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【発表案件】
(1)クロサキスイッチ
(2)フィジカルAI共生都市戦略
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13.令和8年(2026年)8月21日北九州市長定例記者会見
【発表案件】
(1)クロサキスイッチ
(2)フィジカルAI共生都市戦略

更新日 : 2026年8月31日
ページ番号:000181319

コメント項目

なし

月日:
2026年8月21日
場所:北九州市役所 

発表項目 (1)クロサキスイッチ(PDF:1222KB)

(2)フィジカルAI共生都市戦略(PDF:855KB)

出席者 北九州市長

【速報・暫定(生成AIで作成)】武内和久・北九州市長会見の要点

【発表案件】

■クロサキスイッチ

黒崎のポテンシャルを可視化し、将来の民間投資を呼び込むための都市戦略の第一歩として展開するイベント「クロサキスイッチ2026」の全体像を発表した。「未来の黒崎を先取りする37日間」をコンセプトに、体験・つながり・日常の3つの視点で施策を展開する。「体験のスイッチ」として、全国初となる商店街アーケード内のオープントップバス走行や、令和9年度の全線開通を控えた黒崎バイパスの工事現場を歩く特別体験を実施する。「つながりのスイッチ」では、「黒崎うたのまちパレード」にて松平健さんと市民サンバ隊によるパフォーマンスを行う。「日常のスイッチ」では、日常にある楽しみに回遊性を加えて、食と文化のプラットフォームをオール黒崎で作っていく。

■フィジカルAI共生都市戦略

先端技術の社会実装を通じて産業振興と市民生活の向上を指針とする「北九州市フィジカルAI共生都市戦略」を策定した。AIが現実世界で自律的に判断・動作する「フィジカルAI」を活用し、人手不足への対応のみならず、介護や物流、インフラ点検などを支えることで人が人に向き合う時間を生み出し、人の暮らしを豊かにする「共生」の形を目指す。施策推進の核として、ワンストップで実証・実装を伴走支援する「実装フィールドコミッション」を設置。あわせて、2030年度末までに社会実装100件、導入企業数100社などを目指す目標を設定し、公共調達による市役所等への案内ロボット導入やドローン等を活用したインフラ点検などを順次進めていく。

その他、冒頭にて令和8年熊本地震、令和8年8月千葉豪雨の被災者にお見舞いを述べたほか、告知として、物価高騰に対する市民生活支援の拡充策として、プレミアム付きデジタル商品券「暮らし応援商品券(Paycha)」を9月1日から開始すること、7月から開始した「公共交通お出かけキャンペーン」の利用期間や回数制限を拡充した第2弾を9月以降に開始する、とした。また、ゴミステーションの管理や清掃負担を軽減し、ごみの散乱を防ぐため、9月1日から「折りたたみ式容器ワンストップ窓口」を開設する、と述べた。

【主な質疑応答】(担当局が回答したものも含む)

■フィジカルAI共生都市戦略

Q この戦略への市長の思いは。

A 現実世界で自律的に動くフィジカルAIの登場は大きな転換点。北九州市は技術力や産業基盤を持つとともに、社会課題の先進地でもある。単なる作業の効率化にとどまらず、介護や物流、インフラ点検などを支えることで人が人に向き合う時間を生み出し、人の暮らしを豊かにする「共生」の形を目指す。

Q 「実装フィールドコミッション」の活動は。

A 企業や研究機関からの相談にワンストップで伴走し、実証の場づくりやマッチングを行う。また、ファーストステップとして、市役所・区役所等への案内ロボット導入や、ドローン・センサーを活用したインフラ点検などの公共調達を進めていく。技術変化やニーズに応じて柔軟に実践を重ねながら展開していく考えである。

Q 事業者が北九州市で社会実装を試みたいと感じる強みや魅力とは。

A 大きく分けて2つの強みがある。1つ目は、障害を取り除く体制である。規制緩和、地域合意の形成などを行政がワンストップで引き受け、一緒に汗をかくことで実装をスムーズに行える環境を提供できる。2つ目は「仲間」の存在である。市内にロボット関連企業や中堅・中小企業、大学などの学術機関が集積しており、技術の共有や意見交換が行える環境が整っている点が評価されている。大企業だけでなく地元の中堅・中小企業にもベネフィットが行き渡る形を目指したい。

会見の動画(YouTube)

会見録

【告知】物価高騰支援 (第10回Paycha募集開始・公共交通おでかけキャンペーン第2弾)

あ

市長

皆さんおはようございます。じゃあ今日の定例、お盆明けとなりますけれども、スタートさせていただきたいと思います。今日は定例に初めてお見えになられたのは田端さん、田端さん初めてですね。よろしくお願いいたします。あとは皆さん変わった方もいらっしゃるかもしれませんが。本当に被災地の皆様、改めまして、熊本、そして千葉のほうも大雨災害ありましたけれども、本当に心からお見舞いを申し上げたいと思います。熊本に関しましては情報発信を続けさせていただいておりますけれども、様々な形で現地の変わりゆくニーズに応じたご支援というのを、私たちができる範囲でいろんなことを今やらせていただいているところです。刻々と、被災された皆様のニーズ、あるいは必要とされていることは変わっていきますけれども、それに応じた、寄り添った支援というのを、息の長い支援というものをしっかり続けていきたいというふうに考えております。あとは高校野球も盛り上がっていますけど、織田翔希選手が本当に、足立小学校・中学校(出身)。中学校まで軟式をやっておられて、そこから横浜高校に入ってっていう、これもまたすごい、それ自体もすごいことなんですけど、そこであれだけの活躍をされて、日本を代表する投手になっていくんじゃないかという期待を背負って頑張っておられて、ちょっと昨日残念でしたけれども。ただ非常に地元出身の素晴らしい選手が、ああいった勇姿を見せてくださっていることは、本当に市民としては大変誇らしく、嬉しく思います。もちろんそれ以外にもね、東筑高校もそうでしたし、有明高校もそうでしたし、多くの皆さんが活躍。一生懸命、素晴らしい夏の大会を盛り上げてくださっていることに、本当に敬意を表したいというふうに思います。さて、今日の発表事項ですけれども、いくつか、いろいろ大小ございますけれども、お伝えをさせていただきますと、まず1点目が「物価高騰支援」ということになります。まず「物価高騰支援」に関する発表でございますけれども、まず市民の皆様のくらしをお支えする「くらし応援商品券」、こちらですね、左側にございますけれども。この「くらし応援商品券」、いわゆる「Paycha(ペイチャ)」と言われているものと「公共交通おでかけキャンペーン」の第2弾というものを発表させていただきたいと思います。「物価高支援策の拡充」ということになります。こちらですね、本当に物価高騰支援、大きな政策テーマとなっております。それを少しでもお手伝いしたいということで、まず「くらし応援商品券(Paycha)」の募集開始について。「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を活用いたしまして、商工会議所様のお力を賜って、発行していただいて実施をしているものです。9月1日から募集を開始をいたします。プレミアム率は20%、そして発行額は過去最大の72億円となります。1口5,000円で1人当たり最大10口、計5万円まで申し込みができます。つまり5万円を出して6万円分買える、6万円分のチケットが5万円で買えると言ったほうが分かりやすいですかね。また少額からでも買えます。大きなお金でなくても6,000円分を5,000円で買える、こういうような取組でもございます。北九州市民の皆様を優先に抽選販売されるということになります。今回から新しいアプリに変更となりますが、スタッフが申し込みをお手伝いする窓口も開設します。スマホに不慣れな方もご安心してご利用いただきたいと思います。詳細な開始日時などは本日10時にリリースさせていただいておりますので、そちらご参照ください。食料品など、やはり続く物価高騰に対して、ぜひ私ども「力になれれば」という思いで展開をさせていただきます。ぜひご活用ください。続いて、7月から実施をしています「公共交通おでかけキャンペーン」の第2弾となります。この「公共交通おでかけキャンペーン」というのは、やはりいろいろな移動、お出かけする時にも移動にお金がかかってしまう、ここが1つハードルになってしまうものを少しでも和らげていこうということで、通年で行っていこうというものでございました。以前「第1弾」として7月17日~8月31日まで、まずは夏のバージョンということをスタートをいたしましたが、もちろんまだ1年(残り5ヵ月)あるわけですが、次はさらに拡充しまして、今度は一気に5ヶ月分ということになります。前回はほぼ1ヶ月でしたけれども、今回は5ヶ月分ということになりまして、「(バス・モノレール・筑鉄)1日無料乗車券」の発行が2回分から最大10回分まで拡充をされます。以前こちらでご説明したとおり、自分のお好きな日にとことん交通機関に乗っていただく、1日無料で乗っていただくという日をつくっていただく「選べる1日無料券」なんですけれども、それが今度は5ヶ月間に渡って最大10回分ご利用いただけるということでございます。ぜひぜひ、これを皆さんお使いいただければと思います。また「タクシーチケット」の販売、こちらはプレミアム率50%となっております。すなわち3,000円分を2,000円で買えるという、プレミアム付きの「タクシーチケットの販売」ということですが、第1弾は2冊ということでスタートさせていただきましたけれども、これも再びまた2冊買っていただくということで進めさせていただきたいと思います。移動・お買い物・市民の皆様のくらしを応援させていただきたい、こういう思いで展開をしておりますので、ぜひご活用いただきたいと思います。

【告知】折り畳み式容器ワンストップ窓口の開設

あ

市長

次は「折り畳み(式)容器ワンストップ窓口開設」というものでございます。これも本当にぜひご活用いただきたいと思います。「折り畳み式容器のワンストップ窓口」を開設をしております。これ地域の皆様からもご注目いただいておりますけれども、ぜひご活用ください。地域を快適に、そしてそのための容器の補助をさせていただくというものです。当初予算の策定時に補正されていた「ごみステーションの散乱対策」に本格的に取り組んでまいります。折り畳み式容器の導入をワンストップでできる窓口を9月1日から新たに設置をいたします。ごみステーションの管理、ここには、散乱したごみの清掃にご尽力をいただいている方がたくさんおられます。本当にありがとうございます。地域の皆様からは「ごみの散乱が管理する上での負担になっている」、こういうお声もいただいています。そういった切実な声にお応えをして、今回「折り畳み式容器ワンストップ窓口」の開設をし、それをサポートしていただきたいというものでございます。令和6年から「折り畳み式容器の購入補助制度」というのをスタートしているんですけれども、一方「容器を導入したくても、どのような製品をどこで買えばいいのか分からない」、「購入や補助金の手続きが煩雑である」といった声も伺っておりまして、こうした地域の困り事を解消いたしまして、誰でも手軽に散乱対策に取り組む環境を整えるために今回のサービスを開始をいたします。今回開設する窓口に申し込めば、簡単な手続きで補助金を差し引いた金額を払えばお手元に容器が配送されると、こういう仕組みになっております。こうした仕組みで容器の導入をサポートさせていただき、まずは設置場所を新たに2,500箇所増加させていくことを目指します。「ごみの散乱のないきれいなまち」を北九州市で実現していくものです。これはお電話での相談に加え、電子での申し込みも可能となります。ぜひご活用いただきたいと思います。これは、具体的には「補助率2分の1、上限2万円」ということになっています。今、市場のほうを見てみますと、2万円丸々使ってしまうぐらい、4万円というのはちょっとかなり高額な部類に入っていくので、実際は1万3,000円とか1万5,000円とか、そのぐらいが大体相場であろうというふうに私たちは見ていますが、ただケースバイケース。規模とか、それぞれお使いになられたい容器も違いますので、それに応じて柔軟にやっていきたいと思います。

【発表】クロサキスイッチ

あ

市長

さて、話の少し毛色が変わっていきますけれども、あと2つありまして、次は「クロサキスイッチ2026」について発表をさせていただきたいと思います。こちらですけれども、もうだいぶお馴染みになっておりますけれども「クロサキスイッチ」。前回発表第1弾「(黒崎)うたのまちパレード」の実施についてはお話をさせていただきました。今回より詳細に全貌についてお知らせをさせていただきます。もう1回おさらいになりますけどね、クロサキスイッチ。今回2026は「黒崎の未来を先取りする37日間」というコンセプトの下、黒崎のポテンシャルを可視化し、将来の民間投資を呼び込むための「都市戦略の第一歩」として展開をしてまいります。どんな内容になっていくかと言うと、3つの柱がございます。黒崎の未来を先取りする3つのスイッチ。『体験』のスイッチ、『つながり』のスイッチ、『日常』のスイッチ、この3つです。『体験』のスイッチは「未来のインフラを体感する、黒崎にしかない特別体験」をご提供いたします。『つながり』のスイッチ。「多世代が交わる熱狂を創出」していく。そういった「多世代のつながりを生んでいくプラットフォームにしていく。『日常』のスイッチ。日常のある風景、ある楽しみ、こういったものに回遊性を加えて「食と文化」のプラットフォームを「オール黒崎」でつくっていこうと、こういうコンセプトになっています。具体的に見ていきますと、まず『体験』のスイッチになります。まず1つ目『体験』のスイッチ。これもう一目瞭然でございますけれども、イメージ写真になっていますけど、「商店街をオープントップバスが走る」というものでございます。こちら『体験』のスイッチを入れるということでございますけれども、オープントップバスを使って、普段と違う(高い)視点で商店街のアーケードやバイパスなどをオープントップバスで回っていただくということで、一般のお客様を乗せたオープントップバスが商店街のアーケードの中を走行するのは全国で初めてのこととなります。なぜ商店街にバスを走らせるのか、これは黒崎に既にある商店街や道路、工場群といった地域資源、こういったものも視点や使い方を変えることによって、これまでと違う価値が見出せる、こういった可能性をぜひ皆さんに体感していただきたいと思います。担当の者とも協議している中で、このオープントップバスで商店街を見てみると、やはり黒崎のこの商店街が非常にこのアーケードの高さ、あるいは広さ、こういった意味で、非常に立派な、非常に大きな場であるということを体感することもできますし、もちろんバイパスを回っていただくことによって、より広い視野で黒崎の可能性を見出していただきたい、「黒崎にはこんなおもしろさがあるのか」ということを感じていただきたいということで「KUROSAKIオープントップバス」というものでございます。

アクション

市長

そしてもう1つ「国道3号黒崎バイパス特別体験」というものでございます。黒崎バイパス、本当にありがたいことに、いよいよ「令和9年度の完成」というのが、供用時期が明示されたという、去年の大変嬉しいニュースでございました。「令和9年度」ということが、「全線開通」ということがようやく今回決まりました。こうした中、黒崎バイパス、この自動車専用道路として皆さんに愛されているところでございますけれども、残すは「黒崎西ランプ」の開通を待つのみです。今回「橋梁床版」というもので、私もこの言葉にそんな通じているわけではないんですが、この工事しているところの、この橋梁の床の板ってもうそのまま言っていますけど、橋梁にあるここの部分ですね。ここの部分にあるところの床部分っていうのを、「橋梁床版」っていうのを、これ工事の過程のプロセスで出てくるもの、ものっていうか、その状態のものを「橋梁床版」と言うようなんですけれども、ここにメッセージを書いていただく、あるいはまだ開通前の道路をウォーキングしていただくと、こういうような体験、今しかできない、もう開通したらできません。当然工事が完成したらできません、人も歩けません。今しかできない『体験』を、この「クロサキスイッチ2026」に併せて、北九州国道事務所で企画し、実施していただくことになりました。黒崎バイパスは単に「新しい道路ができる」というだけではありません。人や車の流れが変わり、黒崎のまちの動き、可能性も変わっていきます。今回はこの黒崎の未来を変えていく「新たな都市基盤」を、完成する前に自分の足で歩き、そしてメッセージをしたため、そして体感できるという機会になります。これから黒崎がどう変わっていくのか、そうした未来への想いを市民の皆様と共有する、そういう機会にしていきたいと思います。「国道3号黒崎バイパス特別体験」ということになります。そして次は「KUROSAKI TERRACE」になります。「北九州2043」の中にも書いてありましたけれども、起点プロジェクトの候補として「ウェルビーイングストリート」っていうのも図の中に入っていたと思います。そういった実現にも繋がっていく社会実験になります。道路空間を将来的に「車中心」から「人中心」の空間へ変えていくために、ふれあい通りを対象として、新たな交流・滞在の場となるウォーカブルな空間をつくり出します。そして、その効果や課題を検証してまいります。今回は9月の29日から8日間、朝から夜まで歩道上に上質なベンチやテラス席などを設置する、そして飲食の販売などをやってみたいというふうに思います。また、歩道上に光の花を投影してデジタルアーツコンテンツを活用するなどして「訪れ、滞在したくなる空間の創出」を図っていきます。この取組を通じまして、道路の活用の可能性を広げるとともに、道路を「車」でなく「人」を中心とした様々な活動が生まれる空間へと転換させていきたい、そう考えております。次に『つながり』のスイッチというものに移ります。『つながり』のスイッチということについては、こちらは前回もお知らせをさせていただきました。10月の11日(日曜日)、13時~15時(頃)まで。今年は「マツケン・クロサキサンバ」ということで、「黒崎うたのまちパレード」において「多世代の方々が交わり合える」というまち、これを実現をしていきます。世代の垣根を越え、誰もが「歌」を通じて1つになれる交流の場をつくってまいります。前回概要をお知らせしましたが、さらに2つ新たなニュースで、まず1つ目が、松平健さんによる特設ステージでの歌唱パフォーマンスの実施が決定をしたということであります。ふれあい通りでパレードや商店街のお練りに加えまして、ステージ上からもその力強い歌声を届けていただくということで、今、場所や時間の詳細などを調整をしております。2つ目は「限定コラボグッズの制作」でございます。この機会でしか手に入らないスペシャルグッズを準備しておりますので、ぜひ皆様、楽しみにしていただきたいと思います。また、松平さんとともに当日パレードを盛り上げる「市民サンバ隊」、これについても多くのご応募を既にいただいております。様々な世代の市民の皆様とともに、黒崎、そして北九州市を盛り上げる1日にしていきたいと考えております。そしてもう1つ、『日常』のスイッチということになります。黒埼の日常によりスイッチを入れ、回遊性を高めていくということで、これはもう黒崎駅、ふれあい通り、商店街、曲里の松並木公園など、黒崎のまち全体で「食と文化」による様々なコンテンツを準備しまして、多くの人に黒崎のまちを訪れ、回遊していただくという仕掛けをつくってまいります。もう去年以上に地元や民間企業の皆様からもご参加の意向をいただいております。本当に皆様ありがとうございます。去年の「クロサキスイッチ」が非常に盛り上がって成功したということで、さらに地元では「まちを盛り上げていこう」という機運が高まってきているとも感じておるところでございます。こうした力を原動力に「オール黒埼」でスイッチを押し、「北九州2043」で描く未来の姿の黒崎の実現、こういったところも目指して進めていきたいと思います。「クロサキスイッチ2026」、昨年以上に様々なコンテンツが集まりました。「多世代交流」、これをテーマとしながらも「黒崎が動く」、「心が躍る」、「熱狂に包まれる」37日間、今年も実現してまいります。あとスケジュールがあります。これはまたお手元の資料があると思いますので、各エリアでどんなスケジュールがあるか、ぜひご確認をいただきたいと思います。多くの方に黒崎にも来ていただきたいということが、今年の「クロサキスイッチ」でございます。

【発表】フィジカルAI共生都市戦略

定例会見画像

市長

そして最後、ちょっと長くなって恐縮ですが、「北九州市フィジカルAI共生都市戦略」の策定ということになります。振り返りますと、5月25日に「北九州市フィジカルAI共生都市宣言」というのをさせていただきました。井上貴博(内閣総理大臣)補佐官も来られてやりましたね。それの時に「戦略をつくります」ということをお伝えをいたしました。そんな中「北九州市フィジカルAI共生都市戦略」、今回取りまとめしましたのでご紹介をいたしたいと思います。「フィジカルAIで、産業を強く、暮らしを豊かに、まちを魅力的に」、こういったコンセプトでまとまっております。私たちが目指す姿は、「人手不足」ということが1つ紹介されがちなんですが、私たちはそういった「産業の効率化」だけを目指しているわけではありません。北九州市が目指すのは「フィジカルAI」という最先端技術、そして変わりゆく技術が、市民の皆様の暮らし、これをどう豊かにしていくのか。これは「安心」であったり、あるいは「便利さ」であったり「快適さ」であったり、様々なことがある。こういった「フィジカルAIで、産業を強くし、また、暮らしを豊かに、まちを魅力的にしていく」という、そして、それがまちの誇りに繋がっていく、こういった思想、根本思想で今回の戦略をまとめております。「技術」を競うのではなく「幸せの質」、技術によってもたらされる「幸せの質」によって、世界をリードしていく「(北九州市)フィジカルAI共生都市」を目指していきます。おさらいになりますけども、まず「フィジカルAI」について。もうこれもおさらいになりますけど、これ技術が進化するし、技術の進化の度合いというのが分野によって違いますので、「一気にこれが全部できるようになります」ということではないものの、様々な可能性があるということでお受け止めいただきたいと思いますが、生成AIもありますし、今までAIというのは「ChatGPT」など、生成AIというのがパソコンやスマートフォンの画面の中の世界でしたね。バーチャルの中の世界に「AI」というのが主にありました。これに対して「フィジカルAI」というのは、画面から飛び出して、そして現実の世界と関わりを持ち合いながら、現実世界とAI、あるいはロボットといったものが融合した技術というところに大きな、時代を画する要素があります。またAIがしっかりと現場で様々な動きを自立的に行っていく、そしてまた責任を持って動いていく、こういったところまでが「フィジカルAI」の意味合いです。AIという頭脳が様々な製造・物流・買い物・移動、あるいはエンターテインメント、様々な側面・局面において、自ら認識し、判断し、そして動く、こういう世界に近付いているわけでございます。これは、この技術が毎日の市民の皆さんの暮らしを豊かにし、身近に寄り添ってくれるパートナーになっていくことが肝要です。人の活動を支援し、ともに寄り添いながら豊かにしてくれる。そういう存在として「フィジカルAI」を北九州市では定義していきたいと考えています。次です。また動きについてなんですけれども、北九州市は、この「フィジカルAI」で地域の発展、ひいては日本の発展を牽引していこうという志、持っています。全国に先駆けて、圧倒的なスピードで取組を進めてまいりました。今年5月に井上内閣総理大臣補佐官立ち合いの元で「(北九州市)フィジカルAI共生都市宣言」を行ったことは、ご案内のとおりでございますが、その具体化の1つとして、「北九州2043」というところの新たな次世代まちづくり(・投資に向けた戦略)というたたき台の中には、「フィジカルAI」というコンセプトを入れさせていただいて、「民間主導で約1兆円の投資を目指す」ということも発表させていただきました。さらに7月31日は、この高市政権が進める「地域未来戦略」において、北九州市が提案したフィジカルAI分野における「地域産業クラスター計画」が全国の自治体に先駆けて、第1号として認定をされました。こうした流れの中で、今回「(北九州市)フィジカルAI共生都市宣言」というのを具体的な形にしていく戦略ということになって、プロジェクトを動かしていくという出発点に、いよいよ本格的な、今までは宣言をし、構想を描き、具体的な認定を得て、そしていよいよ私たちは戦略をつくってアクションに移していくという、こういう流れの一連の中で描いてきた、進めてきたというものでございます。今回、戦略策定にあたっては、フィジカルAI分野で産官学それぞれの分野で第一線でご活躍されている皆様にお集まりをいただいて、戦略を検討してまいりました。本当に早稲田大学の教授、あるいは地元の企業の深く関わられている方、行政の方、あるいは投資関係の方、あるいは長くこのフィジカルAIロボットの分野で牽引してきたスタートアップの方、あるいは安川(電機)の方や九工大の方も(日本)IBMも本当に非常に日本で初めてのフィジカルAIに関する本格的な戦略策定ということで、多くの方のお力を賜りまして、こういった真摯にご議論いただきまして、本当にありがとうございました。

定例会見画像

市長

私たちが目指す姿、それはフィジカルAIの社会実装を通じて社会課題の解決、そして暮らしの質の向上、もちろんそして産業の振興というのを同時に達成してくる。世界に誇る「(北九州市)フィジカルAI共生都市宣言」の実現ということになります。単に技術を導入するだけではなく、企業には稼ぐ力を、大学研究機関には研究力の発揮を、市民の皆様には安心と豊かさを、まちには新たな魅力の創出を、行政は社会課題の解決と北九州モデルの世界への展開を、などこれは産業の成長だけではなく、市民の皆様の暮らしの豊かさとまちの魅力向上、こういったものを総合的に同時達成していくというモデルを私たちはつくっていきたい、そう考えています。それで、具体的にイメージしたものたくさんありますね。たくさんありますので、繰り返しになっちゃうかもしれませんけど、フィジカルAIの価値って工場の中で人手不足に対応するだけのものではありません。介護現場での負担の軽減、自動配送ロボによる買い物のお手伝い、ドローンによるインフラの老朽化の点検、市民の皆様の暮らしを各方面で豊かにしていく、ここが大事なことです。観光、商業、エンターテイメント、まちを歩くだけで楽しい、面白い、安心できる、多くの人が訪れてみたくなる。そういうまちの魅力向上につなげていくということであります。ちょっと産業面で見ますと、北九州の勝ち筋と書いておりますけども、産業的に言いますと、この戦略の中に書いてありますが、「社会実装を日本一推進する」「社会実装を産業集積につなげる」といったようなことで、徹底した導入の支援、そしてデータを集め、そして産業クラスターを形成する。こういったところを目指していきたいと思っています。政策パッケージいきますと、4つの政策パッケージをこの戦略の中に盛り込んでおります。社会実装の支援、それから事業化と企業集積を加速するということ。匠の技を未来につなぎ人材を育成するということ。それから市民の皆様が親しみ安心できる環境をつくっていくという、共生(都市)モデルの形成、こういったところがパッケージとなって今回の戦略は構成されています。ただフィジカルAIの世界っていうのは技術も変わっていきますし、やはりしっかりと実践を積み重ね、しっかりと一個一個実行を積み重ねていきながら、進化・生成・発展していくということが私は大事と。技術と一緒です。私たちの考えもこれつくったからこれで5年10年ずっとこれだけをやっていくっていうそういう行政のいつものやり方ではなく、私たちは、やはりやりながら、やりながらどんな状況が変わってくるのか、どんな技術が出てくるのか、どんな課題が出てくるのか、どんなニーズが出てくるのか、こういったことを見定めながら柔軟に実践を積み重ねながら進化していくという、ここがやっぱり発想の大事なところだというふうに私たちは考えております。

雑紙

市長

具体的な中身もザザッとご説明しますと、「フィジカルAIサンドボックス(社会実装・実証)」を進めていくということで、市民の皆様、あるいは産業分野で抱えている課題をフィジカルAI分野で解決すべく、「産業現場」「市民の生活」あるいは「まちなか」などで多用なフィールドで実装を広げていくため、規制緩和の推進、市役所や公共施設の先行導入、公共調達等々で市場を創出していく。需要がなければそれは発展はしません。しっかりと需要もつくっていくということが大事になります。2つ目が、「フィジカルAI社会実装LABO(事業化、企業集積)」ということになりますが、これは社会実装の成果を実際のビジネスにつなげていくために、スタートアップの創出・成長を支援する。ヒューマノイドロボットメーカーをはじめとする国内外の企業誘致や新規参入事業化など、新たな産業の芽を北九州からつくっていこうというものです。3つ目、人です。研究開発と人材育成を担う「匠プロジェクト」です。学研都市の研究力と北九州市が誇る熟練技能者の「匠の技」を融合しまして、次世代産業を支える高度な人材をつくっていきたいと思います。具体的には、実装の鍵を握るSier(システムインテグレーター)の高度化の支援や、AI・ロボティクス人材の育成を加速させるということとともに、産学官の連携によって、国のプロジェクトの獲得、こういったものも強力に推進をしていきます。併せてデータの利活用がしやすい環境づくり等々進めてまいります。4つ目は、「フィジカルAI共生都市モデルの形成」です。技術・産業・デジタルインフラと市民の暮らし、地域社会が調和し、ともに豊かになる、ともに両立しながら、ともに豊かになっていくという都市モデルの構築に私たちはチャレンジをしてまいります。市民の皆さんも要素としてはいろいろあります。新しい技術ですから様々、実践を積み重ねながらいろいろな局面、いろいろな観点というのがこれからも出てくるでしょう。そうした中で、市民の皆様がAIを身近に感じ、安心して使いこなせる、あるいは、暮らしに直結する、暮らしのお役立ちになるようなAI・ロボティクスなどの社会実装を推進する。あるいは子どもたちをはじめ、次世代を担うAI人材、リテラシー教育を徹底して行っていく。あるいは、AI社会を支える基盤となるデジタルインフラと地域社会との共生を実現していく。こういったところに私たちは意を尽くしてやっていきたいというふうに思います。これらの施策を動かすエンジンが実装フィールドコミッションということになります。北九州にはフィルムコミッションってありますけれどもね。北九州市のフィルムコミッションの素晴らしさっていうのは、場所探しとか、いろんなルールを緩和する、規制を緩和するとか、あるいはマッチングのところまで、いろんなことをやるのがコミッションの強みだったわけですが、そのワンストップで伴走支援を行っていく。こういったことでスピードや効果を高めていくというこのコミッション方式を、私たちはこのフィジカルAIの世界でもしっかりやっていきたいと思います。KPI、これも状況が変わってくるので、今、出発点のものということで、2030年度末ということになっていますけど、もう本当にすぐ近くではありますけれども、実装件数、導入企業数等々、KPIを設定をしております。北九州市は、かつて公害という大きな壁を産学官民の力を結集して乗り越えてきたというまちのDNAがあります。いろいろな新しい技術、新しい課題にぶつかったときに、もちろん、様々な私たちはチャレンジ、挑戦が必要になってきます。ただ、課題を新しいチャンスに変えていく。そして、様々な市民の皆様の暮らし、これをどう豊かにしていくのか、どう安心できるものにしていくのか。そこにしっかりと向き合ってきたDNA、これが北九州市にはございます。今、私たち日本全体でも、また世界でもこのフィジカルAIというものが、私たちに新しい世界観、そして暮らしの姿というものを提案、提供しようとしてくる局面にあればこそ、まだまだいろんなことが当然技術の進歩の中で出てくるでしょうけれども、そういった中でも私たちは1つ1つ、フィジカル、人とフィジカルAI、地域とフィジカルAI、暮らしとフィジカルAI、こういったものが共生できるまちづくりを北九州市からつくっていく、こういう思いを持って取り組んでいきたいというふうに思います。ちょっと40分使ってしまいましたけども、大変お待たせをいたしました。それでは質疑どうぞ。

【質疑応答】

記者(日経新聞)

そしたら今月幹事の日本経済新聞のほうから、まず代表の質問をさせていただきます。私からは今お話あったフィジカルAI、これに関するところでちょっと伺いたいと思っているんですけど、新しい技術なので、中々目には見えない。特にAIですからね。分かりづらい部分、市民にとってもあると思うんですけど、まずちょっと「社会実装」っていうキーワードも今伺ったところであるんですが、まず市長としてのそのフィジカルAI都市に向けた思い、その全体的な思いっていうのを、改めてでありますけど、まず伺ってよろしいでしょうか。

市長

そうですね。フィジカルAIというもの、これは私たちにとって、あるいは人類にとっても新しい時代を画する大きな転換点であり、変化のポイントであるというふうに考えています。私たち、画面の中のAIだけでも私たちの思考や物の考え方、情報との接し方、あるいは働き方、こういったものが大きく変わろうとしています。そこにフィジカルまで、画面から飛び出してきて、そのフィジカルにAIが動く、有り体に言えば主に言われているのがロボットになりますけどね。そういったものが、自立的に自分で認識をして判断をして、いわば責任もとっていくというこういう、私は見たことがない世界に、今私たちがその入口に立っているということ、これがまず1つあります。なおかつ私たち北九州市は、そういったものを日本や世界をリードし得る技術力や基盤というものを持っているということ。また同時に私たちは様々な社会課題の先進地でもあるということ。こういったところから北九州市が「フィジカルAIと人や暮らしや地域が共生する」という姿、これをつくっていきたいという志を持っています。その際にフィジカルAI、これは何か人に取って代わって労働力で取って代わって効率化します。人がいなくても勝手に動きますという狭い範囲で考えるのではなくて、人の暮らしや仕事を豊かにしていく、あるいは、人の力・地域の力を引き出していく。こういったものであらねばならないと考えております。例えば介護ロボ、介護現場では、これからフィジカルAI、例えばですよ、まだこれが今すぐっていうわけじゃないですけど、例えば介護の現場で、ロボットが負担の大きい作業を支えるとか、物流の現場で自動の配送のロボットが買い物を支えるとか、ドローンの技術で老朽化して、中々入りにくいところの道路や橋などのインフラの点検を行うとか、様々な意味で、人の暮らしを豊かにし、安心をつくり出す、こういうようなものに、私たちは、フィジカルAIをうまく共生していかなければならないというふうに思います。そうすることで、人は人に向き合えるようになる。すなわち、本来、人が人でなければできない、あるいは人がするべき時間、あるいは仕事、あるいは人と人の触れ合いというところに、より時間と労力とエネルギーを注げるようになっていくという、これが大事だと思います。分かりやすく言えば、介護は一番分かりやすいとは思うんですけどね。そういったところで、本来、人と人で向き合う部分に、より人として時間を割いていく。ですから、私はこのフィジカルAIというのは前回もちらっと話したかもしれませんが、フィジカルAIというのがある種の人間性の回復と言いますか、やっぱり人間が、人が人らしく働き、生き、そして関わり合っていく上での1つの大きなブーストになっていくんじゃないかなということをイメージをしております。その他観光とか街なかの情報提供とか暮らしを便利にワクワクする驚きがある、こういったところももちろんあるでしょう。こういった意味で、人とAIがお互いの強みを活かし、お互いがWin-Winになる。こういったようなまち、社会をつくっていくということが私たちにとっての大きな目標であり、それを先駆的に行っていくのが、北九州市の使命の1つであるというような思いを持っております。

記者(日経新聞)

分かりました。あとKPIも2030年度末ということで、具体的な数字も示していただいているわけなんですけど、4年半ですかね、あと。それで具体的に今日がプロジェクト始動日だと、これからその何からやっていくのか、正直言って話が大きいので、何からやっていくのか、その辺り、さっき「実装フィールドコミッション」っていう具体的な組織についても触れていただきましたですけれども、今日始動日だということで、これからまず何から手をつけていって、2030年度末のここに至ろうとして考えているのか、そういうスケジュールって言ったらあれなんですけど、どういうロードマップなのかを教えていただけたらと思います。

市長

そうですね。これは4つの政策パッケージ、お伝えをいたしましたが、それぞれのスピードは違えど、それぞれについて着手をしていくということだろうというふうに思います。実装、まず1つは、やはり実装を進めていくための構えをつくり、そういった企業さん、あるいは研究者の皆さんとコミュニケーションをとりながらそういった実装のチャンス、実装の機会を北九州市でつくっていくということを1つやっていくということがまず出発点になりますし、そこで集まった知見とか、あるいは情報・データといったものを新しい研究開発や企業の集積、あるいは事業化というところにつなげていくという、こういうトラックと言いますか、道にまずは着手していくということになります。同時にこういったフィジカルAIというものについて、やはりどういった人の暮らし、地域の皆様の暮らしを豊かにしていくのか、そういった観点からのどういうような共生のあり方、あるいはどういうようなリテラシーを高めていくのか、こういったところを一歩一歩ですけどね、実践を積み重ねながらやっていくということになろうかと思います。ロードマップと言いますと2030年度末のKPIに向かって、何年の何月にどこまで、こういう手順でこう行ってこう行ってっていうのは、これはまた実践をしながら見定めていきたいというふうに思います。というのも、まず技術の進歩が、この介護も物流も製造も観光も一斉に技術の進歩が一様に伸びていくわけでもないですし、あと相手様がありますので、市民の皆様、あるいは企業の皆様、いろんな皆様、研究者の皆様いろんな方とやりとりをしながら組成をしていくので、ちょっとどこから先にボーンッと進むのかっていうことでいうと、ちょっとそこは中々申し上げづらいというか、お約束しづらいというところがございますので、ゴルフに例えれば2030年にはグリーンに乗せたいと言っているけども、一打目は何で二打目はどういうのを使って、どういうクラブ使ってどう刻んでいきますかっていうことであると、中々2030年度までにグリーン乗せようというところですけど、その際に風の向きとか、もしかしたらちょっとこう、もの凄い真っ直ぐ飛ぶこともあればちょっと曲がったりすることもあるので、それはやっぱりそういう状況に応じて、適宜うまく誘導していくというそういうちょっと大らかな、大らかと言いますか、鷹揚な構えでやっていくのがこの技術の世界、あるいは民間企業様と、あるいは地域の皆様と協働していく上には大事かなという感じでございます。なので、ちょっといつもの何か行政のカッカッカッカッとしたあれからすると、ややちょっと、茫漠としている印象あるかもしれませんけど。

記者(日経新聞)

最後にもう1つだけ、具体的に実装フィールドコミッション、ワンストップで伴走支援をするっていうことで紹介いただいて、フィルムコミッションっていう例も出していただきながら説明いただいたんですけど、その実装フィールドコミッションを例えばいつ頃にどこの場所に、どういう体制規模でつくって具体的にどういうふうに活動をしていくのか。これちょっと伺えたらと。

市長

そうですね。産業経済局の未来産業推進課内に実装フィールドコミッションを設置をいたします。これ何日付とかあるんですか。

担当者(産業経済局 未来産業推進課)

もう今日からでも。

市長

今日から。直ちにということで。実装場所の調整、関係部署との調整、技術と企業のマッチングまでワンストップで伴走していきます。フィジカルAIを北九州市で試してみたいと思っていただいた企業様には、できるだけ早くスムーズに実証、実装をしていただける環境をつくっていきたいというふうに思いますし、その結果、その実装の状況を全国に発信し、お届けすることによって、北九州市に新たな企業や投資を呼び込んでいく、あるいは流れをつくっていきたいと思います。あとさっきのファーストステップっていう意味から言うと、公共調達、こういったところもフィジカルAIを積極的に活用していきたいと考えています。具体的には、これ時期はあれかもしれない。市役所・区役所・空港などの公共空間における案内、清掃を担うサービスロボットやAIコンシェルジュなどの導入なども検討しております。あと、インフラ点検、これもスタートをしていきます。道路・橋梁・港湾施設など、ドローンやセンサーを活用したAI点検・診断を率先して取り入れていきます。これはもうできるところから順次スタートすると。何か具体的な日付とか時期を言えるものがあったりしますか。特に?

担当者(産業経済局 未来産業推進課)

産業経済局未来産業推進担当課長の福田でございます。公共調達に関しましては、まずやはり予算の確保が必要になってまいりますので、こちらについては9月補正予算を活用する予定で検討していきたいというふうに考えております。早速なんですけれども、どこから入れられるのかっていったところは、まさにこれから今検討中なんですけれども、まずは区役所に、市役所に案内ロボットなど置けないか、そういったところから今いろいろと、アイデアを練っているところでございます。以上です。

市長

ありがとうございます。そういうファーストステップをできるところからスタートしていきたいと。補正予算の活用なども視野に入れつつ検討を進めるということですね。

記者(日経新聞)

分かりました。幹事からは以上です。各社よろしくお願いいたします。

記者(TNC)

TNCの富﨑です。日経さんがお聞きになっていたフィジカルAIの関連なんですけども、やっぱり皆さん気に掛かるとこは、誰がどこから始めるのかなっていうところが、急に話が大きくて新しい技術だなというふうに思っているんですけれども。1回そのいろんな専門家を集めて共生都市戦略検討会議で、いろんな分野のメンバー来られましたけども、取っ掛かりはその松本工業さんとか、製造業さんとかもいらっしゃいましたが、その辺が率先してっていうか、取っ掛かりになってとか、そういうお考えで進んでいくこともあるんでしょうか。

市長

この戦略会議の中には、もちろん今までもフィジカルAIに着手、あるいはそれに近いことを進めておられるという企業様のご知見もいただいております。ただ他方で、そこに入られている企業さんからスタートをするということを意味しているものではありません。それは有識者としてご参加いただいたということであります。ただ、言わずもがなですけれども、もちろんそういった先行的にそういった分野に着手、取組を進められているというところに、企業様はやはり一日の長があるということはそれは事実としてはあると思いますが、その他にももちろん新しい企業様、あるいは、研究機関、こういったところでさらにやってみよう、こういうことをやれば実装を相談してみよう、実装をしてみようと、あるいは北九州市で、こういうのやってみようという企業が来るかもしれませんしね。それは誰がって誰が、どの企業が、いきなりやっていくということは決まっているわけではないですけども、ただそういった方々への構えをしっかりとって、お声掛けいただきながらコミュニケーション取りながら、話がまとまり次第、そういったものを形にしていくというそういう流れですね。なので、ちょっとそういう意味からすると、どこからスタートするのかっていうと、まずはこういう構えを取り、私たちのこういうことをやります。あるいはこういうことを、こういう構えを取っていきます。こういうお役立ちをします。ということ私たちはこういうふうに宣言させていただいているわけでございますので、そういったところに呼応する形で、研究機関や企業の皆様からお声がいただければそういった相談を一件一件、一個一個形にしていく。そして私たちも、公共調達の中でできることがあれば、そういったものも検討をしていくということになります。ちなみにすでに、「(北九州市)フィジカルAI共生都市宣言」をした5月にしたということのみをもっても、市内外の企業様や、研究機関などから北九州市に対してお問い合わせをいただき、何か情報交換であったり、こういったことはできないのかというような企画の持ち込みなども、ボチボチとね、スタートはしてきておりますので、そういった形で、それが形になっていくと、それがいつポッと形としてしっかり具現化するかっていうのは、それはもうそのケースと、お相手によってもいろいろ違いますので。そういった流れもあって、今回、「地域未来戦略」でもご認定をいただいたということでありますね。

記者(TNC)

コミッションの方がいろんな現場回って「こういうことありますよ」って提案できるだけの、何て言うんでしょう、手札はもうある程度集まってきているっていうふうな感じなんでしょうかね。お示しできるような案というんでしょうか。

市長

手札と言いますか、そういった構えを取り、こういった今日もこういうものを発っすることによって、また業界や関係の皆様にとっては、「北九州市でちょっと相談してみようか」と。あるいはそういった話というのは、さらに加速してくるのではないかなというふうに期待をしております。ただ繰り返しになりますが、このフィジカルAIとか、このAIの世界っていうのは、技術の進展の見通しが、そんなに全部見えているわけじゃないし、やっていく中で、どういうようなニーズや課題、あるいはコミュニケーションっていうのが生まれてくるかっていうのは、またやりながら実践を積み重ねながら、さらに私たちは賢くなっていくという、こういう流れをつくっていくことが大事だと思いますので、あまりこの計画経済的に、物事を進めるという、こういう公共事業を推進するとかっていうこととはちょっと違う展開の仕方かなというのはご理解いただきたいと思います。

記者(NHK)

NHK田端です。よろしくお願いします。推進体制で、実装フィールドコミッションは、これは先ほどの未来産業推進課に置くみたいな感じになるんでしょうか。

市長

そうですね。

記者(NHK)

この政策パッケージ、この4つを、この実装フィールドコミッションでやっていくみたいなそういうことになるんでしょうか。

市長

そこはちょっと異なるというふうに認識しています。4つの政策、もちろん、政策パッケージの取りまとめとか、こういった戦略の取りまとめは未来産業推進課でやってくれていますが、自ずから性格上、実装は実装、実装に関しては実装のコミッションが受ける。ただ他にも、リテラシーの教育とか、リテラシーを高めるとかになったら分かりませんけど、他の、例えば教育なのか、何か啓発なのか、いろいろなことありますけど、観光とか介護とかいろいろ入ってきたらまた保健福祉の分野もある。にぎわいの部局もある。これはやはりもう全庁的に全ての分野をやはりつなげていきながらやっていくというイメージですね。全部ここで実装フィールドコミッションで全部やっていく、4つをやっていくということではないというふうに考えております。

記者(NHK)

主に社会実装のところを。

市長

そうですね。社会実装。

記者(NHK)

あとすみません、この基本戦略のところで、社会実装日本一推進するっていうところで書かれているんですけれども、ちょっと私がちょっとまだフィジカルAIが分かっていなくて、その競合する、日本の別の都市とか、そういう、何て言うんですか、対象っていうか、そういう市長が思っているようなところっていうのは他にもあったりするんでしょうか。

市長

一応、地域未来戦略でフィジカAI分野で認定を受けたのは、北九州市が今のところ唯一ございますのでって言ったら、ちょっとあまりにもあれですけれども、何かだからっていうわけでもないですけど、やっぱり北九州市がその共生モデルを率先してつくっていくという気概でやっていこうと思っています。競合と言いますか、もちろん産業力とかそういった部分で、蓄積のあられる自治体や地域というのは他にもあると思いますけれども、もちろんそういったところとも情報交換をしたり、切磋琢磨をしたりしながらやっていくということですが、やはり北九州市は、他の地域、いわんや国にも先んじてという気持ちを持って、このフィジカルAIと人が共生できる社会づくり、こういったものをやっていきたいなというふうな思いであります。いいですよ。

記者(NHK)

KPIなんですけれども、これは30年度末ということで、これも私がちょっとよく分かっていないんであれなんですけど、どれぐらいその高い目標設定になっているのかっていうのがちょっと分からなくてですね。どういう感じの決め方をされているのでしょうか。

市長

そうですね。これがどのくらい、大胆過激なものなのか、穏当で保守的なものなのかっていう観点もちょっと相場感がね、あれですよね。そうですね。そこら辺はどうですか。「頑張った」って、「頑張ってすごい思い切って立てています」っていう感じなんですか。

担当者(産業経済局 未来産業推進課)

未来産業推進担当課です。ある程度、実現可能なところでは設定しているんですけど、やはり果敢にチャレンジしていくっていったところで言えば、例えばその実装100件といったところで言うと、実証ワンストップセンターというのが2018年から動いていますけども、そちらで2018年から240件ほど実証を進めてきたという件数があって、それに大体、それができるなら、「このフィジカルAI部門でも100目指そうよ」という。そういう、はい。ある程度根拠としてはそういった、今までドローンや自動運転や電波といったところで、そういった200件以上の実績がありますので、こちらも100件を目指していきたいというふうに考えております。

市長

これ、いつも思うんですけど、この行政におけるKPIっていうのは、キーパフォーマンスインジケーターですので、何かこれが達成目標とかノルマっていうことをっていうのともまたちょっと違うもので、やっぱりこの辺までストレッチして目指そうよっていう。私たちの意欲、志であると。他方で、あまり破天荒なものを書いても、ある程度頑張れば手が届くかもというところを設定しているというものなので、今ちょっと、何か微妙な、無理じゃない、無茶じゃないけど、頑張って何となくいけそうな気もするけど、まだチャレンジ頑張らないかんっていうぐらいそういう加減の答えでありましたけど。あと、このフィジカルAIについては非常に何て言いますかね。「集積が集積を呼ぶ」と言いますか、「投資が投資を呼ぶ」と言いますか、「企業が企業を呼ぶ」と言いますか、そういうメカニズムも結構あるんだと思うんですよね。すなわち実装が、こういう実装します。例えば「道路でこういう実装します」と言ったら、「じゃあ、併せてこれもやりませんか」とか、「こういうデータが見えてきました」「じゃあ、このデータを活用してこういうこともやりませんか」ということで、起点となってそういうものが積み重なって連動していくっていう要素、またこれがあるわけですよね。なので、そこにまた研究機関がやってきたら、ちょうど研究機関分析するんやったら、企業がやってきたりとかこういう連動があるので、何かこうリニアにドンドンドンドン毎月伸びていくというよりも、クーッといきながらスーッとこう伸びていくっていう感じのイメージになるんじゃないかなというふうに私は予想していますけどね。だから最初ちょっとしばらく頑張らないかんで、なんか「来月何件ですか」とか、「2ヶ月経ちましたけど何件ですか」とかそういう世界でもまた違うかなというふうに、そういう理解でいいですかね。

担当者(産業経済局 未来産業推進課)

はい。

記者(西日本新聞)

西日本新聞金子です。私もフィジカルAIについてお尋ねさせてください。先ほどのNHKさんのご質問にもありましたけれども、やっぱり国の地域未来戦略第1弾に認定されるという、それだけ国も北九州市に期待している証だと思いますけれども。市長がおっしゃられた、企業にとって「試してみたいと思うまち北九州」、これは例えば、「市、行政自体がチャレンジングな意欲を持っているからぜひ来てください」というものなのか、例えば安川電機さんはじめ、ロボット、産業用ロボの企業さんが集積されていることなのか、はたまた、九州工業大学さんはじめ学術支援が集積されていることなのか、市長が思う北九州に来て試してみてほしいことはどういうところ、北九州市の強みはどういうところなんでしょうか。

市長

2つあって、「障害を取り除いてくれる」っていうことと、「仲間が多くいる」っていうことが1つ企業側からしたら、大きなメリットになるんじゃないかなと思います。まず1つ目の障害っていうのは、やはり道路1つとる。フィルムコミッションの時も例えば橋を使って、橋を封鎖して、撮影するとかっていうのは「そんなことしてくれるの北九州ぐらいですよ」っていう声たくさんあったわけ。街なかで爆破シーンを撮っても「そんなことまでしてくれるのは北九州市」。いろいろやりたいことが企業さんがあったとしてもやっぱり障害があるわけです。それは規制の問題であったり、やっぱり地域の市民の皆さんのご理解を得るっていうことであったり、あるいは関係部署の調整であったり、様々各種多様な、障害と言ったらあれですけども、いわゆる調整しないといけないことたくさんあるわけですよね。そういった中で、それを1つ1つ「任せてください」と私たちがその部署に話をします。そういった、封鎖する時はやっぱり警察にも相談したわけでしょ。警察に相談しますとか、あるいは、地域の皆様に、「ちょっと大きい音出ますけどこの時は…」、そういうふうに障害を取り除く時にワンストップで相談して、これ1個1個あちこちの部局に、1個1個全部同じ説明して、同じように何か合意を得るって、もう膨大な、もうそれ相当面倒ですよね、企業からすれば。「もうそんなことしないといけないんだったらそこのまちで…」。それだったら一手に引き受けて、しかも一緒になって親身になって、一緒に傍にいてくれて、様々な話をしてくれる。あるいは企業さんがいない間もいろいろ話をしてくれる。こういった泥臭く地道な作業をずっとしながら、スムーズに実証ができる。こういうような、障害をどけるっていうのが、もちろん1つの強みだと思います。もう1つはやはり仲間がいるっていうことですね。「全くこのまちにほぼ農業しかありません」とかいうところで、実証実験しても、そのデータ誰がやってくれるんですか、それに手伝ってくれるスタッフがいないとか、あるいは企業さんとそこでいると、それにコミュニケーションやコミュニティが生まれて、いろんな情報交換や意見交換、知見の共有などができればそれはいいし、仲間の企業が来ればさらにこう。こういう仲間がやっぱり比較的あって、エネルギーという意味でも、私たちは非常に豊かにありますしね。そういったところが、1つ私たちの強みであり、そこにはもちろん企業さんもありますし、北九州市がその認定を受けた過程においては、私たちがそういった障害を取り除いて、まちと共生する社会をつくるんだというそういう、コミットメント、またそれを後押しするだけの仲間、企業や研究機関などがたくさんある。こういったところが評価されたというふうに私は理解しています。

記者(西日本新聞)

ファーストステップとして、公共空間を活用して、これは市が持っているような、公共資産、公共物を使ってAIロボティクスの推進、それをしたい企業にとって公共空間を使ってもらえる。その先には例えば、中小企業さんの職人が持っているような暗黙知みたいなところと、AIを推進する企業さんをつなぐようなイメージもお持ちなんでしょうか。

市長

そうですね。やりやすさとそれが持つ波及性というか、インパクトを考えた場合に、もちろんまず私たちがやりやすいのは、例えばインフラのフィジカルAIを使った点検だとか、そういったものというのは、割と公共の世界で完結的にできるということはありますよね。もちろん私たちが、もし可能なら使える市の施設等を例えば使っていただくとか、そういうこともできるかもしれませんよね。それは官に閉じた世界に近いんですけれども。他方で民の企業さん、これは要素技術というのは様々あると思います。もちろん既にフィジカルAIに着手・進展をしている大企業さんもあられますけれども、それ以外にもたくさんの要素技術や近しい技術を持たれている中堅・中小の企業さんも北九州にはたくさんあられます。そういった方々が、フィジカルAIの時代がくる中で「自分たちの技術も何か使えるんじゃないか」、あるいは「そういった企業と一緒に組んで、自分たちもその領域に入っていきたいな」と思われる企業さんも少なからずあるんだろうと思います。そういった企業さんを引き合わせるとか、マッチングするとか、あるいは情報を共有するとか、そういったことも1つ、北九州の持つポテンシャルであり可能性かなと。なので、射程と言いますか、どこを念頭に置いているかと言うと、官だけでも大企業だけでもなく、そういった中堅、地元の企業にも広く裨益、ベネフィットが渡るようにしていきたい。ただ、もちろんその中で、それを通じて雇用の場が生まれるとか、生活の中の安心や快適性が生まれるとか、市民の皆さんの暮らし全体が豊かになっていくということが、やはり本分というか、そこが一番中心になってきます。最終目標になってきますけどね、そこに向かってやっていくということであります。

記者(西日本新聞)

ありがとうございます。

記者(KBC)

すみません、KBCの山守です。お願いします。一昨日、福岡県議会の蔵内議長が「議長職を辞任する」というふうに表明しましたけれども、市長として見解がありましたらお聞かせください。

市長

県のことでございますので、県の何に対しての見解?

記者(KBC)

県議会の蔵内議長が「議長職を辞任する」というふうに表明しましたけれども、これまでの報道なども受けて。

市長

政治家、あるいは議長、県の議会の議長の出処進退については、私からとやかく論評する性格のものではないというふうに感じております。

記者(KBC)

すみません、ありがとうございます。

記者(共同通信)

共同通信の安達です。同じく県議会のことでなんですけど、その議長の辞意の表明に先立ちまして、県議会において、辞職勧告決議案に対して、一部議員から動議がなされて中止という結果になりました。この議会の運営について何かお感じになることがあれば教えてください。

市長

それは県の議会の中での様々な議論、あるいは様々なお考えの中のことでありますので、私から特にそれは、とやかく論評するものではございません。ただ、なかなかこれはね。今の県の状況、ちょっと勝手に質問を敷衍して申し訳ないですけど、県の状況については、やはり多くの県民、あるいは北九州の市民の皆さんもご関心高く持たれているということは事実だろうと思いますが、私はやはり市の執行部でございますので、市の行政、市の執行部の立場でございますので、市議会いわんや県議会のありようやその動きについて、私からとにかく申し上げるという立場にも筋目もないというふうに考えております。ただ、やはり執行部、行政を担う立場といたしまして、県の執行部、あるいは服部県知事をはじめ、やっぱり「改革をしていこう」というところに対してリーダーシップを発揮されていくという思いを表明されておられます。こうしたことには期待をし、その改革が進むことは、しっかりとリーダーシップを発揮し、改革を進められるということについては期待を申し上げたいと、同じ執行部としてですね。やはり今回の様々な、どれが事実かそうでないのかというのは、これはもう私は全く分かりませんけれども、やはりそこの中には、一連の中には、服部知事もおっしゃっておられますけれども、これまでの県議会と県の執行部の関係性に淵源を持つ、起因するということが、1つの要素として服部知事もおっしゃっておられます。例えば、いわゆる「忖度があった面がある」であるとか、ちょっと正確な言葉ではないかもしれませんが、そういった「忖度」といった言葉があったり、事前質問の提供の話であったり、あるいは事前の情報の提供であったり、そういったところを改めようということで、服部知事がリーダーシップを持って改革に踏み出されているというふうに私はメディアを通じて仄聞をしております。そうした、やはり1つの要因としての執行部と県議会、執行部と議会との関係を改め、改革していこうということを、服部知事が繰り返し今発信されているということは同じ執行部としても注視をしております。なので、ぜひ、今そういった改革を進めていこうという思い、こういったところで知事が発信されているということ、このリーダーシップを発揮して、そういった改革の実を挙げていかれること、これは同じ執行部としてしっかり注視し、期待申し上げたいというふうに思います。

記者(共同通信)

ありがとうございます。

記者(西日本新聞)

西日本新聞の四宮と言います。よろしくお願いします。市長選の関係でお伺いします。北九州市長選まで大体半年ぐらいで、もう任期も半年ぐらいになったかと思うんですけれども、それに対する今のお考えをお聞かせください。

市長

そうですね。やはり、もちろんまちとって大切なイベントであるということは私も認識をしております。ただ、現時点におきましてはそういった、あれですよね、私の意向とか意図ってそういう意味ですよね、もちろんね。そういう意味から言いますと、私ども今多くの案件が積み重なっておる、あるいは災害の支援の対応などもある。こういったところで、市民の皆様の暮らしを守り、そして地域をしっかりと守っていく、こういったところに精力を上げて、現在折衷しているというところでございますので、しっかりとそこに全力を日々尽くしていくということに尽きます。

記者(西日本新聞)

今後いずれかのタイミングで、もし再選を目指されるとなったら表明されるとは思うんですが、何かそういった節目だとか、念頭にある部分というのはありますのでしょうか。

市長

そうですね。現時点ではしっかりと市政に邁進し、市民の皆様の暮らしを豊かに、そして安心できるものにしていくということに力を尽くしていきたいというふうに考えております。

記者(西日本新聞)

ありがとうございます。

記者(TNC)

すみません、TNCですけれども、ちょっとお話を戻しまして議会の絡みの。さっき服部知事が改革に向けて歩まれているという話の流れでもあるのですが、その服部知事は「ワンヘルス」を執行して、予算に関しては「ちょっと見直す」とか「ちょっと立ち止まる」というふうなお話があって、片や北九州市も「ワンヘルス」に関しては推進宣言を過去したところもありまして、毎年、確か「ワンヘルスフェスタ」みたいなのも、秋にイベントみたいなことをやったりしているのですが、現状で「ワンヘルスの推進」とか「ワンヘルスに対する関わり」とか、これをちょっと考え直そうかなとか、立ち止まろうかなというのは北九州市としてはあるのでしょうか。

市長

今ちょっとそこは事実を確認させていただきたいと思いますけれども、以前からって、その宣言というのは私の来る前ですよね。

記者(TNC)

2021年にされているんですよね。

市長

ですよね。ですから、ちょっとそこは事実関係を確認して。今そういう、ちょっとすみません、私あんまり、あったかな。

記者(TNC)

毎年11月に県営中央公園で「ワンヘルスフェスタ北九州」とかでやっていて。

市長

県営中央公園でしょう。

記者(TNC)

ただ県が持ってくるイベントなのかなとは思うんですけど。

市長

そうです、そうだと思います。(県ではなく、例年、地元のNPO法人が主体となって実施している民間イベント)市の予算や事業としては(実施していない)。

記者(TNC)

具体的に何かがあるっていうわけでもないわけですね。

市長

おそらく、ちょっと私の認識はそういう感じですけど。

記者(TNC)

分かりました。

市長

ただちょっと正確にお答えするためのあれであります。ちょっとあれがなくて、また確認してお伝えします。

記者(TNC)

また別件なんですけど、先日門司で「ispace(アイスペース)」さんっていう、宇宙企業さんの月着陸船の製造現場というところを拝見して、そこは片山副市長とかもおいでになっていたんですけども、北九州市も宇宙産業に関しては「宇宙推進室」をつくられて「推進する」みたいな話があるんですが、そういう、かなり裾野も広そうな宇宙企業が門司に拠点を置いている、これに関して市長のご認識をちょっとお伺いしたいなと思いまして。

市長

そうですね。今回「ispace(アイスペース)」さんの動きもありまして、やはり「その拠点がこの北九州市に」ということは、とても大きな価値のある、意味のあることだというふうに受け止めております。非常に、そういった1つの宇宙産業のベースが北九州市にあるということは、やはり北九州市の宇宙政策やそれを支える技術力、あるいはアカデミックの力も含めてのトータルな力を裏付ける大変心強い動きだというふうに考えております。他方で「宇宙産業」というのは、私どもも「宇宙産業」というのを掲げ、部署をつくり、そして今は人材の派遣もしている等々、やはり1つ1つ石を積み上げてきているというような状況でございます。宇宙産業はより短兵急に、一気に何かパーッと大きくなる、生まれてくるというよりも、少し地道な一歩一歩が必要ですけれども。そういった「ispace(アイスペース)」さんの動きなどが積み重なることによって、やはり宇宙産業の1つの大きなポテンシャルを持つエリアとしてのレピュテーションや、また、そういったシナジー、ネットワークが生まれていくということは期待していきたいというふうに考えています。

記者(TNC)

再来年には種子島から打ち上げるっていうものを門司でつくっているっていうのは非常に画期的という気は私もしましてですね。

市長

そうですね。本当に「この北九州市から宇宙へ」、こういった動きが具体化しつつある、これは本当に心強い、また多くの子どもたち、あるいは次世代にも夢が広がってくる大きな動きだというふうに思っています。

記者(TNC)

ありがとうございます。

記者(共同通信)

1点だけ。「(北九州市)フィジカルAI(共生)都市戦略」のKPIが2030年度末に設定されていますが、これ市長はもう責任ある立場で届くかどうか見届けたいというようなお考えでしょうか。

市長

何と言うんですかね、あらゆる行政においては、どういった年次、どういったKPI、あるいは目標を掲げてやっていくのかというのは、もうそれは、行政というのは常に一貫性・継続性を持って積み重ねられていくということが大事ですので、これはしっかりと行政として、北九州市、まちとして取り組んでいくということであります。

記者(共同通信)

分かりました。

担当者(市長公室 報道課)

他よろしいでしょうか。なければこれで定例会見のほうを終了させていただきます。ありがとうございました。

市長

ありがとうございました。

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市長公室報道課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
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