第13回関門トップ会談が平成23年10月18日に下関市の「海峡メッセ下関」で開催されました。
第13回関門トップ会談の開催について
会談を終えて握手をする両市長
中尾下関市長と北橋北九州市長は、『関門の5連携』における”市民交流における連携”と”行政間における連携”を進める為、3つの協議事項について検討し、同日合意しました。
概要については次のとおりです。
協議概要
(1)関門地域次世代若者交流イベント(仮称)について
下関市で開催されている独身男女を対象とした交流イベントを両市間で実施することにより市民交流の一層の促進を図るとともに、両市の名所等を会場とすることにより未来を担う若者に両市の魅力を再発見する機会を提供する。
◇現在、下関市で実施されている事業をベースに、両市商工会議所等の協力のもと実施する。
◇両市の担当部局において、詳細(企画内容、実施時期等)を検討していく。
(2)次世代を担う子ども育成支援事業について ~赤ちゃんの駅登録事業の実施~
乳幼児を抱える保護者の子育てを支援するため、平成20年度より北九州市で実施している「赤ちゃんの駅」登録事業を下関市でも実施するに当たり、北九州市のオリジナルマークを採用することにより、市民交流の一層の促進を図るとともに、両市が連携し、地域社会全体で子育て家庭を支えていく意識を醸成する。
◇下関市内の施設でも、外出中に授乳やオムツ替えなどで立ち寄ることができるような施設を「赤ちゃんの駅」として登録する事業を実施。
◇登録された施設は、利用者が気軽に立ち寄れるよう目印となる共通のシンボルマーク(表示旗、ステッカー等)を掲示し、乳幼児を抱える親子が気軽に外出できる環境づくりを行う。
◇実施時期については、下関市内の施設との調整が済み次第、順次実施。
(3)環境分野での連携強化について ~電気自動車の普及促進~
関門地域における低炭素社会実現に向けた取り組みを強化するため、環境分野での連携強化を図るもの。
まずは、関門地域を電気自動車の運行に適した圏域とするため、両市で充電ネットワークの整備・拡大等に取組み、電気自動車の普及を促進することで、交流人口の拡大及び自動車から排出されるCO2を大幅に削減し、低炭素社会の実現を図る。
◇両市担当部局による会議を設置し、両市における充電ネットワークの計画・整備状況等の情報の共有化を図るなど、電気自動車普及促進に向け、連携を強化する。
◇環境先進施策にかかる連携強化に向けた勉強会の設置などを行い、関門地域での低炭素社会実現に向けた取り組み拡充に向けた検討を行う。
◇電気自動車の普及促進に向けた取り組み
・電気自動車充電ネットワークの構築に関わる整備計画の共同研究
・西日本高速道路(株)に対する充電器設置の共同提案
・観光を目的とした電気自動車レンタカーの活用及び新たな観光ルートの開発検討
・電気自動車広域充電ネットワークの形成に向けた周辺自治体への要請
・電気自動車関門地域充電ネットワークマップの作成・PR
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