【料金について記載のない催しは入場無料(参加無料) 時間は24時間表記】

すこやかハート北九州

保健福祉の情報をお伝えします

保健福祉に関する市の予算について

 問い合わせは保健福祉局総務課 TEL093・582・2403

 市では全国平均を上回る早さで高齢化が進んでおり、総人口の4人に1人が65歳以上の高齢者です。

 こうした現状を踏まえ、医療や介護をはじめとする保健福祉の取り組みを充実するため、平成28年度の当初予算では、一般会計、特別会計合わせて4002億円の予算を計上しています。このうち国民健康保険や後期高齢者医療制度、介護保険の費用は、公費(税金)と保険料により、賄われています。

 このように、保健福祉のサービスや制度は、税金や保険料としてみんなで負担し、支え合うことで成り立っています。これからも安心して暮らせる地域であるために、このような支え合いの制度について、ぜひご理解をお願いします。

●一般会計
一般会計 5515億円 保健福祉費 1571億円

●保健福祉に関する平成28年度予算
一般会計 1571億円
特別会計 2431億円
(国民健康保険) (1348億円)
(後期高齢者医療) (150億円)
(介護保険) (929億円)
(食肉センター) (4億円)
合計 4002億円

蚊に刺されて発症する感染症に注意しましょう!

 ジカウイルス感染症やデング熱、チクングニア熱などは蚊を介して感染します。予防するためには、蚊に刺されないようにすることが大切です。

対策1 蚊に刺されないようにする

蚊イラスト

 日中はヒトスジシマカ(日本国内に広く生息するヤブカ)が活発に活動するので、屋外で活動する場合には、できるだけ次のような対策をしましょう。

  • 肌の露出の少ない長袖、長ズボンを着用する
  • 白など薄い色のシャツやズボンを選ぶ(蚊は色の濃いものに近付く傾向がある)
  • 露出する部分には虫よけスプレーなどを使い、蚊を寄せ付けないようにする
  • 蚊取り線香などを使って蚊を近付けない など

対策2 蚊の発生を抑える

 蚊が媒介する感染症の発生を防ぐためには、ヒトスジシマカの発生を抑えることが大事です。

  • 家の周囲の不要な水たまりをチェックし、除去する

 ヒトスジシマカの成虫は植木鉢の水受け、バケツ、屋外に放置されたペットボトルや空き缶などにたまった水に産卵します。

海外旅行で注意すること

渡航先での注意

 可能な限り、網戸が取り付けられており、エアコンが備わっているなど、蚊をしっかりと駆除しているホテルやリゾートに滞在してください。蚊取り線香も有効です。

海外で蚊に刺されたら

 海外で蚊に刺されて、熱が出た場合はできるだけ早く医療機関を受診してください。帰国時に心配なことがあれば、検疫所の担当者に相談してください。帰国後に医療機関を受診する時には、医師に渡航先や渡航期間、渡航先での活動などについて、詳しく伝えてください。

 問い合わせは保健福祉局保健衛生課 TEL093・582・2430へ。

■蚊が媒介する主な感染症

感染症 症状 発生地域 ワクチン・予防薬
ジカウイルス感染症 発熱(多くは38.5度以下)、関節痛、発疹。感染しても症状がないか、症状が軽いため気付きにくいこともあり 中南米・カリブ海地域、オセアニア太平洋諸島、アフリカ、アジア なし
デング熱 急激な発熱、発疹、頭痛、骨関節痛、筋肉痛、吐き気、嘔吐(おうと) 東南アジア、中南米、アフリカ、オセアニア
チクングニア熱 突然の発熱、関節痛、発疹、関節腫脹を伴う場合あり。急性症状が治まった後も、関節炎が再燃することがある アフリカ、東南アジアや南アジア、カリブ海地域、米国、中米、太平洋諸島
日本脳炎 発熱、頭痛、吐き気、嘔吐、めまい、意識障害 日本、中国、東南アジア、南アジア 日本脳炎ワクチン
マラリア 発熱、悪寒、倦怠(けんたい)感、頭痛、筋肉痛、関節痛 アジア、アフリカ、中南米 予防薬はいくつかあり。流行地域へ旅行前に専門医に要相談

※妊娠中の人、妊娠の可能性のある人ヘ…妊娠中のジカウイルス感染が胎児の「小頭症」の原因と言われており、流行地への渡航は控えてください。

このページのトップへ