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帯状疱疹の予防接種について(任意接種)

更新日 : 2023年12月20日
ページ番号:000170810

帯状疱疹の予防接種について(任意接種)

帯状疱疹の予防接種につきましては、現在、国が定期接種化の検討を行っています。現時点では定期接種の対象ではないため、任意の予防接種(自費診療)となります。

帯状疱疹の概要

 帯状疱疹は、水痘(水ぼうそう)のウイルスが原因で起こる痛みをともなう皮膚の疾患です。水痘にかかったことがあるかたなら、誰でもかかる可能性があります。
 水痘は、治った後もそのウイルスが体内に潜伏し、加齢や疲労、ストレス等で免疫力が低下した時に、再び活性化し、帯状疱疹として発症します。

罹患状況等

 加齢などによる免疫力の低下の影響もあり、50歳以上から発症率が高くなり、80歳までには、約3人に1人がかかると言われています。

症状

 初期症状は、皮膚の痛みで体の左右どちらか片側の神経に沿って起こります。数日後にはピリピリ感・痛みのある部位に発疹が現れます。発疹は徐々に広がっていき、やがて水疱(水ぶくれ)に変化します。水ぶくれは時間の経過で破れてかさぶたとなり治癒します。皮膚の症状が元に戻るまでには1か月程を要します。
 また合併症を伴うことがあり、代表的なものとして、皮膚の症状が治まった後も3か月以上痛みが続く「帯状疱疹後神経痛(PHN)」があります。

治療法

 帯状疱疹は、症状がひどくなる前に受診し、治療を始めることが重要です。
 抗ウイルス薬を投与することにより、痛みの期間の短縮、発疹の発生の抑制、皮膚の症状の治癒を促す効果が得られますが、十分な治癒効果を得るためには、発症後速やか(発疹が現れてから3日以内)に投与を開始することが望ましいとされています。
 症状が現れた際にはできるだけ早く医療機関を受診しましょう。

予防について

 免疫の低下が帯状疱疹につながることから、日頃からの体調管理に気をつけ、できるだけ健康的な生活習慣を保ち、免疫力を高めることが大切です。バランスのとれた食事や、適度な運動、適切な睡眠を心掛けましょう。

 50歳以上の方については、帯状疱疹予防ワクチンを接種することも有効であるとされています。
 現在、国が定期接種化の検討を行っています。現時点では定期接種の対象ではないため、任意の予防接種(自費診療)となります。

帯状疱疹のワクチンについて

 帯状疱疹ワクチンは、発症を抑制し、重症化や後遺症の予防につながるとされています。
 帯状疱疹に有効なワクチンは2種類あります。接種については、かかりつけの医師とよくご相談のうえ、ご検討ください。

帯状疱疹ワクチンの種類
  乾燥弱毒生水痘ワクチン
(ビケン)
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン
(シングリックス)
対象者 50歳以上 50歳以上
注射方法 皮下注射 筋肉内注射
接種回数 1回 2回
主な副反応 ・注射部位の赤み、かゆみ、痛み、腫れ
など
・注射部位の赤み、痛み、腫れ
・胃腸症状
など

予防接種実施場所

任意接種のため、費用は医療機関によって異なります。
予約が必要な場合がありますので、事前に医療機関にお問い合わせください。

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このページの作成者

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〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2430 FAX:093-582-4037
定期予防接種:093-582-2090 新型コロナワクチン:093-582-2919

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