(1)北九州市は、深刻な公害を克服すべく、他の自治体に先立って公害対策を実施しました。公害克服の経験で培われた地域社会のパートナーシップは、現在のまちづくりや地域環境改善活動にも引き継がれています。
(2)SDGsの理念に沿った基本的・総合的取組を推進しようとする都市・地域の中で、特に、経済・社会・環境の三側面における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市・地域を国が選定する「SDGs未来都市」に北九州市は、2018年6月、全国で初めて選定されました。
(3)SDGs未来都市として、地域環境問題に積極的に取り組む港づくりを行っている本市では、2011年から広大な産業用地と充実した港湾施設を有する若松区響灘地区で、風力発電などのエネルギー関連産業の集積を目指す「グリーンエネルギーポートひびき」事業を進めています。