【料金について記載のない催しは入場無料(参加無料) 時間は24時間表記】

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重留遺跡出土の銅矛が国の重要文化財(考古資料)に答申されました

 国の文化審議会は文部科学大臣に対し、重留遺跡第二地点一号竪穴住居跡(小倉南区重住)から出土した青銅器製の広形銅矛を国の重要文化財に指定する答申をしました。本市では考古資料として重要文化財となるのは初めてのことです。

重留遺跡出土「銅矛」

銅矛写真

  • 銅矛の法量 全長83.5cm 刃部最大幅12cm 重さ1.7kg
  • 時代 弥生時代後期(今から約1900年前)
  • 特色 住宅内に埋納された状態で発見された例としては国内初。複数回、取り出しと埋め戻しを行っている例としても国内初
  • 用途 集落の首長が祭祀(さいし)に使用していたと推測
  • 今後の展示など 7~9月に、いのちのたび博物館(八幡東区東田2丁目)で、企画展示やシンポジウムを開催予定

鋳造実験の参加者を募集

 鋳型で銅矛を作ります。6月5日(日)14~16時、芦屋釜の里(遠賀郡)で。定員、定数 25人。申し込みは5月27日までに市民文化スポーツ局文化企画課 TEL093・582・2391へ。

「小倉祇園太鼓」「豊前神楽」が民俗文化財へ

小倉祇園太鼓写真

 小倉祇園太鼓は江戸初期に始まった祇園祭礼が歴史的変遷の中で太鼓芸を中心としたものに発展したものです。すり鉦(がね)の基本リズムと太鼓の両面打ちによる独特の演奏は、全国的にも珍しいものです。芸能の変遷の過程や地域的特色を示す貴重なものとして、国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択されました。また、豊前神楽(横代神楽を含む)は、江戸時代に舞われていた神楽が実施主体を変えながら現在まで豊前地域全体に伝承されているものです。他地域には見られない式神楽と奉納神楽の二部から構成される実施形態など、豊かな地域的特色や芸能の変遷の過程を示す重要なものとして、国の「重要無形民俗文化財」に指定されました。

 問い合わせは市民文化スポーツ局文化企画課 TEL093・582・2391へ。

10月から乳幼児等医療費支給制度が変わります

  • 制度の名称が「子ども医療費支給制度」に変更になります。
  • 小学1~6年生が通院助成の対象となります。
  • 一部自己負担を見直します。
    (1)2歳まで
    現行どおり(通院・入院とも無料)
    (2)3歳以上小学校就学前
    通院:現行の無料から「上限月額600円」に変更。ただし、経過措置として平成31年3月までは「上限月額500円」
    入院:現行どおり(無料)
    (3)小学生
    通院:「上限月額1200円」
    入院:現行の日額500円(上限月7日)を「無料」に変更
    (4)中学生
    通院:対象外
    入院:現行の日額500円(上限月7日)を「無料」に変更
    ※1医療機関ごとに自己負担がかかります。
    ※調剤薬局は無料です。
  • 所得制限を廃止します。
  • 小・中学生にも「子ども医療証」を交付します。手続きが必要な人については、6月初旬以降、申請書を送付します。

 問い合わせは子ども家庭局子育て支援課 TEL093・582・2410へ。

みんなで「地域に役立つ公園づくり」を考えませんか

〈〈事業の流れの例〉〉
第1回ワークショップ
・現状確認
・整備対象とする公園の選定
・公園の整備方針の決定
小さな子どもでも安全に遊べるような遊具を設置したいわ
小学生アンケートの実施など
第2回ワークショップ
・公園の現地見学
・具体的な整備内容の検討
現地見学で子どもが
たくさん遊んでいることが分かったよ
第3回ワークショップ
・整備計画案(事務局作成)の提案
・計画案の修正
健康遊具と休憩所の位置は近い方がいいと思うよ
第4回ワークショップ
・お互いの意見を聞きながら、計画を一つにまとめる
自分たちの意見が反映された計画ができました
報告会
・公園の整備計画の発表
整備工事を行います
再整備計画を基に実施計画(詳細な設計)を行い、翌年度から2カ年程度で公園の整備工事を行います。

 本市では、身近な公園の再整備計画案を地域の皆さんとのワークショップで作る事業を行っています。健康づくりや子育て、バリアフリーなど地域ニーズを参加者みんなで考えます。小学校区を一つの単位としており、複数の公園をまとめて整備することができます。まちづくり協議会などを中心とする地域住民と協働でワークショップを行い、公園設計の専門業者と再整備計画を作ります。工事は翌年度から実施します。

『地域に役立つ公園づくり』のイメージ
○○小学校区の「地域に役立つ公園づくり」イメージ
市民センター
幼稚園
小学校
健康づくりセンター
管理の充実
幼児コーナー
市民花壇
地域活動の拠点となる公園
バリアフリー

具体的な事例

 平成27年度までに28校区でワークショップを行い、再整備を進めています。老朽化した公園の再整備のほか、次のような整備も行いました。

幼児から大人まで誰もが行きたくなる公園にしたい
健康器具や幼児用すべり台を設置しました。
階段の上り下りが大変
車いすが通れない
入口の再整備や階段に手すりを設置しました。
樹木が茂り、薄暗い
樹木を整理し、見通しをよくしました。

 整備後のアンケート調査では、「公園利用が増えた」「世代間の交流が増えた」などの回答が約8割で、地域全体で公園を考えるよい機会となり、より使われる公園に生まれ変わっています。

ワークショップの参加者を募集

 このようなワークショップを市と協働で開催し、一緒に公園づくりを考えませんか。対象 各小学校区の自治会やまちづくり協議会、PTAなど地域の公園づくりに興味のある団体。申し込みは6月15日まで。詳細は問い合わせを。

 問い合わせは建設局みどり・公園整備課 TEL093・582・2460へ。

写真:「バリアフリー化」「健康遊具」「花壇の整備」

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