【料金について記載のない催しは入場無料(参加無料) 時間は24時間表記】
ツアー あれこれ
北九州空港発着「フジドリームエアラインズ(FDA)ツアー」
▲高山植物の宝庫として知られる千畳敷カール
名古屋小牧空港(愛知県)から駒ケ岳千畳敷カールや赤沢森林トロッコ列車(いずれも長野県)などを巡るツアー。出発は6月29日(水)、7月13日(水)・25日(月)、8月29日(月)。1泊2日、3食付き。料金、費用 3万5000円~4万3000円。申し込みは読売旅行北九州営業所 TEL093・521・5511へ。市の担当課 港湾空港局空港企画課 TEL093・582・2308。
ホタル観賞バスツアー
ほたる館(小倉北区熊谷2丁目)とホタルの飛翔地を見学します。5月27日(金)17時50分、KMMビル前(小倉駅北側)に集合。21時15分、同所で解散。対象 中学生以下は保護者の参加が必要。定員、定数 先着50人。料金、費用 一般1300円、中学生1000円、小学生以下500円。申し込みは5月17日から建設局水環境課 TEL093・582・2491へ。
産業観光バスツアー(日帰り)
●ぬかだき工房「味よし」&下関酒造試飲=6月3日(金) ●モノレール見学&三宜楼=6月16日(木) ●安川電機みらい館&世界遺産眺望スペース&TOTOミュージアム&割烹かねやす=7月5日(火)。共通の内容 対象 小学5年生以上。定員、定数 各40人。料金、費用 6300円~8400円(昼食付き)。申し込みは6月3日実施分は5月23日、6月16日実施分は6月6日、7月5日実施分は6月14日までに北九州産業観光センター TEL093・551・5011へ。
工場群夜景観賞ツアー「バス&クルーズ」
▲近未来のように幻想的な工場夜景
洞海湾クルージング、皿倉山からの夜景観賞、クロワッサンの試食など。出発は6月4日(土)・11日(土)、7月2日(土)・23日(土)、8月20日(土)・27日(土)、9月10日(土)・24日(土)。集合・解散は小倉駅で。対象 小学生以下は保護者同伴。定員、定数 各45人。料金、費用 5400円。詳細はJTB九州(受付専用) TEL092・751・2102へ。市の担当課 産業経済局観光課 TEL093・551・8150。
市営バスの旅情報
- 山口・山陰の小京都 津和野散策と太鼓谷稲荷神社 出発は6月21日(火)。日帰り、昼食付き。料金、費用 6900円。
- 山口・美肌の湯 長門秘湯! 一の俣温泉湯治旅行 出発は6月30日(木)、7月6日(水)。2泊3日、6食付き。料金、費用 3万1800円。
共通の内容 申し込みは交通局バスツアー専用電話 TEL093・562・6900へ。
問い合わせは産業経済局食の魅力創造・発信室 TEL093・582・2080
旬を食べよう! 地元いちばん
▲島田健一さん
◆アカモク
近年、注目を浴びている食材「アカモク」は、海藻の風味と驚くほどの粘りが特徴です。6年前から、アカモクの加工に取り組んでいる馬島(小倉北区)の漁師・島田さんに話を聞きました。
アカモクは、4月半ばから5月頃にかけて粘りのもととなる胞子がつき、その時期に収穫されます。海の中では茶色ですが、ゆでると色鮮やかな緑色に変わります。そのままでは食べにくいため、細かく刻みます。
どこまでも糸を引く粘り気には食物繊維の一種のフコイダンがたっぷり。他にも、ミネラルやポリフェノールなどが含まれ、栄養価が高く、低カロリーでもあるために健康に非常に良いと言われています。ポン酢をかけて、ご飯に乗せてもおいしく、お好み焼きのつなぎ、卵焼き、天ぷら、みそ汁などに入れても、アカモクのおいしさと粘り気を味わえます。ぜひお試しください。
■食材レシピ
「アカモクの酸辣湯(サンラータン)」
【材料】2人分
アカモク…50g、ゆでタケノコ…40g、ニンジン…20g、絹ごし豆腐…1/4丁、豚肉…100g、卵…1個、鶏がらスープの素…小さじ2、水…400ml、青ネギ…適宜、調味料A(酢…大さじ1、しょうゆ…小さじ1)、塩…2つまみ、こしょう…適宜、ラー油…適宜
【作り方】
- (1)
- ゆでタケノコ・ニンジン・絹ごし豆腐・豚肉を細切りにする。
- (2)
- 鍋に水と鶏がらスープの素を入れ、(1)のタケノコとニンジン、豚肉を加えてから煮立たせる。
- (3)
- 調味料Aと(1)の絹ごし豆腐を加え、ひと煮立ちしたら、アカモクと溶き卵を入れ、塩、こしょうで味を調え、器によそって青ネギとラー油をかける。
レシピ監修 フードコーディネーター・黒木雅美さん
本市にゆかりのある演奏家をシリーズで紹介します。
音楽の可能性を追求するピアニスト
ピアニスト 伊藤京子
▲アルゲリッチさんと伊藤さんの共演
旧八幡市(現在の八幡東区)天神町出身のピアニスト・伊藤京子さんは平成7年に北九州市民文化賞を受賞し、21年には北九州市文化大使に就任しました。現在、大分県別府市に住む伊藤さんは故郷に対して、「いつでも温かく迎えてくれるふるさとに感謝している」と語っています。
伊藤さんは3歳でピアノを始め、東京藝術大学附属高等学校から東京藝術大学に進み、その後当時の西ドイツに留学、フランクフルト音楽大学を卒業しました。意外にも、一生ピアノを弾いていこうと決心したのは大学進学後だといいます。
これまで、NHK交響楽団をはじめ、多くのオーケストラと共演するとともに、海外でも、さまざまなコンサートに出演してきた伊藤さん。従来の形式にとらわれることなく、トーク形式のコンサートをいち早く取り入れるなど、常に新しいことに挑戦してきました。
平成10年、長年親交のある世界的なピアニストのマルタ・アルゲリッチさんと別府アルゲリッチ音楽祭を立ち上げます。この音楽祭の総合プロデューサーを務める伊藤さんは、アルゲリッチさんの奏でる音楽を、「天空を翔(かけ)るがごとく」と表現しています。これまでに、指揮者の小澤征爾さんやバイオリン奏者のギドン・クレーメルさんほか、世界的アーティストを招くとともに、クラシック音楽を通じて子どもたちの育成を目指した事業にも、積極的に取り組んできました。
今年も、別府アルゲリッチ音楽祭が5月1日から始まり、別府市や東京都などでアルゲリッチさんほかが出演するさまざまなコンサートが開かれています。
そのアルゲリッチさんと伊藤さんの演奏を5月26日(木)にアルモニーサンク北九州ソレイユホール(小倉北区大手町)で聴くことができます。ぜひ、その至高の音色を聴きに出かけてみませんか。
問い合わせは市民文化スポーツ局文化企画課 TEL093・582・2389へ。