「リコール」とは、設計や製造上の過程でなんらかの過誤等があり、製品に欠陥があることが判明した場合に、法令またはメーカー等の判断により無償で製品の修理や改善、回収等を行うことをいい、そのような製品のことを「リコール製品」と呼んでいます。
知らずに「リコール製品」を使っていたために、事故や火災が発生しています。
「リコール」とは、設計や製造上の過程でなんらかの過誤等があり、製品に欠陥があることが判明した場合に、法令またはメーカー等の判断により無償で製品の修理や改善、回収等を行うことをいい、そのような製品のことを「リコール製品」と呼んでいます。
知らずに「リコール製品」を使っていたために、事故や火災が発生しています。
個々の消費者あてに、メーカー等から直接連絡があったり、新聞やテレビのCM、広告チラシ等でお知らせをしている場合があります。
しかし、リコールの情報が消費者になかなか伝わらず、メーカー等による製品の修理や回収が進みにくいため、リコール製品による同種の事故や火災が後を絶たないのが現状です。
消費者庁や国土交通省のリコール情報サイト、nite(独立行政法人製品評価技術基盤機構)のホームページ等で、リコール製品の情報を見ることができるので、気になる方は、身の回りの家電製品や車などがリコールの対象になっていないか確認してみるのもいいかもしれません。
これまで、市内でも以下のような「リコール製品」による火災が発生しています。もし、同種の製品を使っている場合は、すぐに使用を止め、メーカーや販売業者へ連絡してください。
・販売業者:燦坤(サンクン)日本電器株式会社
・連絡先:0120-600-527
・型式:TSK-5328CT(2005、2006年製)(他の型式にもリコール対象のものがあります。)
・備考:使用されているダイオードの不良により、異常発熱し、発火する恐れがあります。
・製品概要:充電式カイロ、モバイルバッテリー、LEDライトの3つの用途に使用できる製品です。
・販売業者:株式会社イデアインターナショナル
・連絡先:0120-99-5076
・型式:BDE014
・備考:本体内蔵の充電式リチウムイオン電池の不良により、リチウムイオン電池が発熱またはショートし、発火する恐れがあります。
・製造業者:株式会社泉精器製作所
・連絡先:0120-120-643
シェーバー品番 | アダプタ品番 | 製造記号 | 製造年 |
---|---|---|---|
ES1910,ES1815,ES1810 | RC01 |
9D,01,02,03,04 |
1999年12月から2000年4月 |
ES1395 | RC41 |
(注)充電用アダプタ底面に、アダプタの品番と製造記号は表記されています。
・備考:アダプタ内のトランス(変圧器)の不良により、シェーバー充電中にアダプタから発火する恐れがあります。
・製品概要:車のバッテリーからの電力を、電装部品に安定供給するための装置です。
・製造業者:株式会社サン自動車工業
・連絡先:045-620-9133
対象製品名 | 品番 | 生産期間 |
---|---|---|
ホットイナズマ TYPE MR | HI0001♯♯ | 2003年2月3日から2011年5月30日 |
ホットイナズマ TYPE HR | HI0002♯♯ | |
ホットイナズマ TYPE LR | HI0003♯♯ | 2003年2月5日から2011年5月30日 |
ホットイナズマ ECO | HI0006♯ | 2004年9月23日から2011年5月30日 |
ホットイナズマ ECO‐BOX | HPC101♯ | 2005年11月12日から2011年5月30日 |
(注)品番末尾の「♯」にはカラー記号(アルファベット1から2文字)が表記されています。
・備考:バッテリーからのサージ電圧(瞬間的な大電圧)が繰り返し与えられることで、当該製品の基盤上でトラッキング現象が発生し、発火する恐れがあります。
新聞や広告チラシ等で、リコールのお知らせを見た場合は、該当の製品を所有していないかを確認してください。
もし、 該当製品を所有している場合は、直ちに使用を止め、リコールの内容を確認し、製品のメーカーや販売業者等に連絡するようにしましょう。
リコールの対象となっている製品以外でも、使用者の取り扱いの不良等により、事故や火災が発生する場合があります。取扱説明書等をよく確認し、正しい使用方法を守るよう心がけましょう。
また、使用している家電製品や車等に少しでも異常を感じた場合は、同じく使用を止め、メーカーに問い合わせをしてください。
消防局予防部予防課
〒803-8509 北九州市小倉北区大手町3番9号
電話:093-582-3836 FAX:093-592-6795