金・礼金について

日本では住居を借りる場合、仲介手数料や保険料のほかに、敷金・礼金が必要となる場合があります。これらの金額をまとめて、契約時に現金、または銀行振込で支払います。仲介業者や物件により金額は異なります。また、物件によっては敷金・礼金が不要な場合もありますので、必ず仲介業者に確認するようにしましょう。

  • 敷金とは
    賃貸契約時に家主に預ける保証金です。退去時に部屋の掃除や修繕などの費用に使われます。これらを差し引きした後に残額があれば返却されますので、部屋はきれいに使うように心がけましょう。通常、家賃の2~3ヶ月分の金額が相場です。
  • 礼金とは
    賃貸契約時に家主に支払うお金です。退去時の返却はありません。通常、家賃の1~2ヶ月の金額が相場です。

賃貸住宅の契約について

日本では、賃貸契約を結ぶ際に、一般的に「連帯保証人」が必要です。期日までに家賃を支払わなかったり、部屋の設備を壊しても修理費を支払わなかった場合、家主は「連帯保証人」に支払いを要求することができます。もし「連帯保証人」が見つけられない場合は、「保証料」を支払う契約をすることで「連帯保証人」を不要とする、留学生住宅総合補償という制度もあります。

留学生住宅総合補償

賃貸住宅への入居後

賃貸契約が完了し、実際に入居した後には別途「水道」「電気」「ガス」「火災保険」の契約を結ばなければなりません。詳しくは不動産会社に尋ねてみましょう。

区役所での手続き

区役所では、北九州市が行う住民サービス等の手続きが行えます。北九州市に引っ越ししたら、まずはお住まいの区の、区役所市民課で手続きをしてください。また、区役所には、生活する上での問題を相談する機関もあります。

行政通訳派遣(無料・事前予約が必要)

北九州市内の区役所や学校に行政通訳者を派遣し、手続きなどの補助を行っています。事前予約が必要です。

国際交流協会

ゴミ出しについて

日本にはゴミを捨てる際のルールがあります。家庭ゴミ、かん・びん、ペットボトル、プラスチックなどを分別し、住居の指定の場所や時間に捨てることがマナーです。近隣住民とのトラブルになることもありますので、しっかりとルールを守りましょう。

詳しく見る

帰国前の手続き

日本を引き上げ母国へ帰国する際には、住まいの退去やガス、水道、携帯電話などの様々な解約手続きをしなければなりません。忘れずに手続きを済ませるようにしましょう。

住まいの退去
帰国する1~2ヶ月前、または契約書に記載された期日までに家主または不動産業者に退去する旨を伝え、解約の手続きをしてください。また、ガス・電気・水道各社に連絡し、残りの金額の清算処理を行います。部屋の状態等によっては、修繕費や清掃費を支払う必要があります。入居時と同じように部屋をきれいに掃除しましょう。
不要物の処理
退去時の家具や寝具など、大きな不要物は粗大ごみ・引越ごみとして処分する必要があります。市の区分に従い処理しましょう。詳しく見る
その他の手続き
  • 【銀行】:各行の窓口に通帳とキャッシュカードを持参し、口座の解約手続きを行ってください。公共料金や各種支払いが口座引き落としになっている場合は、口座解約前に清算します。
  • 【電気・ガス・水道】:契約している電気・ガス・水道会社へ連絡し解約手続を行い、料金を清算します。
  • 【携帯電話】:各携帯電話会社のショップで解約手続きをします。
  • 【国民健康保険】:居住地区の役所で国民健康保険の脱退手続きを行います。保険証を返却し、保険料を清算する必要があります。
  • 【在留カード】:日本を出国するとき、空港で在留カードを入国審査官に返納します。再入国許可(みなし再入国許可を含む)を受け出国する場合は返納は不要です。
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