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【欠陥製品】「リコール製品」の使用による火災にご注意ください!

更新日 : 2022年10月14日
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「リコール製品」って?

 「リコール」とは、設計や製造上の過程でなんらかの過誤等があり、製品に欠陥があることが判明した場合に、法令またはメーカー等の判断により無償で製品の修理や改善、回収等を行うことをいい、そのような製品のことを「リコール製品」と呼んでいます。

 知らずに「リコール製品」を使っていたために、事故や火災が発生しています。

「リコール製品」かどうかは、どこでわかるの?

 個々の消費者あてに、メーカー等から直接連絡があったり、新聞やテレビのCM、広告チラシ等でお知らせをしている場合があります。

 しかし、リコールの情報が消費者になかなか伝わらず、メーカー等による製品の修理や回収が進みにくいため、リコール製品による同種の事故や火災が後を絶たないのが現状です。

 消費者庁や国土交通省のリコール情報サイト、nite(独立行政法人製品評価技術基盤機構)のホームページ等で、リコール製品の情報を見ることができるので、気になる方は、身の回りの家電製品や車などがリコールの対象になっていないか確認してみるのもいいかもしれません。

消費者庁リコール情報サイト(外部リンク)

国土交通省 自動車のリコール、不具合情報(外部リンク)

nite(独立行政法人製品評価技術基盤機構)(外部リンク)

北九州市でも「リコール製品」による火事は起こっているの?

 これまで、市内でも以下のような「リコール製品」による火災が発生しています。もし、同種の製品を使っている場合は、すぐに使用を止め、メーカーや販売業者へ連絡してください。

電気ストーブ

・販売業者:燦坤(サンクン)日本電器株式会社

・連絡先:0120-600-527

・型式:TSK-5328CT(2005、2006年製)(他の型式にもリコール対象のものがあります。)

・備考:使用されているダイオードの不良により、異常発熱し、発火する恐れがあります。

電気ストーブ
焼損した電気ストーブ

3wayハンディウォーマー

・製品概要:充電式カイロ、モバイルバッテリー、LEDライトの3つの用途に使用できる製品です。

・販売業者:株式会社イデアインターナショナル

・連絡先:0120-99-5076

・型式:BDE014

・備考:本体内蔵の充電式リチウムイオン電池の不良により、リチウムイオン電池が発熱またはショートし、発火する恐れがあります。

   

3wayハンディウォーマー
焼損した3wayハンディウォーマー

電気シェーバー用充電器(セイコーシェーバー充電用アダプタ)

・製造業者:株式会社泉精器製作所

・連絡先:0120-120-643

 シェーバー品番 アダプタ品番  製造記号 製造年
 ES1910,ES1815,ES1810 RC01

 9D,01,02,03,04

1999年12月から2000年4月
 ES1395 RC41

(注)充電用アダプタ底面に、アダプタの品番と製造記号は表記されています。

・備考:アダプタ内のトランス(変圧器)の不良により、シェーバー充電中にアダプタから発火する恐れがあります。

電圧安定化装置(ホットイナズマ)

・製品概要:車のバッテリーからの電力を、電装部品に安定供給するための装置です。

・製造業者:株式会社サン自動車工業

・連絡先:045-620-9133

対象製品名 品番 生産期間
ホットイナズマ TYPE MR HI0001♯♯ 2003年2月3日から2011年5月30日
ホットイナズマ TYPE HR HI0002♯♯
ホットイナズマ TYPE LR HI0003♯♯ 2003年2月5日から2011年5月30日
ホットイナズマ ECO HI0006♯ 2004年9月23日から2011年5月30日
ホットイナズマ ECO‐BOX HPC101♯ 2005年11月12日から2011年5月30日

(注)品番末尾の「♯」にはカラー記号(アルファベット1から2文字)が表記されています。

・備考:バッテリーからのサージ電圧(瞬間的な大電圧)が繰り返し与えられることで、当該製品の基盤上でトラッキング現象が発生し、発火する恐れがあります。

 

焼損したホットイナズマ
ホットイナズマ

どんなことに注意すればいいの?

 新聞や広告チラシ等で、リコールのお知らせを見た場合は、該当の製品を所有していないかを確認してください。

 もし、 該当製品を所有している場合は、直ちに使用を止め、リコールの内容を確認し、製品のメーカーや販売業者等に連絡するようにしましょう。

 リコールの対象となっている製品以外でも、使用者の取り扱いの不良等により、事故や火災が発生する場合があります。取扱説明書等をよく確認し、正しい使用方法を守るよう心がけましょう。

 また、使用している家電製品や車等に少しでも異常を感じた場合は、同じく使用を止め、メーカーに問い合わせをしてください。

このページの作成者

消防局予防部予防課
〒803-8509 北九州市小倉北区大手町3番9号
電話:093-582-3836 FAX:093-592-6795

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