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【コメント】
・新型コロナウイルス感染症の現状について
・ツール・ド・九州の福岡県開催決定を受けて
【発表案件】
・梅雨期・台風期を迎えるにあたっての注意喚起について
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令和3年5月20日市長記者会見
【コメント】
・新型コロナウイルス感染症の現状について
・ツール・ド・九州の福岡県開催決定を受けて
【発表案件】
・梅雨期・台風期を迎えるにあたっての注意喚起について

更新日 : 2021年5月20日
コメント項目

(1)新型コロナウイルス感染症の現状について

(2)ツール・ド・九州の福岡県開催決定を受けて

月日:2021年5月20日
場所:北九州市役所

発表項目

(1)梅雨期・台風期を迎えるにあたっての注意喚起について (PDF:315KB)

出席者 北九州市長

会見の動画(YouTube)

市長
それでは、今日はまず新型コロナの状況について、それから「ツール・ド・九州」の発表がありました。続いて、梅雨・台風の時期を迎えますが、注意喚起について。以上3点を、まずご報告をさせていただきます。新型コロナの本市の状況であります。昨日は84人の陽性患者の確認であります。2番目の過去最多となりました。県の緊急事態宣言発令から1週間の経過であります。この間、飲食店など、多くの事業者の皆様にご協力をいただいておりまして、心から御礼を申し上げます。このような外出自粛などの市民の取組の効果が表れるまでには、この感染症の特性からしまして、10日ないし2週間と言われております。しばらく時間を要します。一方で、今週に入ってからも多くの陽性患者が確認されておりまして、とりわけ若年層の感染が多く、市内の高校でもクラスターが、疑いが発生しております。また高齢者の集まりでも集団感染が疑われる事例が発生しておりまして、マスクを外して会食をしたことなどが原因と見られます。そこで、この感染症対策で重要なポイントは病床の使用率でありますが、5月19日現在、233床のうち145床、62.2%です。県全体では8割に達しております。医療提供体制の負荷は大きくなっておりまして、ここで感染拡大を止めないと、必要な医療提供体制が維持できなくなります。非常に深刻な状況と改めて感じております。市民の皆様方へのお願いでありますが、改めて不要不急の外出、移動の自粛をお願いしたいと思います。特に若年層の方々については、会食、部活、休憩室、更衣室など、あらゆる場面でこのマスクの着用など、感染症対策の徹底をお願いしたいと思います。また事業者の皆様方には、社員の皆様方の、例えば更衣室であったり、あるいは昼食時間の休憩室であったり、喫煙室であったり、そういうところで、マスクを外して会話をするということが感染症拡大につながる事例がたくさん報告されておりますし、また従業員の出勤の(際)、病症が見られる場合には自粛をしていただいて、昼休みも時差の取得、また社員寮など、集団生活の場での感染対策が重要であります。次に、ワクチンの接種であります。現在75歳以上の予約を受け付けております。約17万、現在予約枠があります。これは順次増えていくわけでありますが、そのうち予約件数は約14万8,000件、予約率は約87%であります。接種の状況でありますが、集団接種と高齢者施設での接種に加えまして、医療従事者への接種も、高齢者用のワクチンを融通いたしまして、特に集団接種会場に執務していただいております医療従事者の方にはまず打っていただくと、そういうことも行っております。併せまして、現在、約5万5,000回接種を行ったところであります。先日、集団接種の中で、ワクチンの接種に関するミスが数件生じました。ご心配をおかけし、皆様方に改めてお詫びを申し上げたいと思います。しっかりと再発防止の徹底に取り組みます。来週は65歳から74歳の方々に接種券を、お届けをいたします。前回は、予約の一斉開始によりまして電話が繋がらないと、大変ご迷惑をおかけしたわけでありますが、どうすればその混雑を緩和できるかと、いろいろと思案してまいりましたが、今回は、接種券が届いた方から順次ご予約をいただけるようにいたします。ただし、いつ届いたかによって、公平性について疑問があまり出ないように、公平性担保の観点から、来週は、月曜から金曜までの間は毎日、予約枠を提供させていただきたいと、こう思っております。また区役所の窓口等の拡充によりまして、ネットに不慣れな方々の相談をいたします。28名を100名に増やす、コールセンターを100回線から150回線に増やします。こうやって予約受付体制の強化も図ります。またコールセンターの混雑緩和を図るために、当初、1週間程度の間はなるべく、これは市民の皆様へのお願いでありますが、10数万人の方々にお送りいたしますので、まずは5月29日頃まで、最初の1週間程度は、70歳から74歳の方にご予約をいただければ幸いなのであります。続いて、65歳から69歳の方には少しお待ちいただくことになりますが、なるべく5月30日以降にご予約をいただきますと混雑の緩和になり、できるだけ円滑に予約できるようになると思いますから、ご協力をよろしくお願い申し上げたいと思います。ワクチンは十分に確保されています。定期的に予約枠を提供してまいりますから、どうぞ安心してご予約をいただきたいのであります。また、このワクチンの予約にあたりまして、13会場の集団接種会場がありますけれども、空き状況がどうであるかというのはネットで、ホームページでそれが分かるようになっております。またKBCの「dボタン広報情報(正しくは、dボタン広報誌)」というものをスタートしておりますけれども、それを開けていただきますと、そこでもテレビを通じて、「どの会場に空きがあるか」というのは一目瞭然になっております。ぜひご参照していただきたいと思います。変異株は、わずかな期間に全国的にほぼ置き換わったと言われております。1.4倍という説もありますが、従来株よりも感染力がはるかに高いと言われております。全国で緊急事態宣言、あるいは、まん延防止等重点措置が次々と追加発令されております。誠に厳しい状況であります。市内でも市中感染が広がっている状況が窺えます。感染経路が分からないと、不明な方が大変多くて、そのことは同時に、市中感染がかなり広がっていることを覚悟せねばならないと思っています。一度感染が拡大しますと、すぐに落ち着かせることは大変難しくなります。今日のいわゆる自粛、感染予防対策は、10日なり2週間後に数字になって分かるようになります。粘り強くこの対策を徹底して、抑え込まねばならないと改めて思います。市民の皆様には、もう1年以上にわたって大変なご不便・ご負担をおかけしております。この期間中、早くこの緊急事態宣言を解除すると。そして、普通の生活に戻っていくためにも、ここは辛抱の時であります。どうぞ感染症対策を徹底していただいて、慎重に行動していただきますように、重ねてご協力をお願い申し上げたいと思います。次に、「ツール・ド・九州」の福岡県の開催が決まりました。昨日、九州地域戦略会議において、国際サイクルレースとなります「ツール・ド・九州2023」、これを2023年10月に、北九州市を含む福岡県、熊本県及び大分県で開催することが決まったわけであります。競輪発祥の地であります北九州市が、開催地の1つに選ばれたことを大変光栄に思います。現在は、世界中がコロナと戦っている大変な時期ではありますが、この2023年は市制60周年となります。この令和5年度に、市制60周年の年に開催されるわけでありますが、アフターコロナの世界に向けて、北九州市の魅力を内外に発信できる貴重な機会と考えております。具体的なことはこれからとなりますが、県とよく連携を図り、準備を進めてまいります。次に、梅雨・台風の時期の注意喚起についてであります。近年、大雨・台風によりまして、全国各地で大きな被害をもたらす災害が多発しております。本市でも「平成30年7月豪雨」において、2名の尊い命が犠牲となりました。また住宅被害や崖崩れなど、甚大な被害が発生しております。気象庁は「九州北部地方が5月15日頃に梅雨入りしたと見られる」と、このように発表しております。新型コロナの感染症が収束しない中にありましても、これから本格的な梅雨の時期、台風の時期を迎えることになります。災害対応には全庁を挙げて、万全の態勢で臨みます。画面をご覧いただきます。災害対策(基本)法の改正によりまして、今日から新たな対応をすることになります。災害対策基本法の改正によりまして、「避難勧告」は廃止になり、直ちに避難を求める「避難指示」に一本化されるわけです。本市におきましても、法改正を受けまして避難情報を変更し、運用を行うことにしております。今後は、避難に時間のかかる高齢者、障害のある方は、警戒レベル3「高齢者等避難」で、危険な場所から避難し、警戒レベル4「避難指示」で、危険な場所から全員避難を呼びかけてまいります。市民の皆様には、気象情報・避難情報にご注意をいただきまして、あらゆる災害を想定して、早め早めの避難を心がけていただきたいのであります。避難にあたりましては、ハザードマップによりまして、危険な箇所を日頃から確認しておくことが大事であります。安全な場所にある親戚・友人宅なども含めて、避難先を事前に確認していただきたいのです。また市が開設する避難所におきましては、昨年に続いて感染症対策を万全に行い、安心して避難できる環境づくりに取り組みます。次の画面であります。避難の情報に関しましては、テレビ、ラジオ、市のホームページ、また防災メール、Twitter、LINE、また先ほど申し上げました、テレビを活用した「dボタン広報誌」を通じてお知らせをいたします。マスコミの皆様方にも、その都度、迅速な情報提供をさせていただいておりますが、いつもご協力をいただいて大変感謝をしております。引き続きご協力をお願いいたします。詳しくは6月1日号の市政だよりにおきまして、「防災特集」を組んでおります。市民の皆様方にはぜひともご覧をいただきたいのであります。報告は以上であります。ご質問を承ります。

記者
今ご説明いただいた中で、梅雨時期の注意喚起で、昨年度に続いて避難所の感染症対策にも取り組まれるということなのですけれども、変異ウイルスの拡大でかなり感染のリスクも高まっていますが、避難所の運営の仕方に関しまして、去年よりさらに運営の仕方、注意されるポイントであったりとか、強化される面等ございましたらお聞かせください。お願いします。

市長
その都度議論を尽くして、避難所における感染症対策の充実に向けて方針を固めて、できるところからすぐに実行に入ってきております。「変異株の蔓延」という状況になって、新たな対応は現在、何ができるかをさらに検討中ではありますけれども、変異株の流行、あるいはそれ以前と基本的には、防災対策は徹底することに変わりはございません。これまでに議論をして、感染症対策で決まっていること、これは体温、あるいは手指消毒、あるいは社会的距離を取る、マスクをする、またソーシャルディスタンスを取る、できるだけ多くの会場を確保するということで、密にならないような配慮、また駐車場を確認して、「車の中で」という方もいらっしゃると思うので、その辺の配慮(「車による避難は積極的には推奨いたしません」と後述で追言)、こうしたことをすでに決めているわけでございますが、さらに何ができるかについては鋭意、今、検討中であります。

記者
ありがとうございます。それとすみません、もう1点お伺いしたいのですけれども、自治体の首長のワクチン接種に関して、賛否両論の意見が今出ている状況にあります。北橋市長は、接種されることをあらかじめご説明された上で接種はされたとは思うのですけれども、首長がワクチンを、優先的に接種をするということに関しての、そのお考えをお聞かせください。

市長
手探りでこのワクチン接種の方法を、それぞれの自治体で考えてきたわけでありますが、最初にこのワクチンの接種が始まる前に、いろんな世論調査というものがありました。それによると、「副反応が大変心配である」という声が強くて、海外でのそうした情報についてもかなり詳細に報道されていたように思います。ある調査によると、高齢者で「ワクチンを受けよう」という人は7割、若い人になるに従ってそれが減り、5割ぐらい、こういう調査もあったわけであります。そこで、これは政府のほうも、ワクチンを「有効な対策になる」ということで推奨していたわけでありますが、私もこれが非常に安全で「大丈夫です」と、「ぜひ受けましょう」と、そういう機運を盛り上げるために「チャンスがあれば」と思っておりました。最初に自治体に届いたのはわずか1箱であります。500人弱のワクチンが届けられました。それをどのように有効に使うかの議論の過程で、それぞれの地域で、高齢者に非常に接する機会が多い、そしてまた地域社会において、発信力・行動力の大変大きい方は、それぞれのご町内で選んでいただくことが自然でありまして、結果として民生委員の方が多く選ばれたということであります。私もその中に入りまして、実際に接種をしました。その方々には、特別にモニターの協力をお願いしております。つまり1週間ぐらい、「1回目、そして2回目の接種後、体調はどのように変化したのか」というのを、それを市役所のほうに送っていただくと。それによって、「心配はいりません」と、「ぜひ受けてください」という、そういう機運の醸成につながればと思いました。その過程で自分も参加したところであります。いろんな考えがあろうかと思いますけれども、やはりワクチンの接種に時間がかかっておりまして、「一体自分はいつ頃受けられるのだろうか」という、そういう思いっていうのが渦巻いていると思います。少なくとも事前に市民には「こういう事情で、このように進めていく」ということは、開示しておけば、また市民の反応は違っていたかもしれません。良し悪しについてはいろんな議論がありますし、私自身、その民生委員の方々と一緒に健康観察をして、市民にそれを知らしめるという目的で関わっておりますので、良し悪しについては控えさせていただきますけれども、やっぱり何をするのでもそうですが、事前にその趣旨を知らしめておくということが大事だというように感じています。

記者
ありがとうございました。

記者
高齢者のワクチン接種についてですけども、政府は7月末までの「高齢者のワクチン接種の完了」というのを目標にしていますけども、打ち手の確保などを理由に今、「間に合わない」というふうに考えている自治体も出ているようですけれども、北九州市は、見通しについては現時点でいかがでしょうか。

市長
このワクチンの供給が間違いなく、政府が言われているように、「6月中にワクチンの配送は完了するので、ぜひとも7月中に完了する方向で頑張ってほしい」という、こういう連絡があったところでありますが、やはりそうしたいろんな問題がっていうか、いろんな声が上がるというのは、政府は、やはりこの最優先でワクチン接種を考えていたのは医療従事者に対する接種であります。それが、都道府県が実施主体になって、国からのワクチンはそちらに行って、そこで医療従事者にどんどん打っていただくと。その他の市民については、市町村が事業主体ということになって今日に至っているわけでありますが、市民の中にも「何でお医者さんや看護師さんが受けてないんだ」と、「市はやっぱり、高齢者を大事にするのは分かるけれども、やっぱり順番が違うんじゃないか」という声は結構ありました。つまり県が主体になっているわけでありますが、それは住民から見れば「同じ自治体ではないか」と、こういうことであります。結局、今でもまだ4割とか5割と言われている状況です。従いまして、計画はあっても、そこにはいろんな原因がそれぞれの県においてあるとは思いますけれども、「なぜだろうか」と思うことがやっぱり起こっているわけですね、現実に。従って、高齢者について「7月完了」とは言いますけれども、「本当にできるかどうか」という声が起こるのは、そこにも原因があるように思います。そこで、先ほど数字を申し上げました。予約は順調に進んでおります。大変ご不便やご心痛をおかけしましたが、予約は順調です。もう7割を超えてきて、施設に対する巡回接種を入れると8割台に乗るというところまで来ております。まずその予約の状況が順調に来ているということと、何人の方に実際ワクチンを接種できているかという数字です。これは今後、市民の方にとって、「ワクチン接種は順調に進むのか」というのを考える時に非常に重要な指標になりますので、その集計を、できたものをその都度更新をしていきたいと思いますが、着実に北九州市はワクチン接種の拡大に努めております。従いまして、この流れからいたしますと、65歳以上の高齢者については7月中に完了できる。また国の大方針からしましても、ぜひ完了できるように最善を尽くしたいと考えております。

記者
打ち手の確保ということで少しお聞きしたいのですけど、接種をする側の打ち手の確保ということなのですけれども、今、薬剤師会の会長が、「薬剤師についても接種できるように協力する」というような発言もありました。国のほうは、研修医についても接種者にするような手引きを都道府県に通知していると思うのですけども、北九州市はその辺について、接種者の確保というか、今後検討されていることっていうのは何かございますか。

市長
医師会をはじめ医療関係者との間には、接種が始まる前から、この会場におきまして、市の対策会議に医師会長にもご臨席をいただいて、進め方についてその都度、ご相談をしながら今日に至っております。そういう中で、医師としても日頃の医療活動がある中で、執務をそれに重ねることは大変に厳しい状況ではあるけれども、この感染症対策の一環として、やっぱり「みんなで励まし合って頑張ろう」という、大変ありがたいご決断をいただいて今日に至っているところです。「打ち手を増やす」ということは重要なことで、外国でもやっておりますが、その前に予診という段階があります。これは医師が行うことになっております。そうした意味では、医師の方が予診の段階、それから副反応が出た場合の対応という、接種後の対応につきまして、これは医師の重要な仕事になるわけでありますが、それが確保できるかということがまず第一にあって、そして、加えて打ち手のほうについても、他都市の状況も見ながら拡充に努めていくことが大事だと思っています。

記者
分かりました。

市長
今のご質問で、関連しますけれども、今、医師会との間で大きな課題は、この高齢者施設への巡回接種を円滑に進めるにあたりまして、当初、「医師の2名整ったところから手を挙げてもらえれば、1万以上の枠は確保しているので直ちに実行する」というようにしていたのですが、できるところとできないところがあるということで、いろいろ協議をしまして、医師の1名をとにかく含めて「準備ができたところからもうスタートをする」というふうに5月の中旬からいたしております。ここでも「医師の確保」というのが大きい課題です。今は「個別接種をいつ併用するか」と(いうことが課題です)。いずれ集団接種で進めまして、どこかで個別接種の「もう併用する」という方針は、医師会との間で基本方向は合意しているわけでございますが、今、医師の皆様方で、クリニックで接種すると言いましても、これは予約から、後の経過観察から、これ大変でありますので、非常に負荷がかかります。どれだけの方が手を挙げていただけるか、今その準備の最中にございます。そういうこともありまして、今回ミスの中で「4名分のワクチンを廃棄した(可能性が高い)」ということがありましたが、私どもの場合は、余ったワクチンは、誰がその場合、廃棄せずに対応するかをあらかじめ決めております。リストアップをしております。最初はバックヤードにいらっしゃる医療関係者の方に優先、現在は、集団接種場で頑張っていただいているスタッフの方というのをあらかじめ決めておりますが、医師の予診がなければ接種はできないわけで、そのことが4名(分)の廃棄(の可能性)につながっております。従いまして、医師の確保というのが、この高齢者施設に巡回を円滑に進めていくこと、それから、現在の集団接種の予約を確実にこなしていくこと、同時に、個別の接種をいつから、どういう形で進めるかということと重なってまいりますので、そこら辺を今、鋭意議論しているところです。

記者
最後1点だけ。東京オリンピックについてなのですけども、各社の世論調査では、「中止すべき」や「再延長」という声が上がってきています。共同通信のインタビューでは、JOCの理事が「国民の声に耳を傾けない五輪に意義があるのか」という発言もされているようですけども、東京オリンピックの開催の可否について、市長のお考えというのはいかがでしょうか。

市長
新型コロナの感染状況が大変厳しい今日にありますので、社会・経済活動、文化活動というのは相当程度、制限されております。そういう中にありまして、それに辛抱し、耐えながら、感染症対策に全力で取り組んでいるのが国民の姿でありまして、その目線で見た時に「果たして、このオリンピック・パラリンピックは可能なのか」という、大変厳しいご意見があることは承知をいたしております。ぜひここは、ここまで準備をしてきている大きなテーマでもありますし、よく考えて円滑な着地点を見出せることを、期待をしております。例えば、ここでオリンピックをやること(について)は、ひどい言い方をしている会社の経営者がおりましたが、その経営者は野球をやっているわけですね。やっぱりこういう発言を聞いていると、いろんな意見がメディアを通じて報道されます。「ごもっとも」という意見も大変多いと思いますけれども、少し考えてみると、「もう少し冷静になれないものか」という気がいたします。特にアスリートで懸命に頑張っている人たちに、SNSなどを通じていろんなことを言っている人も多いようでありますけれども、本当に命懸けで頑張っているアスリートの人たちはそっとしてあげておいてほしいなと。いずれにしても決まれば、彼らはその道で頑張るわけでありますから、まずは、国民世論に大変厳しい目線が高まっているんだということはしっかりと自覚をしつつ、感染症対策で、そのオリンピックの会場の中だけではなくて、国内において、それを受け入れる日本国内において、どのように抑え込むことができていくのかということがポイントだと思っております。個人的には、自分は、小さい頃に東京オリンピックを見た時の感動を忘れられませんし、「いだてん」のドラマを見てからますますオリンピックを期待するようになった1人でありまして、ぜひ、このアスリートたちが日頃、どれだけ苦悩と戦いながら頑張ってきたか、それは勝っても負けても涙があります。その涙っていうのは大変美しく、感動するものでありまして、個人的には、ここまで頑張ってきたアスリートが世界から集まってきて技を競うと、勝ち負けは抜きにしてですね。その感動の姿を自分は見たいと思っています。

記者
ありがとうございます。

記者
ワクチンについて1つ確認させてください。ワクチンの量のほうは十分あって、7月末までに、今現在の状況であれば高齢者に接種完了の予定と言いますか、できると思っているというお話でしたが、もう1つ別に福岡県が防衛省枠で、特にワクチン接種が遅れそうな自治体が今8つほどあって、県内に。「接種を行いたい」というふうに国に要望して認められそうということなのですけども、知事は最初、福岡市だけでその防衛省枠のワクチンを、会場をつくりたいというお話でしたが、県内複数の、数箇所に分けて、「会場を分けて接種を考えています」というふうに会見で述べられていますが、その数箇所の中に北九州市、もしくは、このエリアっていうのは現段階で知事に要望されて入っているのでしょうか。そこを1つお聞かせください。市長のほうから知事に「北九州のエリアでもぜひ打たせてください」というような、何か「会場をつくってほしい」という要望みたいなやつを現段階でされているのでしょうか。

市長
まず市役所の中で、ある日ニュースを見ると、「国が東京、大阪で」という話になりまして、そして県知事のほうからも、「ぜひ福岡市内で1つというように考えている」ということで、それは、県民誰もがそこで受けられるという。そこで、福岡と北九州は1万5,000人が毎日通勤・通学で往来をしている地域でありまして、もうとにかく、どの地域だけが収まってもダメなのでありまして、そういった意味では、「九州の大きな拠点であります、福岡市につくられるということには賛同です」と、できましたら、「もし2箇所となった時にはぜひ北九州」、この場合は、「140万近い北九州17の圏域でもって自治体交流を進めてまいりましたので、その北九州圏域として1箇所できればありがたい」と、「モデルナがいただけるならばぜひ」と、こういうお話は、非公式にはいたしております。そうしますと福岡市が、その話がなくなって、今度は郡部のほうにそれをおつくりになるということです。いずれにしましても、県民はどこかで、このいろんな社会・経済、文化活動でつながっているわけでありまして、そういった意味では、国のバックアップで集団的な、大きな会場ができるということは歓迎することでありまして、ぜひ成功してほしいと思います。そして今回、その福岡市内での会場は無理だったようですが、注目しておりますのは、「モデルナは送れる」という会話があったということであります。公式の会議において、政府がどのようにお答えになるのか定かでないわけなのですが、もしそういうことであるならば、ワクチンをいただけるというのは大変ありがたいことなので、その場合は大きな圏域でもって受け皿をつくるということが自然だと思いますので、周辺の地域の方も利用できるような集団会場を、こちらで用意をして、モデルナをいただいて何かをしてみるということはできるものなのか、できないものなのか、実は内部では検討しております。

記者
ありがとうございます。

記者
集団接種会場についてなのですけれども、これから梅雨の時季も入りますし、夏にも入っていくということで、冷房が付いた設備だったりとかを新しく会場として確保するという話も言ってなかったかなと思うのですけれども、この集団接種会場について今後、何か新しく会場を確保するとか、どこを確保するとか、何か決まっていることがあれば教えてください。

市長
6月末までは13会場を確保しているわけでありますが、7月になりますと、暑さ対策が大事になってまいります。従ってエアコンの整備されているのはそのうち4会場でありますから、いずれにしても今まで、6月末の計画は修正することになります。そこで、「暑さ対策もできる場所がどこにあるか」ということはこれまで、もう1月以上なると思いますが、内々にずっと調べてきておりまして、「目途は付いている」という報告を事務方から聞いておりますが、先ほど申しましたように、「個別接種をいつから併用するか、高齢者の巡回接種を円滑にどこまで進められるか」ということも関わってきますので、そこら辺が、全体のことが固まりましたら改めてアナウンスをさせていただきたいと。またもう1つ、この間にいろんな動きが出るわけですが、河野担当大臣が経済界のトップにお会いになっておられます。そして、「産業医を活用して、できればその職域において、近くの高齢者の方も含めた対応ができないだろうか」と、その産業医の活用について提案をして、経済界側は「よく検討する」というお話になっております。これは地元の経済関係者の間でも、高齢者から始まって、医療、高齢者に続いて、「できるだけ早く社員に打ってもらいたい」という思いの方が大変多いわけでありまして、「もしできるのであれば協力はする」というお話もあります。その場合は、また「会場についてどうするのか」ということもあります。また私どもは、これ最後なのですけれども、エッセンシャルワーカーへの対応というのは早い段階で「取り組む」ということを、方針を明示しております。そして、国が接種順位を定めているということでありましたので、国に対して、「高齢者の次は基礎疾患云々となっているけれども、自治体の裁量を認めてほしい」、その例示として「保育士」などを挙げております。文書で提出しておりますが、答えはありません。ただ4月の中旬になりまして、基礎疾患の段階になると、そのワクチンの供給量を前提として、「できるのであれば自治体としても考えていい」という、そういう趣旨の通知が来ておりますので、私どもとしてはその準備に入ろうと思っております。そこでも、「それじゃあ、どの場所でやるか」ということになります。そうなってきますと、いろんな形でのワクチン接種の形態が考えられますので、「全体としての計画が固まってから」というようになります。できれば、6月は市議会がありますし、そこでは私ども、いろいろとこの感染症対策で、たくさんのご質問・ご提案をいただくわけでございますが、基本的な方向性というものをそれまでに確認しておく必要がありますので、そうした段階で、あるいは議会での答弁という形でお知らせをすることになろうかと思います。

記者
先ほどの梅雨対策の関係等で、あともう1つ、2つお伺いします。梅雨対策の関係で、変異株の関係もある中でというところですけれども、自宅待機とか自宅療養にならざるを得ない方は、変異株の増えている中でも、もちろんホテルであったりが中心ではありますが、いらっしゃるという中で、昨年内につくってきた「新型コロナウイルス対策中の災害避難について」というところでは、「罹患者、陽性者については、ホテルや病院にいらっしゃる方は、予定避難所には避難しない」という一言だけで、「安全な場所で療養しているため」ということになっていますが、自宅療養者が今、変異株等で増えている可能性も、去年との比ではないぐらい増えているかと思うのですけども、その方々の安全対策というのも昨年同様の、「ご自身で確保して」というところが基本になるのか、その辺、変異株が広がり、自宅療養者が一定増えているということを念頭に置いて、何か考えられるところがあるのかというところをお聞かせください。それから、もう1つは五輪の関係で、北九州市内もキャンプを予定する各国ありますけれども、他地域ではすでに「キャンプを控える」といった問い合わせも入っているということもありましたが、北九州市で今のところは、各国からの連絡状況ということで、日々変わるところもあろうと思いますが、現状の把握されているところでお聞かせください。

市長
災害の時に、まず自宅待機の陽性者の方につきましては宿泊療養施設を考えています。そこを管理するのは県でありますけれども、受け入れをまず依頼しております。これが1つ。それから濃厚接触者の方をどうするかでありますが、一般の予定避難所とは別にする必要があります。複数確保しております。それがどの施設かにつきましては、濃厚接触者の方のプライバシー保護もありますのでお答えは控えさせていただきます。それから、ちょっと私、間違っておりましたので訂正をさせていただきたいのですが、先ほど、変異株の流行に伴って「避難所における感染症対策をどうするか」というご質問ございましたが、「車中泊の避難」について私、間違っておりました。過去に、そこで避難をして災害に遭われた方もいらっしゃるので、また各小学校区に避難所もありますので、徒歩での避難に適しているということで、「車による避難」は、積極的には推奨いたしません。これは私が間違えておりましたので訂正させていただきます。オリンピックの事前キャンプの件でございますが、イギリス、ドイツのパラリンピック関係、そしてタイ、それからコロンビアでありますね。そことは、連携は取っているのでありますが、先方から「辞退をする」という連絡はまだ入っておりません。

担当者
他よろしいですか。では以上で終わります。ありがとうございました。

市長
ありがとうございました。

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