自治会に参加している人たちに、加入したきっかけや、具体的な活動内容、加入して良かったことなど、うかがってみました。

「自分のできる範囲で」の一言が私の背中を押してくれました


石田史子さん
八幡西区 則松西自治区会

 私の地域活動デビューは、出産後に始めた子育てサポーター。転居して知り合いもなく子育ての相談に訪れた市民センターで、館長さんに「自分のできる範囲で」と勧められて子育てサポーターの活動に参加しました。その後、自治会に加入し地域の子育てサークルを立ち上げました。この活動を通じて知人の輪が広がり、2人の子どものことを気軽にお願いできるご近所さんとの関係もつくれました。地域活動は、知り合いづくり。自分のできる範囲で、気軽に参加してみてください。

近所の大人に見守られて育った子ども時代を思い出し、迷わず加入


Oさんご夫妻
小倉北区 桜丘第6町内会

 昨年12月、結婚を機に門司から小倉に引っ越してきた当日に、町内会長さんの声かけがありました。育ったところは近所のつながりが強く、大人とは子どもの頃から顔見知りでしたので、町内会に入れば、知り合いもできて安心感が増すだろうと思っていました。だから、声をかけてくれた会長さんに感謝しています。加入したばかりですが、まずは、清掃活動など、できるところから始めようと思っています。結婚などで転居した人も、安心して暮らせる地元にするためにも加入してみてはと思います。

自治会はこんな活動にも取り組んでいます

近年、地域のさまざまな課題に対して、「自分たちのまちは自分たちの手で」という意識を持って活動する自治会が増えています。

「防災見守りマップ」で地域を視える化


▲防災見守りマップ〔見本〕

 八幡西区自治総連合会では、いざという時に助けに行けるよう防災見守りマップを、毎年5町内会を選んで作成しています。このマップは、高齢者や歩行が困難な人など避難の支援がいる世帯を色分けして表示しています。

子育て世帯を応援「さくら夏休み子ども学習塾」


▲さくら夏休み子ども学習塾

 小倉北区の桜丘校区自治連合会では、夏休み期間中の3日間、市民センターで「さくら夏休み子ども学習塾」を開催しています。国語と算数は、地域のボランティアがプリントを作って教えています。

LINEを活用した防災情報の発信


▲リアルタイムに情報発信

 若松区の第東28区自治会(畠田地区)では、「畠田緊急ネットワーク」という独自の連絡網に加えて、新たに「LINE公式アカウント」を作りました。連絡網の二重化と情報伝達の迅速化に加えて、安否情報や被害情報などきめ細やかな情報発信ができるようになりました。

コロナ禍を機にオンライン会議に挑戦


▲オンライン会議

 小倉南区では、新型コロナウイルス感染拡大により一堂に集まって会議を開催することが困難となったため、今年1月、全校区会長が参加する自治総連合会臨時総会をオンラインで開催しました。

市も応援しています

本市には、住民主体のまちづくり活動をサポートするためのさまざまな支援制度があります。活用できる支援制度については、お住まいの区のコミュニティ支援課にご相談ください。

(例)「まちづくり専門家派遣事業」や「マンション自治会設立支援専門家派遣事業」など。


市自治会総連合会
会長 立花三男さん

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「自治会活動応援事業者表彰制度」を創設


▲表彰された事業者に贈られるステッカー

 令和2年度から、自治会活動を積極的・継続的にサポートする企業・団体などを表彰する「北九州市自治会活動応援事業者表彰制度」が始まりました。2年度は29事業者が表彰されています。

【この特集に関するお問い合わせ】市民文化スポーツ局 地域振興課 電話093・582・2111

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