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環境ビジネス等に関する調査研究

更新日 : 2023年8月18日
ページ番号:000005033

公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)北九州アーバンセンターとの連携

 IGES北九州アーバンセンターはアジアカーボンニュートラルセンターの構成組織であり、北九州市をはじめとした自治体と海外都市との都市間連携のもと、これまで環境技術やノウハウの移転・実装化を進めてきており、脱炭素、循環経済、SDGsをテーマに、地域レベルでの具体的な変化の創出に取り組んでいます。

アジアカーボンニュートラルセンターの組織図
IGESはアジアカーボンニュートラルセンターにおける調査・研究機能を担っています。

IGES北九州アーバンセンターの活動例

ハイフォン市と北九州市の連携でゼロカーボンシティを実現

ベトナム北部最大の港湾都市・ハイフォン市と北九州市は姉妹都市の関係にあり、長年、特に環境技術分野で協力を進めてきました。両市は2050年までのカーボンニュートラル実現を目指しており、IGESは、両市の都市間連携を通した脱炭素化に向けた協力事業のサポートを行っています。

具体的には、ハイフォン市の脱炭素化に向けた政策立案をサポートするため、2050年カーボンニュートラルのシナリオ作成を支援しているほか、両市に共通する産業集積地という特性を踏まえて、日本最大級のエコタウンを擁する北九州市の知見を活用することにより、ハイフォン市内の工業団地の「エコ工業団地」 認定を支援する調査活動を進めています。

エコ工業団地のイメージ図
環境負荷を低減しながら高い生産性を実現するエコ工業団地(イメージ図)

タイ・サメット島で廃プラスチックの島内完結型循環モデルを構築

タイ国ラヨン県の観光名所サメット島を対象に、北九州市や市内企業と共同で島内の廃プラスチック循環システム(島内で回収・処理・再利用が完結する循環モデル)構築を目指す事業を実施しています。

本事業は、廃プラスチック対策に取り組む国際競争資金を獲得して実施しており、島内の廃プラスチック排出や処理に関する現状分析や事業性調査を実施するとともに、地元のステイクホルダーを中心とした組織づくりや廃プラスチックをリサイクルし、再利用するための油化事業の実証実験などを行っています。

タイ・サメット島の写真
タイ・サメット島
プラスチックゴミが散乱する海岸の写真
プラスチックゴミが散乱する海岸

このページの作成者

環境局環境国際部環境国際戦略課
〒805-0062 北九州市八幡東区平野1丁目1番1号 北九州市国際村交流センター3F
電話:093-662-4020 FAX:093-662-4021

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