本市では、少子高齢化・人口減少という重要な課題に対して、「北九州市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、同総合戦略における政策において産業集積に適した用地を確保するため、重点的に企業立地を促進する区域や集積すべき業種を定めた「北九州市産業集積実施計画」を策定しています。
本市は、これまで保有する産業用地を多くの企業に分譲してきたため、企業を誘致していくうえで用地不足が課題となっています。
具体的には、Eコマースによる物流量の増加等により、物流の市場規模は拡大し続けていますが、市内には物流施設に適した利便性の高い産業用地が少なく、物流関連産業の誘致機会を逸している状況にあります。
そこで、多様な企業ニーズに応じた用地を確保していくため、現在計画されている民間開発や土地区画整理事業などの開発予定地を新たに産業集積区域に追加した改訂版を作成しました。
引き続き、都市計画マスタープランを始めとする関連計画との整合を図りながら、本市の強みを活かした産業の積極的な誘致を行い、雇用の創出や社会動態の増加を目指します。