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マンションの窓やベランダからの子どもの転落を未然に防止しましょう

更新日 : 2025年9月4日
ページ番号:000176815

 子どもがマンションの窓やベランダから転落する事故が発生しています。
 窓やベランダからの転落事故を未然に防止するためには、子どもの見守りとあわせて、事故が起きにくい環境づくりが重要です。

窓やベランダ周辺の環境づくり

  • ベランダの手すり付近に、台やごみ箱など子どもがよじ登れる物を置かない。
  • ベランダにエアコンの室外機を置く場合は、手すりから離して設置する。
  • 窓近くにベッドや椅子などを置かない。
  • 子どもが一人でベランダに出ないよう、出入り口や窓には、子どもの手の届かない位置に補助錠を付ける。
  • 転落の危険がある、高さの低い腰窓には、転落防止のための手すりを設置する。
  • 手すりにぐらつきがないか日ごろから点検を行う。 など

 

ソファーによじ登って転落
室外機に登って転落
前のめりになって転落

建物管理者(管理組合など)ができる対策

 また、こうした事故は、過去の事故事例を参考に建物管理者(管理組合など)が対策を講じることで妨げることもあります。

  • 共用部の外廊下や階段の手すりにぐらつき等がないか定期的に点検を行う。
  • 住戸のベランダや窓の手すりにぐらつき等がないか点検することについて入居者へ注意喚起を行う。
  • 外廊下、階段の踊り場の共用部や、住戸のベランダの手すりや窓の付近に、子どもがよじ登れる物を置かないよう入居者へ注意喚起を行う。 など 

住宅事業者向け子どもの転落防止等に資する各種ツール

 国土交通省より「子育てに配慮した住宅と居住環境に関するガイドライン」が公表されています。このガイドラインは、子どもの転落防止、ベビーカー利用のしやすさ、不審者対策、宅配ボックスの設置、テレワークに対応した空間計画、生活音の遮音性向上など、子育て世帯のニーズを踏まえた具体的な配慮事項や技術的考え方を示しており、住宅事業者や建築関係者が参考にできる内容です。 

 また、国土交通省では、マンション内での転倒や転落などの日常事故を予防することを目的として作成した冊子「安全・安心なマンションのために」の作成や共同住宅(賃貸住宅及び分譲マンション)を対象に、事故防止や防犯対策などの子どもの安全・安心に資する住宅の新築・改修の取り組み等に対する支援(子育て支援型共同住宅推進事業)を行っていますので、ぜひお役立てください

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