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北九州市の水素に関する取組み

更新日 : 2020年1月8日

水素エネルギーの重要性

 現在、世界的に地球温暖化という大変重大で喫緊の課題があります。一方で、エネルギー自給率が低い日本においては、エネルギー安全保障の確保と温室効果ガス排出削減の課題を同時並行で解決していくことが必要であり、その解となりうる水素は「究極のエネルギー」として注目が集まっています。
 そこで、水素社会の実現を目指すため、国では平成29年に「水素基本戦略」を策定し、2050年を視野に入れた基本的な方向性を示すとともに、その具体的な行程を定めたロードマップも策定(平成31年3月改定)し、国を挙げて取組みの推進を図っているところです。

水素エネルギーとは

 水素エネルギーの基礎知識や利用方法、実用化に向けた国内外のプロジェクトなどについて、本市と連携して水素社会の実現に取り組んでいる岩谷産業株式会社のホームページでわかりやすく解説していますので、下記のリンク先をクリックしていただき、「水素エネルギーハンドブック」のバナーをご覧ください。

 水素とイワタニ(岩谷産業株式会社)(外部リンク

1 北九州市における水素社会の実現に向けた方向性

 本市では、水素社会の実現に向け、3つの柱
(1)東田地区での「北九州水素タウンにおける実証・PRの拠点化」
(2)響灘地区での「CO2フリー水素の製造・供給の拠点化」
(3)市域全体での「燃料電池自動車や水素ステーション等の普及」
により、岩谷産業株式会社をはじめとする水素関連の企業の方々と連携を図りながら取組みを進めています。

北九州市における水素社会の実現に向けた方向性の画像
北九州市における水素社会の実現に向けた方向性

2 燃料電池自動車(FCV)と水素ステーションの普及

 水素社会の実現のために主要な要素の一つとして、モビリティでの水素利用の拡大が挙げられます。その中核は、FCVと水素ステーションの普及であり、国ではそれぞれ高い目標を掲げて導入を進めています。

燃料電池自動車(FCV)

(1)特徴

 ガソリン車はエンジンでガソリンを燃料させ、熱エネルギーを回転運動に変えて走っています。一方、FCVは、燃料として水素を積み、車載の燃料電池によって発電し、その電気を動力としてモーターを回して走る電気自動車です。水素と空気(酸素)で発電してその電気で走り、排出されるのは水(蒸気)だけなので、究極のクリーンカーと言われています。
 平成26年12月、世界に先駆けてトヨタから「MIRAI」が発売され、平成28年3月にはホンダも「CLARITY FUEL CELL」を発売しました。いずれも走行性能はガソリン車と同等で、水素満充填での走行距離は650から700キロメートルとされています。

(2)電気自動車(EV)との比較

 EVは、外部から給電した電気を充電して動力源にし、モーターで走ります。走行時にCO2を全く排出しないのはFCVと同じで、どちらもエコカーとして普及が期待されています。
 FCVはEVに比べて充填時間が短く、走行距離が長いという特徴を持っています。しかし、EVに比べると車両コストや充填(充電)インフラ整備コストが割高になります。
 今後は、近距離圏の定期走行用にはEV、中長距離走行用にはFCVと、エコカーとしてのすみ分けが進むと考えられています。

(3)本市における導入促進の取組み

 本市では、 平成27年2月に、公用車としてFCVを率先して導入しました。現在4台導入しており、市役所の業務で利用するほか、イベント等でのPR活動にも活用しています。
 また、FCVや外部給電器の導入に補助するとともに、災害時に「動く発電機」として活用する取組みを進め、FCVの普及促進を図っています。詳しくは、下記ホームページをご覧ください。

 【市ホームページ内リンク】 FCVをはじめとする次世代自動車の有効活用と普及啓発について
 【市ホームページ内リンク】 FCVや外部給電器の導入補助について

トヨタミライとていたん・ブラックていたんとの写真
トヨタ「ミライ」納車式(平成27年2月)

商用水素ステーション

 平成26年10月に九州初(全国2番目)の商用水素ステーション(岩谷産業株式会社)が小倉北区に開所し、平成27年12月には市内2箇所目の商用水素ステーション(JXTGエネルギー株式会社)が八幡東区に開所しました。

 各水素ステーションの営業時間や立地場所等は、ホームページでご確認ください。

 イワタニ水素ステーション小倉(外部リンク)

小倉北区高浜の商用水素ステーションの外観写真
イワタニ水素ステーション 小倉(小倉北区高浜)
八幡東区東田の商用水素ステーションの外観写真
ENEOS 八幡東田水素ステーション(八幡東区東田)

スマート水素ステーション(SHS)実証

 平成26年12月から岩谷産業株式会社、本田技研工業株式会社と本市が連携し、コンプレッサーが不要な高圧水電解システムを採用したコンパクトなパッケージ型の「スマート水素ステーション(SHS)」を若松区のエコタウンセンター内に設置しました。
 また、平成28年4月から平成29年12月まで、SHSと太陽光・風力発電設備を接続し、再生可能エネルギーから水素を製造し、燃料電池自動車に充填する実証を行いました。

SHSに停車している燃料電池自動車の写真 
スマート水素ステーション(SHS)(注)現在、実証は終了しています。

3 燃料電池自動車から家庭への電力供給(FCV2H)

・八幡東区の環境ミュージアムで、本田技研工業株式会社が、平成25年4月から実証を開始しました(現在は終了)。
・戸建住宅(北九州エコハウス)に燃料電池自動車から電力を供給することができます(満充填時のFCV1台で、一般家庭の約7日間の電力をまかなうことができます)。
・電力ピークカットに貢献する電力平準化の新たな方法として実証が行われました。

FCV2H実証の写真
FCV2H(環境ミュージアムエコハウス)

4 福岡県「福岡水素エネルギー戦略会議」との連携

 福岡県では、水素社会の実現を目指し、全国に先駆けて産学官連携組織の「福岡水素エネルギー戦略会議」を2004年に設立し、研究開発や社会実証、産業の育成など総合的に取り組んでいます。
 本市は、戦略会議に顧問として参画するとともに、福岡県と連携しながら、「北九州水素タウン」をはじめとする水素に関する先進的な取組みを進めています。

   「福岡水素エネルギー戦略会議」(外部リンク)

5 今後の取組み

 今後も、将来の水素社会の実現に向けて、また市民の皆さんに、水素や燃料電池への理解と関心を高めていただくため、「FCVの普及促進」や「水素に関する実証事業の実施」など、水素に関する取組みを進めていきます。

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このページの作成者

環境局環境経済部温暖化対策課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2286 FAX:093-582-2196

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