肺炎球菌は肺炎になる原因の25～40％を占め、肺炎だけでなく、慢性気道感染症、中耳炎、副鼻腔炎、敗血症、髄膜炎などの原因でもあります。

　ワクチンの接種によって、予防が期待できますので、予防接種で肺炎球菌からの感染を防ぎましょう。

• 接種対象者　●来年3月31日までに、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる人。100歳以上の人（大正8年4月1日以前に生まれた人）＝7月頃に個別に通知します　●60～64歳で、心臓、腎臓、呼吸器の機能、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に障害のある人（身体障害者手帳1級程度）。共通の内容　定期接種・任意接種としてすでに接種した人は除く。
• 接種料金（自己負担額）　4300円（生活保護受給者や世帯全員が市民税非課税世帯の人は、減免制度あり）。
• 接種期間　来年3月31日（火）まで、各実施医療機関で。期間以外は任意接種（全額自己負担）となりますので、ご注意ください。

予防接種を受ける際の注意点

　予防接種は体調の良い時に受けましょう。予防接種を受ける本人やその家族は、体質や体調など健康状態によく気を配り、気になることがあれば、あらかじめかかりつけの医師に相談してください。

●予防接種後に副反応（注射部位の腫れ、痛み、赤み、発熱など）が見られることがあります。ほとんどの場合、特に治療を必要とせず回復することが知られていますが、まれにショックやじんましん、呼吸困難などが現れることがあります。このような場合はすぐに接種した医療機関を受診してください。

　詳細は各区役所健康相談コーナーへ。

民生委員・児童委員、主任児童委員とは

　厚生労働大臣から委嘱を受け、地域の中で支援を必要とする人への相談対応や助言、その他の援助、必要な情報提供などを行い、社会福祉の増進に努めています。

　民生委員は「児童委員」も兼ねています。「主任児童委員」は、主に子どもに関する問題の相談に応じ、さまざまなサポートをします。

どんなことをしているの

　特に福祉（高齢者、障害のある人、子どもなど）の分野で相談に応じます。地域住民が必要なサービスを受けられるように関係機関との「つなぎ役」となり、地域を見守っています。

　現在市内では1582人が活動しています。

どのように選ばれるの

　社会福祉に理解と熱意があり、地域の実情に詳しい人が地域から推薦され、その後、市の審査を経て厚生労働大臣から委嘱されます。給与は支給されません。

　任期は3年。3年に1度一斉改選があります（再任可能）。

　本市の民生委員・児童委員、主任児童委員は、個人情報を適切に保護しながら、区役所をはじめ関係機関と連携して活動しています。法律により秘密を守る「守秘義務」が課せられているため、相談内容が他に漏れることはありません。安心して相談してください。

　活動に興味があり、やってみたいと思った人は、住んでいる地域の自治会や社会福祉協議会の地域活動に、積極的に参加することから始めましょう。

　問い合わせは各区役所「いのちをつなぐネットワーク」コーナーへ。