【料金について記載のない催しは入場無料(参加無料) 時間は24時間表記】
保健福祉の情報をお伝えします
知っていますか? 発達障害のこと
発達障害とは
発達障害は、脳機能の障害で起こるといわれており、「アスペルガー症候群・自閉症(自閉スペクトラム症)」「注意欠陥多動性障害(ADHD)」などがあります。多くは2~3歳頃から目立ち始めますが、中には気付かれないまま大人になり、悩みを抱えている人もいます。
〈こんな辛さを抱えています〉
- ●自分の気持ちを言葉や表情にできない
- ●予測できないことや急な変更が苦手で不安が強くなる
〈周りから見ると…〉
- ●物や形、場所、順番などに強くこだわる
- ●集中できない、じっとしていられない、考えるより先に動いてしまう
〈個性や長所〉
- ●話を聞くよりも、絵や文字を見て理解することが得意
- ●興味のあることには、集中力が高い
発達障害の人への対応は
- ●その人に合わせて、絵カードや写真を使って分かりやすく説明する
- ●人混みやざわつき、大きな音が苦手な人には、集中できる環境を整える
- ●注意は優しく、手短にする
発達障害に関する相談窓口
- ●発達障害者支援センター「つばさ」(小倉南区春ケ丘、電話093・922・5523) 対象 発達障害のある人や家族、支援者。西部分所(若松区大字小敷)もあり。
- ●特別支援教育相談センター(小倉南区春ケ丘、電話093・921・2230) 学習についていけない、就学に不安があるなど、特別な支援が必要な子どもや保護者などの相談に応じます。
共通の内容 市のホームページでもご覧になれます。問い合わせは保健福祉局精神保健福祉課 電話093・582・2439へ。
ご存じですか
ハート・プラスマーク
ハート・プラスマークとは、身体内部に障害のある人を表すマークです。
身体内部(心臓、呼吸器、腎臓、膀胱(ぼうこう)、直腸、小腸、免疫、肝臓)に障害のある人は、その不自由さが外見から分かりにくいため、電車の優先席や障害者用の専用施設(駐車スペース、トイレなど)を利用して注意されるといった誤解を受けることがあります。
このマークのバッジなどを着用している人を見かけた場合は、理解と配慮をお願いします。対象者には、ハート・プラスマークカードとバッジを各区役所「高齢者・障害者相談」コーナー、各出張所で配付しています。
「ヘルプマーク」と「ヘルプカード」
ヘルプマークは、外見からは分かりにくい障害や難病、妊娠初期などの人が、配慮を必要としていることを知らせるマークです。ヘルプマークがデザインされたヘルプカードは、障害の特性や具体的な支援内容などを記入し携帯することで、緊急時などにスムーズに支援を受けられるようにするものです。ヘルプカードを提示されたら、その記載内容に沿って必要な支援をお願いします。
対象者には、ヘルプカードを各区役所「高齢者・障害者相談」コーナー、各出張所などで配付しています。
問い合わせは保健福祉局障害福祉企画課 電話093・582・2453へ。
チェックルと防災について学ぼう
問い合わせは危機管理室危機管理課 電話093・582・2110
防災マスコットキャラクター
「チェックル」
(C)Kei Asaka/Studio Corazon
最終回は、ハザードマップについて紹介するよ。
お住まいの地域のハザードマップの確認を

ハザードマップとは、豪雨などの自然災害が発生した際、予測される被害の範囲を示した地図です。
本市では、「洪水ハザードマップ」と「津波ハザードマップ」、想定される災害を各小学校区単位で表示した「校区版ハザードマップ」の3種類を作成しています。
お住まいの地域のハザードマップを参考に、家族や地域の会議などで、想定される災害について話し合ったり、実際の避難経路を歩いてみたりしましょう。
最新のハザードマップは市のホームページでも確認できます。
ハザードマップで確認したいポイント
洪水・土砂災害の場合
- 自宅など日常生活でよく使う場所の浸水想定区域・土砂災害警戒区域など
- 予定避難所の位置、自宅から避難所に至る経路、避難経路中の危険箇所
- 災害時に危険と思われる場所(アンダーパス、河川より低い道路など)
ここがポイント!
ハザードマップはあくまでも特定の想定に基づく被害予測です。想定を上回る被害になる危険性があることを理解しましょう。
土砂災害は、雨や地震により発生するだけでなく、ある日突然起きることもあります。日頃から、土砂災害警戒区域に加え、災害時に危険と思われる場所(ブロック塀、狭い道路など)を確認しておきましょう。
防災の心構えを忘れずに
これまで6回に渡り、チェックルと防災について学んできました。
東日本大震災をはじめとする地震や、近年多発している豪雨災害など、自然災害はいつ、どこで起こるか分かりません。
防災について毎年、家族と話し合う日を決めておくなど、日頃からの心構えを忘れないようにしましょう。
災害が発生した時、まず大切なことは自分の安全を確保することです。