北九州市政だより

NO.1410

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令和4年5月15日号 すこやかハート北九州

すこやかハート北九州

保健福祉の情報をお伝えします

元気の秘訣は「フレイル予防」

問い合わせ
保健福祉局認知症支援・介護予防センター 電話093-522-8765

フレイルイラスト
※出典:東京大学高齢社会総合研究機構・飯島勝矢:フレイル予防ハンドブック

年齢を重ねることで心と体の動きが弱くなってくる状態のことを「フレイル」と言います。フレイルの状態のままにしておくと、心身の機能がさらに低下して、体力や認知機能の低下など健康二次被害を起こすことが分かってきました。

 フレイルは、早く気付いて適切に対処することで、進行を遅らせたり、健康な状態に戻したりすることが期待できます。

 歳を取っても自分らしく生きるために、フレイル予防に取り組みましょう。

フレイルは「からだ」の虚弱だけでなく、「人とのつながり」や「栄養」、「お口の健康」などさまざまな要素が関係しています。フレイル予防の3つの柱で、健康長寿をめざしましょう。

フレイル予防の3つの柱

(1)動く…身体活動

ウォーキングイラスト

  • ・家事や家庭菜園づくりも立派な身体活動です。いつもより10分多く動きましょう
  • ・毎日、ストレッチや片足立ち、スクワットなどを体調に合わせて行いましょう
  • ・散歩や体操にチャレンジしましょう
(2)食べる…栄養〔食生活・口腔機能〕

食事イラスト

  • ・1日3食きちんと食べましょう
  • ・たんぱく質は毎食欠かさないようにしましょう
  • ・しっかりかんで食べましょう
  • ・毎日3分間の新聞や本の音読、口を動かす体操などでお口の筋力をきたえましょう
(3)つながる…社会参加

パソコンイラスト

  • ・人と交流する機会を作りましょう
  • ・やりがいのある活動をみつけましょう
  • ・スマホやパソコンを活用して新しい情報を得たり、人とつながる機会作りに挑戦してみましょう

若い世代の皆さんへ

女性イラスト

まずはフレイルの兆しに早く気づき、予防することが重要です。

高齢の親や親戚、知人などに定期的な声かけをお願いします。

顔を見ながら会話のできる無料通信アプリLINEや、ビデオ会議システム「Zoom」などの使い方を教えてあげてください。

フレイルの進行が心配な時は、地域包括支援センターにご相談ください。

詳しくは認知症支援・介護予防センターホームページでご覧になれます。

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