特集1

新型コロナウイルス 基本的な感染対策を徹底しましょう

特集1 新型コロナウイルス 基本的な感染対策を徹底しましょう

 全国的に感染者が急増し、本市でも医療提供体制がひっ迫する恐れがあります。あらゆる場面で「手洗い」「マスク着用」「人との距離の確保」「3密(密閉・密集・密接)を避ける」といった基本的な感染対策を徹底してください。「自分が感染しているかもしれない」という意識を常に持ち、すべての世代で感染予防の徹底をお願いします。

■北九州市5つの行動目標

1
外出するときはマスクの着用

2
人との距離をしっかり確保

3
小まめに手洗い

4
発症した時のために、自分の行動をしっかりと記録

5
発熱等があるときは、事前に電話をしてから病院に行く

■家庭でできる主な感染対策

食事をするとき

できれば、「別々のテーブルにする」「時間をずらす」「真正面は避け、横並びに座る」など、工夫しましょう。
食事は短時間で会話を控えましょう。
料理は、大皿を避け、個々に盛り付けましょう。
取り箸は使い回さずに、最初に取り分けましょう。

共有物

トイレ、キッチン、洗面所でのタオルの共用を避けましょう(ペーパータオルの活用)。
歯ブラシは個別に保管しましょう。コップは別々のものを使いましょう。
洋式トイレでは、蓋(ふた)を閉めてから水を流しましょう。

換気、湿度

小まめな換気をしましょう(1時間ごとに5~10分か常時、窓を少し開放)。
台所や洗面所などの換気扇を常時運転しましょう。
できれば、加湿器を使った保湿をしましょう(目安は50~60%)。

消毒

携帯電話やスマートフォンは、家に帰ったら除菌シートなどで拭きましょう。

 家庭内での感染が増加しており、その対策も重要です。もし、家庭内で発熱など感染が疑われる人がいる場合、かかりつけ医などに相談の上、病院に行くまでの間、次の8つのポイントにご注意ください。※厚生労働省ホームページを参考に北九州市作成(1月15日現在)

(1)
部屋を分けましょう
部屋を分けられない場合、少なくとも2m以上の距離を保つなどしましょう。
(2)
感染が疑われる人のお世話はできるだけ限られた人がしましょう
心臓、肺、腎臓に持病のある人、糖尿病の人、免疫の低下した人、妊婦などがお世話をするのは避けてください。

(3)
マスクを着けましょう
(4)
小まめに手を洗いましょう
(5)
換気をしましょう
(6)
手で触れる共有部分(ドアの取っ手、ノブ、ベッド柵など)を消毒しましょう
(7)
汚れた衣服、シーツやタオル類を洗濯しましょう
(8)
ゴミは密閉して捨てましょう
感染が疑われる人は外出を避けてください。
 また、家族や同居されている人も熱を測るなど、健康観察をし、不要不急の外出を避けてください。特に、咳や発熱などの症状があるときには、職場などに行かないでください。

市長からのメッセージ

 福岡県が、国の緊急事態宣言区域に追加されました。本市の感染状況においても、1月に入り過去最多の感染が確認されるなど、しっかりとした歯止めはかかっていない状態です。
 緊急事態宣言の期間である2月7日まで、市民、企業、行政が一致団結して感染の拡大を抑え込まなければなりません。市民の皆さんには、マスクの着用や小まめな手洗いなど「5つの行動目標」の実践の徹底をお願いします。
 市としましても、引き続き感染拡大の防止と社会経済活動との両立を目指して全力で取り組んでまいります。市民や事業者の皆さんには、ご不便や不自由をおかけしますが、ご理解、ご協力をお願いします。

北九州市長 北橋 健治

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