取組紹介

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更新日 : 2023年11月28日

宅配便の再配達を防止してCO2削減に取り組もう!

宅配便の再配達は、環境負荷の増加や社会的損失を招いていることから、再配達削減に向けて新たな取り組みが必要となっています。
様々な社会経済活動、そして私たちの生活は、宅配便を含めた物流システムによって支えられ、成り立っています。
消費者(受取人)の皆様にもこうした社会的損失について、幅広く理解をしていただき、問題解決に参加していただくことが大変重要です。

1再配達問題の背景

いまや生活に欠かせない便利な宅配サービス。でも再配達の増加が大きな社会問題になっていることを知っていますか?
実はちょっと受け取り方を変えるだけで、もっと便利になるんです!

宅配便の再配達が及ぼす社会的影響(損失?)

えっ!? 再配達で排出されるCO2
年間で東京ドーム約170杯分だって!

インターネットを利用した商品の受発注の普及により、宅配便の取扱い個数は年々増える一方です。それに伴い再配達も増加していて、トラックの移動によるCO2排出量の総量は約42万トン、体積にすると東京ドーム170杯分ものCO2が排出されていることになります。
再配達の削減はイコール、CO2の排出削減にもつながるのです。
また、近年物流分野における労働力不足が懸念される中、再配達によるドライバーの労働時間増にもつながっています。

2受取側ができること

再配達を減らすためには、宅配便を1回の配達で確実に受け取ることが大切です。
そのためには、自宅以外でも受け取れるさまざまな方法を利用したいもの。自分のライフスタイルに合わせた受け取り方を選びましょう。

受け取る時間を指定する

あらかじめ受け取れる時間に時間帯指定を行うことで、自分が受け取ることのできる時間に荷物を届けてもらい、できるだけ1回で受け取る。

受け取る場所を指定する

ご自宅の近くや通勤経路などに受け取れる場所がある場合にはあらかじめ受け取り場所を、宅配事業者の営業所やコンビニエンスストアなどの受け取りが可能な場所を指定することで、できるだけ1回で受け取る。

・宅配事業者の営業所で受取
・コンビニエンスストアで受取
・共用宅配ロッカーで受取

 › 共用宅配ロッカーの利用方法

宅配事業者などの受取サービスを利用する

パソコンや携帯電話で受け取り場所や時間の変更を行える受取サービスを利用して、できるだけ1回で受け取る。

・佐川急便株式会社:スマートクラブ

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・日本郵便株式会社:ゆうびんID

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・ヤマト運輸株式会社:クロネコメンバーズ

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