ページトップ
ページ本文

土砂災害について

更新日 : 2023年12月21日
ページ番号:000008420

 がけ崩れや土石流、地すべりなどの土砂災害は、すさまじい破壊力をもつ土砂が、一瞬にして多くの人命や住宅などの財産を奪ってしまう恐ろしい災害です。傾斜が急な山が多く、台風や大雨、地震などの多い日本では、その地形的・気象的な条件によって、土砂災害が発生しやすい環境にあります。

 土砂災害は大雨や地震をきっかけとして発生することが多いですが、長い間風雨にさらされて地盤がもろくなった急な斜面などは、突然崩れることもあります。

 土砂災害が発生する前には前触れ(前兆現象)が現れることがありますので、何かいつもと違うと感じたら、斜面に近づかないようにしましょう。前兆現象の詳しい内容は、北九州市防災ガイドブックで確認してください。

 土砂災害の被害を防ぐためには、一人ひとりが土砂災害から身を守れるように備えておくことが重要です。普段からハザードマップで土砂災害警戒区域の場所を確認し、近くに住んでいる方やいつも通行する方は、特に注意をしてください。

危険な場所を知ろう

 土砂災害発生のおそれのある地域は、土砂災害防止法に基づき、「土砂災害警戒区域」として福岡県が指定しています。

 土砂災害警戒区域は、北九州市内に1,300か所以上あります。

 ご自宅が土砂災害警戒区域にあるかどうか、ハザードマップなどで事前に確認しておきましょう。

 土砂災害警戒区域は、以下のページの他、市役所(建設局河川整備課)や各区役所(総務企画課)でも見ることができます。

避難のための情報

 大雨により災害の発生が予想される場合に、気象庁から「大雨警報」「土砂災害警戒情報」等の情報が段階的に発表されます。
 また、市から「高齢者等避難」「避難指示」等の避難に関する情報が発表されます。
 気象情報や避難情報、周囲の状況に注意して早めの避難を心がけましょう!

気象情報の流れ
「北九州市が発令する避難情報の種類」の画像
北九州市が発令する避難情報の種類

緊急時の安全確保行動

安全確保行動「斜面から離れた部屋」の画像 安全確保行動

 早めの避難行動が原則ですが、もしも避難が遅れて自宅に留まった場合は、建物の2階以上や、斜面から離れた部屋などの少しでも安全な場所へ避難しましょう。
 土砂災害特別警戒区域などでは、自宅に留まることが危険な場合があります。早めの避難を心がけましょう。

土砂災害の種類と前ぶれ

土砂災害には、「がけ崩れ」「土石流」「地すべり」の3つの種類があります。土砂災害が発生するときには、何らかの前兆現象(前ぶれ)が現れることがあります。

がけ崩れ

がけ崩れは、急な斜面で突発的に起こります。瞬時に崩れ落ちるため、避難が遅れがちになります。

 前ぶれ

  • がけからの水が濁ります。
  • がけに亀裂が入ります。
  • 小石がパラパラ落ちてきます。
  • 斜面がふくらんでいます。
  • 雨水が斜面を流れて溝ができます。
  • 斜面の方から大きな音がします。
「土砂災害:急傾斜地崩壊危険箇所(がけ崩れ)」のイメージ図
土砂災害:急傾斜地崩壊危険箇所(がけ崩れ)のイメージ図

土石流

土石流は、谷筋で起きます。土砂などが水といっしょに流れ下り、速度が速く大きな破壊力を持っています。

 前ぶれ

  • 山鳴りがします。
  • 雨が降り続いているのに川の水位が下がります。
  • 川の流れが濁ったり、流木が混ざり始めます。
  • 腐った土の匂いがする。
「土砂災害:土石流危険渓流」のイメージ図
土砂災害:土石流危険渓流のイメージ図

地すべり

地すべりは、一度に広い範囲の地盤が動き出します。速度はゆるやかですが、発生すると大きな被害をもたらします。

 前ぶれ

  • 地面にひび割れができます。
  • 沢や井戸の水が濁ります。
  • 斜面から水がふき出します。
「土砂災害:地すべり」のイメージ図
土砂災害:地すべりのイメージ図

一部のファイルをPDF形式で提供しています。PDFの閲覧にはAdobe System社の無償ソフトウェア「Adobe Reader」が必要です。 下記のAdobe Readerダウンロードページなどから入手してください。
Adobe Readerダウンロードページ(外部リンク)

このページの作成者

危機管理室危機管理課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2110 FAX:093-582-2112

メールを送信(メールフォーム)

このページについてご意見をお聞かせください

お探しの情報は見つかりましたか?

【ご注意】

  • 業務に関するお問い合わせなど、お答えが必要な場合は直接担当部署へお願いします。
    上の「メールを送信(メールフォーム)」からお問い合わせください。
    (こちらではお受けできません)
  • 住所・電話番号など個人情報を含む内容は記入しないでください。