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子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス感染症)ワクチンについて

更新日 : 2024年12月4日
ページ番号:000025103
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子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス感染症)ワクチンについて

 ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんを始め、肛門がん、膣がんなどのがんや尖圭コンジローマ等多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。
 子宮頸がんワクチンは、子宮頸がんをおこしやすいタイプのウイルスの感染を防ぐことができ、子宮頸がんの原因の50%から70%(9価ワクチンは80から90%)を防ぎます。

 市よりお送りする通知や厚生労働省のホームページ等を参考に、ワクチン接種の有効性及び安全性等について、十分理解していただいた上で接種してください。

・子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス感染症)ワクチン接種の「積極的勧奨の差し控え」の終了について
 HPVワクチンは、平成25年6月から、積極的な勧奨を一時的に差し控えていましたが、令和3年11月に、専門家の評価により安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたため、令和4年4月から子宮頸がんワクチンの接種勧奨を再開しています。

【キャッチアップ接種に関する最新の検討状況】(令和6年11月更新)

 今夏以降の大幅な需要増により、子宮頸がんワクチンの接種を希望しても受けられなかった方がいらっしゃる状況等を踏まえ、令和7年3月末までに接種を開始した方が、全3回の接種を公費で完了できるよう、国の審議会で検討しています。

(注)検討中の内容であり、確定はしていません。最新の情報が入り次第ホームページを更新します。

(1)対象者(検討中):
・キャッチアップ接種対象者のうち、令和4年4月1日から令和7年3月31日までに子宮頸がんワクチンを1回以上接種した方

・平成20年度生まれの女子で、令和4年4月1日から令和7年3月31日までに子宮頸がんワクチンを1回以上接種した方

(2)期間(検討中):キャッチアップ接種期間(令和7年3月31日まで)終了後、1年間

接種対象者

小学校6年から高校1年相当の女性

なお、国が積極的な勧奨を差し控えたため、接種機会を逃した方を対象に再度公費での接種の機会が設けられています。(キャッチアップ接種)詳しくはリンク先をご覧ください。

接種について

接種費用は無料です。
接種完了までには6ヶ月程度の期間が必要ですので、余裕をもって接種してください。

対象となるワクチンの種類と一般的な接種スケジュールについて

サーバリックス®(2価)またはガーダシル®(4価)またはシルガード®9(9価)

・サーバリックス®の一般的な接種スケジュール
 1回目を接種後、
 2回目接種は、1回目から1か月後
 3回目接種は、1回目から6か月後

・ガーダシル®の一般的な接種スケジュール
 1回目を接種後、
 2回目接種は、1回目から2か月後
 3回目接種は、1回目から6か月後

・シルガード®9の一般的な接種スケジュール
(1)1回目を15歳未満で受ける場合
 1回目を接種後、
 2回目接種は、1回目から6か月後
(2)1回目を15歳以上で受ける場合
 1回目を接種後、
 2回目接種は、1回目から2か月後
 3回目接種は、1回目から6か月後

標準的な接種スケジュール

9価ワクチンについて

令和5年4月から定期接種で受けられるワクチンに、9価ワクチン(シルガード®9)が追加されました。詳しくは厚生労働省のホームページをご覧ください。

接種場所

相談窓口

下記のとおり相談内容に応じて、相談窓口を設置しておりますので、ご利用ください。

(1)子宮頸がんワクチンを含む予防接種の基礎知識について

厚生労働省 感染症・予防接種相談窓口 
 電話番号:0120-331-453
 受付日時:月曜日から金曜日 午前9時から午後5時(祝日、年末年始を除く)

(2)市内で子宮頸がんワクチン接種後に痛み、しびれ、脱力、不随意運動等の症状がある方の、医療、救済制度に関することについて

お問い合わせ先
お問合せ先 電話番号
健康危機管理課 093-582-2090
門司区 093-331-1888
小倉北区 093-582-3440
小倉南区 093-951-4125
若松区 093-761-5327
八幡東区 093-671-6881
八幡西区 093-642-1444
戸畑区 093-871-2331

 受付日時:月曜日から金曜日 午前8時30分から午後17時15分(祝日、年末年始を除く)

(3)学校生活に関することについて

北九州市教育委員会学校支援部学校保健課
 電話番号 093-582-2381
 受付日時:月曜日から金曜日 午前8時30分から午後17時15分(祝日、年末年始を除く)

子宮頸がんワクチン接種後に生じた症状に係る協力医療機関について

県は、子宮頸がんワクチン接種後に生じた症状(主として痛み、しびれ、脱力など)について、適切な医療を提供するため、診療協力医療機関を選定しています。

ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について(外部リンク)

子宮頸がんワクチンを接種した後に気になる症状が出たときは、まずは接種した医療機関など、地域の医療機関に受診してください。

子宮頸がん検診について

 ワクチンの接種により100%子宮頸がんを予防できるわけではありませんので、早期発見のためには子宮頸がん検診の受診が必要です。

 北九州市では20歳以上の女性を対象に「子宮頸がん検診」を実施しています。ワクチンの接種の有無に関わらず、がんの早期発見・早期治療のために定期的な受診をお願いします。

 検診に関するお問い合わせは保健福祉局健康医療部健康推進課(093-582-2018)まで。

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このページの作成者

保健福祉局健康医療部健康危機管理課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2430 FAX:093-582-4037
定期予防接種:093-582-2090 新型コロナワクチン:093-582-2919

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