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使用済み食用油の分別回収にご協力ください

更新日 : 2025年11月20日
ページ番号:000002767

 家庭で出る天ぷら油などの使用済み食用油は、大切な資源であるにもかかわらず、90%以上がリサイクルされず、凝固剤で固めたり、紙に吸わせたりして家庭ごみとして捨てられているといわれています。

 北九州市では、平成18年から家庭で出る使用済み食用油のリサイクルに取り組んでいます。

 集められた食用油は、北九州市営バスなどのディーゼル車や発電設備で「バイオマス燃料」としてリサイクルされています。バイオマス燃料とは、動植物などの生物資源から作られた燃料のことです。使用時に新たな二酸化炭素(CO2)の増加がないとされ、これによりごみの減量だけでなく、地球温暖化防止にも貢献しています。この特性から、今後、バイオマス燃料の利用がさらに増加することが予想されています。

 また、最近では使用済み食用油が持続可能な航空燃料(SAF:Sustainable Aviation Fuel)の原料として利用できることから、さらに注目されています。SAFは温室効果ガスの排出削減に貢献し、航空業界の環境負荷軽減に役立つと期待されています。北九州市でも、SAFの原料として使用済み食用油の回収が始まっています。

 限りある資源を有効利用するため、使用済み食用油の分別回収にご協力ください。

廃食用油リサイクルのイラスト(ていたん)

1 持ち込める油

植物性の食用油(常温で液体のもの)

例:サラダ油、ごま油、なたね油、コーン油、紅花油、こめ油、大豆油、ひまわり油、オリーブオイル

注意1:賞味期限が切れていても回収できます。

注意2:常温で固形の植物性油(マーガリン、ショートニング等)、動物性油(ラード、バター等)、鉱物油(エンジンオイル、灯油等)は回収できません。

注意3:事業者から出た食用油は回収できません。

回収できる油(サラダ油・コーン油・なたね油・べに花油)のイラスト
回収できる油の例
回収できない油(鉱物油、動物性油)のイラスト
回収できない油の例

2 持ち込み方法

スーパーなどの小売店や市民センターに設置している回収ボックスへ持ち込んでください。
回収施設によって持ち込み方法が異なりますので、ご注意ください。

持ち込み方法1(ペットボトル等のプラ製容器に入れる)

  • ペットボトルや食用油購入時の容器などのプラスチック製容器に入れて、回収ボックスに容器ごと入れてください。
  • びんや缶で持ち込まないよう、ご協力ください。
回収ボックスへの持ち込み方法のイラスト
回収ボックスへの持ち込み方法
回収ボックスの例(横長)
回収ボックスの例1
回収ボックスの例2(縦長)
回収ボックスの例2

持ち込み方法2(専用の容器に入れる)

  • この取り組みは、日本航空株式会社が航空機の脱炭素化を進めるため、家庭の廃食用油を回収し、SAFへの再利用を呼び掛ける「すてる油で空を飛ぼう」プロジェクトに基づくものです。
  • プロジェクトに賛同される方は、参加費として220円(税込)を下記店舗でお支払いください。
     井筒屋小倉店(小倉北区船場町1番1号)
     アルク小倉東店(小倉南区沼新町1丁目2番20号)
     アルク八幡西店(八幡西区町上津役東1丁目13番1号)
  • 参加される方には、専用の容器(リターナルボトル)と日本航空オリジナルステッカーが特典として配布されます。
  • 油は、ご自身で回収タンクに注ぎ込んでください。
  • 注いだ後の容器は持ち帰り、繰り返し使用してください。
  • 上記店舗に持ち込み可能な油は、専用ボトルに入れた油のみです。ペットボトル等に入れた油を注がないよう、ご協力ください。
  • 専用ボトルを使用した回収は、上記店舗以外では行っておりませんので、ご注意ください。
「すてる油で空を飛ぼう」プロジェクトのイラスト
「すてる油で空を飛ぼう」プロジェクト
専用ボトルの写真
専用ボトル
回収タンクの写真
回収タンク
油をタンクに注ぐ様子
タンクに注ぐ様子

3 お持ち込み先(回収ボックスの設置場所)

お近くの設置場所は、使用済み食用油回収ボックス設置場所(PDF形式:215KB)をご覧ください。

施設内の設置場所や営業(開館)時間については、各施設にお問い合わせください。

回収ボックス設置数
行政区 設置数
門司区 13
小倉北区 19
小倉南区 23
若松区 6
八幡東区 9
八幡西区 32
戸畑区 7
合計 109

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このページの作成者

環境局循環社会推進部循環社会推進課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2187 FAX:093-582-2196

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