COMPASS小倉
起業するならこのまちで!


特集COMPASS(コンパス)小倉
【市長からのメッセージ】
「自分のアイデアで今までにない事業を始めたい」「好きなことを仕事にしたい」。本市には、そんな起業・創業※への熱い想いを持つ若者が数多くいます。
本市では、平成27年(2015年)に地方創生のモデル都市を目指して「北九州市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定しました。その戦略において、起業・創業支援を重要な施策の一つと捉え、起業を目指す人などの交流の場となる「北九州スタートアップネットワークの会」の立ち上げなど、さまざまな取り組みを行ってきました。
今回の特集で紹介する「COMPASS小倉」は、昨年6月にリニューアルオープンした起業・創業を総合的に支援するための中核施設です。
起業・創業は新たな仕事や新しい人の流れを生み出すだけでなく、まちを元気にする力ともなります。本市は、これからも起業・創業を目指す人たちの新しいチャレンジを、まちぐるみで応援していきます。
※起業・創業…いずれも「新しく事業を始めること」という意味で用いています。


これが「COMPASS(コンパス)小倉」だ!
「起業したいけど、何から始めたらいいのかな…。」
そんな思いに応えるのが
「COMPASS小倉」(正式名称:北九州テレワークセンター)です。
▲「COMPASS小倉」のスタッフ
相談窓口には、専門スタッフが常駐しており、相談内容に応じて専門家を紹介するほか、経営計画の作成にも参加するなど、起業への第一歩を全力でサポートします。また、起業後も経営や資金などに関する情報提供を行うなど継続的な支援を行います。
▲コワーキングスペースでの様子
「COMPASS小倉」には、起業を志す人なら誰でも入居できるコワーキングスペースがあります。コワーキングスペースとは、企業や個人間で仕事場を共有しながら、お互いに交流や情報交換もできるオフィスのことです。インターネット環境などの設備も整っています。利用料など詳細は問い合わせを。



起業しやすい環境が整っていますね。





次は実際に起業した人の話を聞いてみよう。


想いが形に。夢の実現に向かって頑張っています
▲濱崎トキさん
3Dプリンターを使ったものづくりの会社を起業。
ものづくりのまちで自分にしかできない提案を
「COMPASS小倉」に入居したことでスムーズな起業ができました。公認会計士や社会保険労務士なども入居しており、起業時のサポートの依頼がしやすい環境だったからです。ここで得た人脈や知識は、これからも強い味方になってくれると思っています。
▲中島唯夏さん
中国や台湾向け観光関連会社を起業。
入居者同士の交流が新たなビジネスチャンスに
私は、海外での経験と語学力を生かし、中国や台湾に向けて観光情報を提供しています。今は、他の入居者とインバウンド(訪日外国人観光客)向けの事業に取り組んでいるのですが、これは「COMPASS小倉」の専門スタッフへの相談から実現したんですよ。



専門スタッフの話も聞きたいな。


起業する人に寄り添った支援をします
▲小野勇気さん
「COMPASS小倉」で起業家と企業などをマッチングする
コミュニティアクセラレーター
私たち専門スタッフは、起業・創業に関する全般的な相談に応じています。例えば事業計画や資金調達に関してのアドバイスや、相談者の悩みやニーズを聞いて弁護士や金融機関などの専門家を紹介するなどです。起業家と企業などをマッチングすることで販路拡大や新規事業の立ち上げなどにつなげることもあります。
ここには、起業・創業を志す人だけでなく、その人たちの志を応援しようと思うスタッフや専門家がいます。「起業したい」と思ったら、ぜひ相談に来てください。



交流イベントやセミナーもあるよ。参加してみない?


- (1)ビジネスセミナー「fabbitカンファレンス」 テーマは「食と農業とICT技術を融合させたビジネス」。東京の会場で行われるパネルディスカッションに参加できます。10月23日(水)18~21時。
- (2)異業種交流会 ビジネスマッチングを目的とした交流会。10月30日(水)18時30分~20時。料金、費用 500円。
共通の内容 COMPASS小倉(小倉駅北側、AIMビル6階、電話093・513・5300)で。



最後に、先輩起業家からのメッセージだよ。


起業を目指す人へ伝えたいこと
▲久保慎司さん
企業向けシステム開発のIT関連会社を起業。
私が起業したのは2年半前、社員6人からのスタートでした。「COMPASS小倉」で紹介された補助金を活用しながら事業を軌道に乗せて、今では24人で頑張っています。
起業は一人でもできるけれど、「COMPASS小倉」を利用すれば専門スタッフをはじめ、多くの人が支えてくれる。だから、思い切ってチャレンジしたらいいと思う。私自身、このまちで起業してよかったなと思っているからね。
【この特集に関するお問い合わせ】 産業経済局生産性改革推進課 電話093・582・2973