特集市立美術館

特集 市立美術館

特集 市立美術館

 2本の筒が双眼鏡のように空に突き出している外観が特徴的な本市の美術館。開館から40年が経過し、改修のための2年間の休館を経て、昨年11月にリニューアルオープンしました。

 館内には、吹き抜けのエントランスホール、各1000㎡の広さをもつ企画展示室やコレクション展示室など、白を基調として洗練された空間が広がっています。

 今回の改修により、館内の温湿度管理システムや照明、保管庫などを一新しました。外からは見えづらいところですが、繊細な美術作品を細心の注意を払って管理しています。

 所蔵している作品は、印象派の画家・ルノワールやモネの油絵をはじめ、葛飾北斎の浮世絵、前衛芸術家・草間彌生のオブジェなど、国内外から収集した約7500点。

 どの作品も決まった見方はありません。まずは美術館を訪れて、あなた流の楽しみ方やお気に入りの作品を見つけてみませんか。

【市立美術館 本館・アネックス】

戸畑区西鞘ケ谷町21―1、電話093・882・7777 開所時間 9時30分~17時30分(入館は17時まで) 休所日 月曜日(祝・休日のときは開館し翌日が休館)
※館内整理日のため5月8~18日は休館(ただしアネックスは開館)

【アクセス】

西鉄バス「七条」か「美術館口」で下車後、無料シャトルバスで7分程度。
無料シャトルバスは、開館日だけ「七条」⇔「美術館口」⇔「美術館」を30分間隔で運行しています。

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美術館への道のりも楽しんで

ブロンズ像の写真

歩いてみませんか「彫刻の小径(こみち)」

 西鞘ケ谷町(戸畑区)から高見(八幡東区)にかけて広がる「美術の森公園」。その中に春にはサクラ、初夏には新緑で覆われる彫刻の小径があります。散歩しながら、点在する彫刻やオブジェを鑑賞するのもお勧めです。

※画像をクリックすると、大きな画像で見れます。
「美術の森公園」の地図

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こんなところにも注目!
リニューアルポイントやお勧めスポットを紹介

 外壁は塗り直され、建築当初の輝きを取り戻しました。館内はエレベーターの新設やトイレの改修などにより、バリアフリーが進み、展示室の空調や照明設備なども改修され、より快適で美術作品の鑑賞に適した環境が整いました。

 館内には、座って美術の森公園をゆっくりと眺めることができる椅子や、近づいて見ることができる金属製のオブジェなど、企画展などが開催されていないときでも美術に触れることができるスポットがたくさんあります。自分のお気に入りの場所を見つけてみませんか。

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でも一人では不安…そんなあなたは、
まず「ギャラリートーク」から

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▲学芸員が展覧会のテーマや作品について
話します

 美術鑑賞というと、どこか敷居が高いイメージがあり、いざ作品を目の前にすると見方が分からないという人が多いかもしれません。学芸員によるギャラリートークでは、その作品が生まれた背景や、ちょっとした鑑賞のポイントなどを聞くことができます。一歩足を踏み出して参加してみませんか。

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子どもたちにはコレ!
「ミュージアム・ツアー」や「たんけんパスポート」

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 本市では市立小学校に通う3年生が、ガイドスタッフと一緒に美術館を巡るミュージアム・ツアーを実施しています。少ない人数のグループで、自由に感想を話しながら作品を鑑賞したり、美術館の建物について学んだりすることで、子どもたちの好奇心を刺激し、感性と想像力を育みます。

 また、子どもたちがたくさんの作品に出会うことができるよう、市内の小・中学生を対象に、五つの展覧会を無料で見ることができる「たんけんパスポート」を配布しています。スタンプを5個集めるとプレゼントと新しいパスポートがもらえます。

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こんな楽しみもあります
カフェ&お土産探し

 館内のカフェは、眺望の良さはそのままに、暖かみのある雰囲気にリニューアルされました。

 ミュージアムショップでは、美術館のオリジナル商品などを販売しています。誰でも利用でき、展覧会のチケットがなくても気軽に訪れることができます。

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【この特集に関するお問い合わせ】 市立美術館 電話093・882・7777

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