本市での百日咳の報告が増加傾向にあります。令和7年2月から百日咳の報告が続いており、令和7年5月4日時点で累計48件となっています。
百日咳は、特有の激しい咳を特徴とする感染症で、患者の咳やくしゃみを介した飛沫感染と手指を介した接触感染でかかります。1歳未満の乳児、特に生後6カ月未満の乳児は重症化しやすく、まれに死に至ることもあります。成人では軽症で済むことがありますが、ワクチン未接種の新生児・乳児へ感染させることがあるため注意が必要です。職場や学校のみならず、家庭内でも「咳エチケット」を心がけましょう。