発表項目 |
月日:2024年5月15日 |
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出席者 | 北九州市長 |
4.令和6年(2024年)5月15日北九州市長定例記者会見
【発表案件】
(1)おいしい給食大作戦(第2弾)
会見の動画(YouTube)
会見録
(1)おいしい給食大作戦(第2弾)について
市長
お疲れ様です。バックパネルがこうなって、これ皆さんどうですか。皆さんちょっと無声で笑顔で。よろしくお願いします。「Action!」を北九州市の新しいロゴとして今お伝えしているところですけれども、なのでちょっと今日は時間少し変わっておりますけど、午後になりますけれども定例のほう開始させていただきたいと思います。そうしましたら、まず私のほうから発表案件ということでございまして、まず今日の発表案件、こちらです。「おいしい給食大作戦」の第2弾ということで発表させていただきたいと思います。先日「おいしい給食大作戦」、北九州市のお子さんたちの給食を、どうやって品質を向上していくのか、これは私がお約束していたことでもありますし、お子さんたちの日々の学校生活、これをより豊かなものにしていく、この意味でやっていこうということで前回の、前回っていうか以前、応援団を含めてどういうふうにやっていくのかということを、お示しをさせていただきましたが、今日、第2弾として今後の取組を、発表をさせていただきたいというふうに思います。それではこちらです。まず第1弾となりますけれども、「おいしい給食大作戦」で「大学生」と「地元シェフ」による監修メニューの提供というのをスタートいたします。まず1品目は、5月21日に九州女子大学監修の「なでしこハヤシライス」が登場をいたします。これまでも給食のメニューにハヤシライスはあったのですけれども、今回のハヤシライスは生のトマトをふんだんに使用し、トマトの酸味とコク、栄養たっぷりの仕上がりになっているということでございます。この材料のトマトでございますけれども、学校給食応援団である響灘菜園株式会社様の規格外のトマトを使用しておりまして、SDGsと食育にも配慮した内容となっております。当日は九州女子大学の学生の皆さんが小学校を訪問し、お子さんたちと一緒に給食を食べながら、「なでしこハヤシライス」の感想を尋ねるなど、交流をしていただきながら給食を食べてもらうということになっています。お子さんたちと学生たちのふれあい、これもぜひ皆様、ご取材をいただければ大変嬉しく思います。また今後は他の栄養士養成大学と学校給食応援団との監修メニューも企画中でございますので、ご期待をいただきたいというふうに思います。これですね、あとでまたご紹介します。次です。次がこの監修メニュー2つ目、地元のシェフの方、シェフの北キュー三ツ星献立というものも5月24日にスタートをします。地元のシェフ監修の「肉団子のカラフル甘酢あん」が登場をいたします。カラッと揚がった肉団子と、色とりどりの野菜にコクのある甘酸っぱいあんが絡んだ本格中華料理となっております。当日はこの料理人の方が小学校を訪問いたしまして、子どもたちと、これも一緒に給食を食べながら交流を行う予定としております。そして当日、料理人の方、この方、田中さんなのですけれども、料理人の方が調理室にも入っていただきまして、料理に関する技術指導も行っていくという予定にしております。この日24日は私も小学校を訪問いたしまして、お子さん方と一緒に給食を試食しながら、お子さんたちの感想を直に聞いてみたいというふうに思っておりますので、取材を可能であればお願いしたいというふうに思います。学校給食応援団の皆様には、北九州市の子どもたちの給食の時間がよりよいものとなるよう、本当に熱い思いを持ってレシピ作成に取り組んでいただいております。その前、これですね、前のページに戻っていただくと、九州女子大学の皆さん、この「なでしこハヤシライス」は、昨年の7月に学校給食の魅力向上に協力をしたいというお申し出をいただきました。そして、教育の一環としてこの献立のレシピ作成に取り組んでいただくことになりました。学校給食は単にお子さんたちが満足する味を追求するだけではなく、1食当たりの予算、栄養価、アレルギー対応、給食に適した調理法など、様々なことに配慮をしなければなりません。こうした条件をクリアするために、九州女子大学の巴教授のご指導の下、家政学部の学生の皆様は何度も試作を重ねまして、教育委員会との試食会も2回開催をしていただき、約半年をかけてようやくレシピが完成したというものでございます。そして次ですね。こちらですね、地元シェフ田中さん。これ黒崎のほうにある、田中華麺飯店っていうのがありますよね、ご存知ですかね。今頷いておりましたけど、すごく人気のお店だということで私も何度か行ったことありますけれども、ホテルアゴーラリージェンシー堺の中華料理総料理長の下で技術を磨かれまして、2018年に田中華麺飯店を開業されたという田中さんですけれども、「地球の歩き方 北九州市版」にも掲載をされているお店でございます。この「肉団子のカラフル甘酢あん」、お店がお忙しいので、お店のお忙しい合間を縫ってレシピを、作成をしていただいたという経緯がございます。出来上がったレシピに基づいて、来店したお子さん方に実際に試食をしていただいて、生の声をレシピにも反映していただいたというふうに伺っております。レシピ作成にご協力いただいた関係者の皆様には深く感謝を申し上げたいと思います。大学生、シェフの田中様には、給食の交流会を通して、お子さんたちにレシピ作成に対する思いや、どういうところに工夫をしたのか、そういったこともぜひ語っていただきたいというふうに考えております。私も学校に24日は伺うことにしております。今後も学校給食応援団の皆様の熱い思いとともに、北九州市全体で学校給食を盛り上げてまいりたいと思います。そして「おいしい給食大作戦」の第2弾の2つ目、2つ目がこちらにありますけれども、「日本全国味めぐり」と「ワールドツアー2024」の提供というものでございます。これは4月から提供を開始したもので、「日本全国味めぐり」は日本各地に伝わる郷土料理を味わい、日本の伝統文化に触れていただきたいという思いから始めたものでございます。こちらが1つの例で、「衣笠丼」というものでございます。こういった全国の様々なレシピ、料理を体感していただくというようなことをスタートしているところでございます。また「ワールドツアー2024」というのがありますけれども、「ワールドツアー2024」、これが、今年はパリオリンピックも開催をされますし、北九州市でも様々な、世界的な国際スポーツイベントなども予定をされているところでありますが、様々な国の料理を食べながら世界に思いを馳せていただく、そして未来に思いを馳せていただくというような思いから始めたものでございます。今回「オムレツのシャンピニオンソース」という、どういうソースかは私もよく分からないところありますけれども、実際にこれから提供されていくところであります。素晴らしいプロの本格的な料理として、私も本当に楽しみにしていきたいというふうに思います。給食の時間が、旅をしているような楽しいひとときになる、そしてお子さんたちの笑顔が溢れることを、期待をしてまいりたいというふうに思います。そして次に大作戦3つ目ですけども、こちらですね。3つ目が「地場産食材を使用した味噌汁コンクール」というものでございます。これは昨年の11月に行われました市内の中学2年生が議員となって、様々なまちの問題や市への提案というのを行うイベントがございました。「北九州ドリームサミット2023」におきまして、中学生の方から、やっぱり北九州市の若い世代の注目度を上げるために「SNSを活用した中学生味噌汁大作戦」を行ってはどうかというご提案をいただきました。これは既存の学校給食献立レシピコンクールに「味噌汁」部門を新設をしまして、北九州市の地場産の食材を組み合わせたレシピを、生徒の皆様に募集をするというもので、入賞作品は給食に取り入れられるということに加えまして、優秀賞に選ばれたレシピは北九州市の魅力とともにSNSで発信していくなどのことを、想定をしております。募集は既に始めておりまして、審査結果の発表につきましては9月を、予定をしております。生徒の皆様には、北九州市の地場産食材を組み合わせながら、自由な発想でおいしい味噌汁を考案していただきたいというふうに考えております。私からの発表は以上となります。
(2)質疑応答
市長
それでは質問を承らせていただきたいと思います。今回は幹事社は、どうぞ。
記者(読売新聞)
幹事社読売新聞の矢野と申します。よろしくお願いします。
市長
矢野さん、お願いします。
記者(読売新聞)
今日発表のあった「おいしい給食大作戦」なのですけれども、地域の食材を使ったりだとか、地元の方がメニューを考案したりとか、食育といった面とかでも子どもたちにいい影響があるのかなというふうに思うのですけれども、食べる時に学校給食楽しくというのはそうだと思うのですが、どういうことを感じながら食べてもらいたいかというのを一言お願いします。
市長
そうですね。今日いくつかありましたけど、やっぱり地域とのつながり、人とのつながりを感じてもらいたいなと思います。この学校給食のために一肌脱ごうということで、大学生の方、地元シェフの方がボランタリーにメニューを考案する、そして、時間を割いてそういうことを試作をされて、試行錯誤しながら限られたコストの中でやるというのはなかなか大変だと思いますけれども、そうした中で一生懸命、この北九州市のお子さんたちに喜んでもらいたい、笑顔になってもらいたいという思いで、そんな思いが詰まっているのできっとお子さんたちもそれを感じてくれるんじゃないかなと思うんですよね。なので、そういった人のつながり、そして土地への愛着、こういったものを感じていただきたいなと思います。もちろん地場の食材を使ってとか、そういったこともありますし、またいろんな「日本全国味めぐり」とか「ワールドツアー」とかこういったものも通じて、逆にもちろん世界や日本各地のことを知ってもらいながら、逆に我がまち、我が市というのが、どういうような特徴があるのかなとか、そういったことをまた振り返ってみてもらう、そういう機会になるといいのではないかというふうに願っています。
記者(読売新聞)
ありがとうございます。幹事社からは以上です。
市長
西日本新聞の中西さんですかね。
記者(西日本新聞)
はい。
市長
お願いします。
記者(西日本新聞)
お願いいたします。ちょっと2点お伺いしたいのですけれども、これは市内全部の小学校で同じ日に提供されるっていうことですか。
市長
その理解でいいです。どうぞ。
担当者(教育委員会 学校保健課)
教育委員会学校保健課長の中山です。今回は、北九州市内の給食は主に大きくA地区とB地区ということで東西に2分割しております。今回ご提供する21日、あるいは24日はB地区になります。なので、A地区はちょっと別の日程でご提供しておりますので全市統一ではございません。以上でございます。
市長
だから一斉にというわけじゃないけど、この企画自体は全市にちゃんと行くという、そういうことですね。
担当者(教育委員会 学校保健課)
そういう意味です。
記者(西日本新聞)
ちなみにそれは特別支援学校とかも含んで。
担当者(教育委員会 学校保健課)
教育委員会学校保健課長。特別支援学校の子どもさんの献立は若干、ちょっと通常の学校と変えておりますので全く同一ではございません。
記者(西日本新聞)
それと2点目なのですけれども、田中シェフの「肉団子」がなぜ肉団子なのかと、あとこれって何か北九州産の具材を使っているとか、そういったことはございますか。
市長
どうぞ、これお願いします。
担当者(教育委員会 学校保健課)
教育委員会学校保健課長。今回メニューを、献立考えていただくにあたって、やはり子どもたちの嗜好というのをある程度念頭に入れていただいたメニューをお願いしました。アンケートなどを取りますと、やはり子どもたちが好きな料理は肉料理、中でもハンバーグというのがやはり第一番人気というのが分かっております。なので、そのハンバーグに近い献立をご検討いただいてレシピをつくっていただいた、そういう経緯がございます。以上です。
市長
何か地元食材はあれですか。
担当者(教育委員会 学校保健課)
地元食材につきましても、若松産のキャベツであるとか藍島産のわかめ、大葉春菊、こういったものを、地元産ということで、ご利用いただきたいということでレシピをつくっていただく際にはお願いしたところです。
記者(西日本新聞)
すみません、この「肉団子のカラフル甘酢あん」の中にそういった食材が入っているのですかね。
担当者(教育委員会 学校保健課)
市内産という観点で申し上げますと、玉ねぎなどは市内産を使っておりますけれども、この点については市内産に限定はしておりません。以上です。
記者(西日本新聞)
ありがとうございます
市長
他にいかがでしょうか。伊藤さん。
記者(NHK)
発表項目以外で伺います。核のごみについてです。高レベル放射性廃棄物のいわゆる「核のごみ」について、処分地の選定に向けた調査の第一段階に当たる文献調査を、玄海町の町長が受け入れる考えを表明しました。昨日は県知事も「しっかりと調査してほしい」というふうに言っております。北九州市は隣接しているわけではないですが、もし受け止めがあればお願いします。
市長
そうですね。文献調査ということではありますが、脇山町長も難しい判断をされたのだろうと思います。北九州市としましては、少し距離がありますので、こういった文献調査、あるいは今後のプロセスというのがどういうふうに進んでいくのか注視をしていきたいというふうに思います。必要があればもちろん福岡県などと情報共有を図っていくということになろうかと思います。
記者(NHK)
分かりました。ありがとうございます。
市長
どうぞ。
記者(TNCテレビ西日本)
TNCの富﨑です。すみません、発表案件にちょっと戻らせていただきまして、確か第1弾の発表の時に、御料理まつ山さんのところはもうシェフの監修メニューみたいなのが出ていたのかなとも思ったりもするのですが、これの位置付けとしては第1弾、シェフ監修三ツ星メニューとしては2つ目というふうになりますでしょうか。
市長
どうぞ。
担当者(教育委員会 学校保健課)
学校保健課長。ご提供としては、シェフの三ツ星献立については2回目ということになるのですけれども、1回目のご提供した4月の「牛肉のしぐれ煮どんぶり」、これは、実は今回新たに開発していただいたものではございませんで、過去にも出していたものでございます。よって新規で、全くご提供するのは今回が最初ということになります。
記者(TNCテレビ西日本)
では「大作戦」と括って開発したメニューは初めてこれが出る、肉団子は初めてっていうことになるということですか。
担当者(教育委員会 学校保健課)
そういうことになります。
記者(TNCテレビ西日本)
改めてになると思うのですが、おそらく前回も市長、食は大事だというふうにおっしゃっていましたが、これを通して学びなり何なり、子どもたちに対する効果っていうのはどういうふうにお捉えでしょう。
市長
そうですね。先ほどご質問いただいた部分もありますけれども、やはり人のつながり、子どもたちを思う大人たちの思い、地元の方々の思いというのを感じてもらいたいということ。それが新ビジョンの中でも人のつながりというのは大きな項目として入っていますしね。それから土地への愛着を持っていただきたいと思います。また、より一歩踏み込んでいけば、やはり私たちは全て食べ物からできているわけですから、私たちの命をつくる食べ物のありがたみ、そして、それがどういうふうに、誰の手を通じて、どういうふうにしてつくられてきたのか、こういったことを学ぶ機会にしていただきたいと思います。今回規格外のトマトということもありますしね、そういったものが、野菜と言ってもいろんな、規格通りにいくもの、いかないもの、いろいろありますけれども、そういったものがどういう経路を行くのか、また規格外と言われてもこういう味なんだとか、そういったことも学んでいただく、もったいない精神でもありますし、SDGsにも関わることでもありますし、そういった命のこと、あるいはこの世界のこと、こういったことに、それぞれでしょうけど思いを致す、そういうきっかけづくりになればというふうに願っています。
記者(TNCテレビ西日本)
実際に市長も試食と交流会にいらっしゃるそうなのですが、結構期待度としては高いというか、期待されているという感じになるのでしょうか。
市長
味にですか。
記者(TNCテレビ西日本)
味というかその時の心境ですね。
市長
もちろん味はもとより、もちろん期待しておりますけれども、それでどんなことをお子さんたちが、銘々でいいと思うのですけれども、どんなことを感じたり、これを食べてみてどんなことを思うのかなっていうのは聞いてみたいですね。もちろんおいしいって、多分おいしいとか、おいしくないとは言わないでしょう、おいしいって言ってくれると思いますけど、逆にこういう、田中さんなんかがどういう思いでつくったのかとか、そういうこともストーリーを語っていただいて、みんなお子さんたちがどんなふうに感じるのかなということも聞けたらなというふうに思います。
記者(TNCテレビ西日本)
ありがとうございます。
市長
山下さん。
記者(毎日新聞)
毎日新聞の山下です。すみません、4番の味噌汁コンクールで。味噌汁と言えばどうしても市長の顔が出てくるのですけど、味噌汁愛好家として何か審査に関わったりとかそういうことはないでしょうか。
市長
本当に、去年の11月の中学生のドリームサミットで提案をしていただいて、本当に何か味噌汁に関心を持ってくださったのは嬉しいなと。やっぱり味噌汁の持つ、いろんなものが、野菜とかも食べれますしね、いろんなものが、タンパク質も取れますし。本当に味噌汁の魅力っていうか、それかなり市長というか個人の話になってきますけど、そういった野菜も取れるし本当に大事な日本の食だと思うので、そういったことは、またこういったものを通じて再発見していただくと嬉しいなと思います。審査に加わるということは今のところないんじゃないかな。私は愛好家であって専門家ではあまりないので、そんなに何か審査できるような立場ではございません。
記者(毎日新聞)
すみません、どうしても顔が出てきていて。失礼しました。発表外でちょっとお伺いしたいのですけど、ちょっとクラブのほうにも投げ込みがあったのですけど、門司遺構の関係で21日に学術団体の方々が申し入れをするという旨お伺いしています。市のほうにも、もう既に日程調整しているとは思うのですが、市長宛、教育長、議長ということですが、市長直接ご対応されるご用意はあるのかっていうのを。
市長
今のところは通常、どうぞ。
担当者(都市戦略局 事業推進課)
都市戦略局事業推進課長、一瀬です。21日の対応につきましては現在調整中というところで、まだ誰が出るかというところは内部で調整している段階でございます。以上でございます。
記者(毎日新聞)
日程というものはあると思いますが、メンバー見てみると、やはり日本イコモスの委員長がいらっしゃるっていうような、かなり役職の方もいらっしゃるっていう上ですと、やはりそれなりの方が対応するというのが適切かなと思うのですが、日程以外のところでより重要視されて会うのか、そういう感覚と言いますか、どう捉えているのか。
市長
そうですね。こういったご要望っていうのはもちろんこの件だけではなくて、いろんな分野で本当に多くのご要望やご提案っていただくことがありますので、やはりそういった中で、スケジュールのこともありますし、どういうふうに対応するのかということは、それなりの組織としてのバランスと言いますか、そういったものがあるというのが1つあります。ただ、いずれにしても、今回一般社団法人日本イコモス国内委員会というようなことでございますけれども、そういった中で、いずれにせよ組織ですからね、組織としてしっかり、私ではなければ報告もきちんと受けますし、どういう形であれ、しっかりと情報は共有し、それを受け止めさせていただくということは当然の対応だというふうに思っております。
記者(毎日新聞)
分かりました。あと同様に遺構の関係なのですが、前回の時に市民に対する説明ですね、どのような形、調整中ということでしたが、範囲ですとかやり方ですとか、決まったことがあれば教えてください。
市長
そうですね。これは、また詳細のリストは現局からもらっていただきたいと思いますけれども、今、市民の皆様への説明会というのを順次開催をしているところでございます。今様々、「うちの校区でこういう会議があるから、そこに来てちょっと話をしてよ」という、そういうパターンもあれば、これから市民の皆様にも広く意見をいただくような会というのも考えていきたいというふうに思いますし、両面合わせていきたいと思います。例えばですけれども、自治会校区で言えば4月25日以降に錦町校区・清見校区などでの会議でご説明をさせていただいたということがあります。あと、施設利用団体等でも栄町商店街振興会(正しくは、栄町商店街振興組合)5月13日、門司港レトロ倶楽部5月14日等々、そういったところでご説明の機会を頂戴をしているというところでございます。そうした中で、またさらに広く意見をいただくような機会、こういうのもつくっていきたいと思いますし、またリアルだけではなくWebサイトとか、そういったところでも情報をしっかりと提供していく、そういうような、いろんな手段を組み合わせて説明をしていくということは進めていきたいなというふうに考えています。
記者(毎日新聞)
広く市民にということで、やはりまずは使う門司の方がというようなそういうスタンスでお伺いしていたのですけれども、やはり門司の方以外の意見も聞く必要があるということでよろしいでしょうか。
市長
そうですね。広く市民の方に周知させていただくということ、そういった趣旨から、門司の区民しか来てはいけませんとか、そういったことじゃなくて広く市民の方に、市が主催するような住民説明会、こういったものも考えていきたいなというふうに思います。
記者(毎日新聞)
広く市民のほうは時期等もまだ。
市長
そうですね。5月下旬か6月かぐらいということで今調整しているというふうに報告を受けていますが、また決まり次第、皆様にお知らせをしたいと思います。
記者(毎日新聞)
ありがとうございます。
市長
他にいかがでしょうか。浅上さん。
記者(RKB毎日放送)
すみません、RKBの浅上です。発表項目以外なのですけれども、魚町三丁目の火災から20日で1ヶ月になるということで、今のところ火災の対応の状況と、もし原因とか分かっているものがあればっていうのと、あと対策ですね、その辺りどういうふうに考えているか教えてください。
市長
そうですね。まずもって今回の被災された皆様に心からお見舞いを申し上げたいというふうに思います。行政としても窓口、あるいは支援制度を通じてしっかりと寄り添った対応、きめ細かな対応というのに努めているところでございます。今瓦礫の処理、これも一部事業者の方々で撤去が始まっていることで、復旧に向けた歩みというのが少しずつ始まっているというふうに聞いております。引き続き市としましても、事業者の皆様、あるいは地元の方々に寄り添うサポート、必要なサポートというのはしていきたいというふうに思います。また今回の火災、まだ原因の特定というところには少々時間が要しているようでございますので、それを待たなければいけませんけれども、やはり火事の直後にもお話ししたように、まちに関わる方が、全てがまちを火から守るという強い意志を持って、やはり防火に努めていただくということが大根本になるということではございます。従って、私からももう一度、市民の皆様に今一度、やはり火を出さない、火元になるところには十分な注意をしていただくということを、お願いをしたいというふうに思います。もちろんこのあと、また詳細な原因が分かってきた段階で、また何か新たな課題とか、そういった手立てとか、そういったことが必要だということが見えてくれば、それはその時に適切に対応していくという考えでございます。
記者(RKB毎日放送)
ありがとうございます。
市長
他いかがでしょうか。
担当者(市長公室 報道課)
他ご質問。質問なければ以上で市長定例会見を終了いたします。
市長
ありがとうございました。
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市長公室報道課
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