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農林業を営む皆さまへ

更新日 : 2022年5月26日
ページ番号:000134318

1 鳥獣被害対策の3原則

   鳥獣被害対策は、下記の3原則を総合的に実施することが効果的といわれています。

(1)生息環境管理・・・「近づかせない」

  • 稲のヒコバエや野菜クズ、収穫しない果実のほか、葛やクローバーのような雑草など「食べられても腹の立たない餌」をなくす。
  • 耕作放棄地や藪などは、野生動物の隠れ家だけでなく餌場にもなるので適切に管理する。

(2)被害管理・・・「侵入させない」

  • 囲える田畑は金網柵や電気柵、ネットで囲む。
  • 鳥獣を見たら追い払い、人里は怖いと覚えさせる。

  ※ ただし、イノシシやサルなどの追い払いは、反撃を受けることも考えられるので十分に気を付けること。

(3)個体数管理・・・「捕獲する」

  • 被害を出している個体を適切に捕獲する。

2 鳥獣被害対策をもう一歩すすめるには?(基本的な手順)

 鳥獣被害対策は、個人個人がバラバラに行うと効率が悪いことが多く、一人の力にも限界があります。鳥獣被害対策をもう一歩すすめるために、以下の手順を参考にして、集落みんなで力を合わせた取組みをしましょう。

(1)みんなで勉強!

 野生鳥獣の生態や習性を知り、何が餌付けになり何が鳥獣を引き付けているのか、集落のみんなで理解することが重要です。

(2)守れる田畑、守れる集落に環境改善!

 野生鳥獣にとって餌場としての価値が低くなるように、田畑や家の周りの環境を改善していきましょう。

(3)柵で囲い、みんなで追い払い!

 金網柵や電気柵などで田畑を囲うことは有効な対策ですが、個別に囲うのは効率が悪いので、出来るだけ一連の団地ごとに囲いましょう。さらに、柵周辺の草刈やメンテナンスも共同で行いましょう。
 また、サルなどの追い払いは集落のみんなで日常的に行い、人間は怖いという態度をしっかり意識付けることが大切です。

(4)捕獲の実施!

 集落の餌等に味を占めた鳥獣については、専門家による捕獲を行いましょう。

 ※ 繁殖をして増える野生動物に対して、捕獲するだけでは被害は減りません。

(1)~(3)の対策で、集落から野生動物をしめ出せば、捕獲の効率も上がるようになります。

   『 安全 』 + 『  餌  』 = 『 被害 』

 「安全」と「餌」のどちらか一方を排除するだけでも、被害は減ります。

このページの作成者

産業経済局農林水産部鳥獣被害対策課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2269 FAX:093-582-1202

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