RSウイルス(Respiratory Syncytial Virus)によって引き起こされる「かぜ」の一つです。年齢を問わず、生涯にわたって繰り返し感染しますが、成人の場合は鼻かぜ程度の軽い症状ですむ場合が多いのに対して、年齢が低いほど重症化しやすく、肺炎や気管支炎を引き起こすことがあるため、注意しなければならない病気です。
また、一度かかっても免疫が十分にできないため、生涯の間に繰り返し感染します。生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の人がRSウイルスに少なくとも1度は感染するとされています。