北九州市政だより

NO.1404

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令和4年2月15日号 特集

特集
DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進

デジタルで快適・便利な幸せなまちへ

 北九州市では、「デジタルで快適・便利な幸せなまち」の実現を目指して、昨年12月「北九州市DX推進計画」を策定しました。この計画に基づき、デジタル(技術)を活用して利便性の向上や効率化などを進めるとともに、生活や仕事などさまざまな分野での課題解決を図る「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」を推進します。

 まずは、誰もが安心して行政サービスを利用できるよう「市民サービスの向上」と「市役所業務の効率化」を図るとともに、地域全体のDXにつなげていきます。

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デジタルを活用して

市民サービスの向上
  • ●区役所などに「行かなくていい」
  • 自宅から簡単に手続きや相談ができるように
  • ●区役所などで「書かない」「待たない」
  • 事前に窓口の予約ができたり名前や住所を何度も書かないで済むように
  • 「きめ細かく」「丁寧な」サービスを提供する
  • デジタルになじみがなくても身近な場所で市民サービスや支援が受けられるように
市役所業務の効率化
  • 「考える」市役所(データを有効に活用)
  • 「働きやすく」「いきいきと」「成果を出す」市役所(テレワークやペーパレス化を推進)

市役所業務の効率化市民サービスの向上

表:デジタルを活用して

例えば

コンビニエンスストアで、住民票の写しなどの交付を受けることができる「証明書コンビニ交付サービス」では…

住民票・印鑑登録証明書イラスト

サービスを利用する人は

 区役所・出張所まで行かなくても、身近な場所で証明書が取得できるので、仕事を休む必要がなくなるなどの効果が期待できます。

多くの人が
利用することで

このような効果も

 区役所窓口の混雑が緩和され、区役所での滞在時間が短縮されるなどの効果が期待されます。

サービスを利用する人にも、しない人にも、
良い効果が期待できます!!

※「証明書コンビニ交付サービス」の利用には、マイナンバーカードなどが必要です。

市民サービスの向上に向けた取り組み

 北九州市では、行政手続きにおける押印義務付けの廃止を徹底的に進め、令和2年度末までに、法令などの制約があるものを除き、全ての様式において押印を廃止しました。

 また、押印見直しの結果を、さらなる市民サービスの向上や市役所業務の効率化につなげるために、手続きのオンライン化(パソコンなどを使用して、区役所などに行かなくても手続きができるようにすること)を強力に推進しており、オンライン化された手続きは、現時点で1,000件を超えています。

専門部署「デジタル市役所推進室」を新設!!

デジタル市役所推進室写真

 昨年4月、「DX」の取り組みを推進する部署として、「デジタル市役所推進室」を発足させました。同推進室では、デジタルの活用だけでなく、市民サービスの向上や市役所業務効率化などを行う役割も持たせ、一体的に取り組んでいます。

例えば

運用中手続きを
わかりやすく案内

ホームページ写真

ネットで手続きガイド(令和2年〜)

 ホームページ上で簡単な質問に答えることで、引越しや結婚など、生活に変化があった際に必要な手続きを、一覧で案内しています。

デジタル窓口(令和3年〜)

 市のホームページに、パソコンやスマートフォンなどからできる手続きや施設の予約、支払いなどをわかりやすくまとめています。

実証オンラインで
利用者登録

本・スマートフォンイラスト

 学術研究都市(若松区)の一般図書室で、マイナンバーカードの「本人認証(確認)」機能と 専用のアプリを使って、図書館の利用者登録などを行う実証を行います。

 マイナンバーカードについては、今後さらに活用の拡大を図っていきます。

実証テレビ電話で
窓口相談

テレビ電話イラスト

 出張所では受け付けていない相談などは、自宅から遠くても、区役所まで行かなければなりません。そんな負担を軽減するため、大里出張所(門司区)で、テレビ電話による相談の実証を行っています。区役所の窓口と出張所をテレビ電話でつなぎ、区役所の担当者と会話する仕組みです。操作は簡単で、ほとんど対面で話しているのと変わらないので、テレビ電話に不安のある人も、安心して活用できます。

デジタルを使ったサービスを体験する(1)

「デジタル講座」を開催しました

デジタル講座写真

 デジタルになじみのない人でも、パソコンやスマートフォンなどに親しむことのできる機会の提供にも取り組んでいます。今年度は、市民センターにおいて、スマートフォンを利用したことのない人や、利用に不慣れな人を対象に、「デジタル活用講座」を開催しています。多くの人が参加し、基本的な操作方法や注意点などについて学んでいます。

体験談 「新しいこと」は、とても便利

M・Yさん写真
M・Yさん(女性・80代)

 講座ではスマホの使い方、たとえば音声検索やブックマークの機能など、今まで知らなかった活用法をたくさん教えてもらいました。またバス停のQRコードもスマホをかざすだけで情報が取れるとわかり、さっそく活用しています。私はスマホに迷惑メールが頻繁に届くので困っていましたが、削除の仕方を教わったので、もう安心です。スマホを購入したのは2年前。主に写真撮影や辞書機能などを使っていましたが、講座に参加したおかげで、より幅広い活用法が学べました。息子や孫は「上達が早い」と驚いています。夫はガラケーで十分と言っていますが、私は新しいことを少しでも多く知りたいと思っています。デジタル窓口もぜひ活用したいですね。

この特集に関するお問い合わせ
デジタル市役所推進室デジタル市役所推進課 電話093-582-2827

デジタルを使ったサービスを体験する(2)

ネット窓口(電子申請)限定 まちがい1(ワン)

 インターネットを使って、申請や申し込みができる「ネット窓口(電子申請)」を利用して、クイズに応募してみましょう。

イラストA

イラストB

イラストのAとBを比べて、違っている部分を見つけてください。間違いは、1つ(1画面)です。

※画面番号による消えなどは含みません。

応募要件

スマートフォンを所有し、LINEを利用していること

応募方法

応募は、スマートフォンで行ってください。
正解者の中から抽選で10人に図書カードを進呈します。
※デジタルを使ったサービスを体験する企画のため、はがきでの応募は受け付けていません。

応募先

応募締め切り2月28日(月)

男性イラスト

応募手順

 以下で案内する手順は、一例です。利用しているスマートフォンの種類などによって、手順や画面の内容などが異なる場合があります。

二次元コード

(1)スマートフォンの機能を使って、二次元コード(QRコード)を読み取ります。

二次元コードイラスト

画面写真

画面が切り替わります

(2)「ログインして申請に進む」をタッチします。
※「メールを認証して申請に進む」方法(下段)もありますが、この手順では「ログインして申請に進む」方法(上段)をご案内します。

画面写真

画面が切り替わります

(3)「LINEでログイン」をタッチします。
※「Googleでログイン」する方法(上段)もありますが、この手順では「LINEでログイン」する方法(下段)をご紹介します。

画面写真

画面が切り替わります

(4)「許可」をタッチします。
※この後、「メールアドレスを登録する」画面に切り替わる場合があります。

画面写真

画面写真

画面が切り替わります

(5)「利用規約を読む」タッチします。

画面写真

画面が切り替わります

(6)「利用規約」を確認して(読んで)、スマートフォンの機能を使って、前画面に戻ります。

画面写真

画面が切り替わります

(7)利用規約に同意して、このまま申請を続ける場合は、「□利用規約に同意する」の「□」をタッチします。

(8)「□」に「✓」が表示され、「申請に進む」ボタンが青色に変るので、それをタッチします。

画面写真

画面が切り替わります

(9)上から順番に、「名前」「名前(カナ)」「郵便番号」「住所」「生年月日(西暦)」「電話番号」「年齢」「間違っている画面番号」「ご感想」を入力します。

(10)入力の途中で「一時保存して、次に進む」のボタンが出てくるので、タッチして次の画面に進みます。

画面写真

画面が切り替わります

(11)入力した内容が表示されますので、間違いがないか確認します。

画面写真

(12)間違いがなければ、画面の一番下にある「この内容で申請する」のボタンをタッチします。

画面写真

画面が切り替わります

(13)「申請が完了した」旨の画面が表示されます。

応募はこれで完了です!!

画面写真

メールの受信を確認します

(14)LINEで登録したメールアドレスに「申請を受け付けた」旨のメールが届きます。

毎月1日号に掲載の「まちがい5」も、同じ手順で応募することができます。ぜひご活用ください。

【ネット窓口(電子申請)に関するお問い合わせ】デジタル市役所推進室デジタル市役所推進課 電話093-582-2930

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