障害福祉 × 観光
小倉城のお土産処「しろテラス」とのコラボで誕生した、忍者や小倉城天守閣をモチーフとしたマグネット。そのイラストを描いたNaoさん(門司障害者地域活動センター所属 今田奈緒美さん)にお話を聞きました。

クリエイター・Naoさん
- もともと絵を描くのは好きだったんですか?
- いいえ、子どもの頃は外で遊ぶのが好きでした。絵を描くようになったのは、つい最近です。
- 今回のマグネットができたきっかけは?
- 日頃から絵は描いていたのですが、今回はお土産店の企画があると聞き、周りの人に「描いてみたら?」と薦められました。小倉城と忍者の見本写真を参考に描きました。
- 実際に「しろテラス」で販売されて、外国人のお客さまもお土産にたくさん買っていかれたとか。
- うれしかったです。
- これから「こんな作品を作りたい」という目標はありますか。
- リバーウォーク北九州などの建物も描いてみたいです。
- 将来の夢を教えてください。
- 画家になりたいです。

ここで買えます!
小倉城のお土産処「しろテラス」[]
電話093-561-1210(小倉城)
- 開所時間
- 9〜19時(4〜10月は20時まで)

これまでの福祉の枠組みを超えて、「障害福祉」と「観光」「スポーツ」「アート」などをかけ合わせることで、さまざまな相乗効果を生み出し、障害者就労施設などで働く人の活躍を後押しする、北九州市発のプロジェクトです。
まずは、障害のあるクリエイターの感性を生かした商品開発などを行い、一般の市場での販路拡大などにチャレンジします。この取り組みを通じて、人と人とのつながりを生み出し、障害のある人の活躍の場を広げ、最終的には工賃向上につなげていくことを目指しています。
Naoさんと「しろテラス」のコラボはこの一環で行われました!
[参考]平均工賃月額 北九州市24,011円 全国23,053円(令和5年度)
※工賃:障害のある人が、就労継続支援B型事業所などで行った作業に対して支払われる報酬

市長からのメッセージ
北九州市は、人と人とのつながりを大切にし、自分らしい力を発揮できるまちづくりを進めています。街を歩けば、子どもに声をかけてくれる地域の方、商店街で笑顔を交わす店主さんなど、温かなつながりにいつも感謝です。
「NUKUMORI PLUS プロジェクト」は、そうした思いやりを形にし、福祉の枠を超えて観光・スポーツ・アートなど多様な分野が交わることで、新しい価値と挑戦の芽を育てる取り組みです。
誰かの小さな一歩が、次の誰かの勇気になる。
そう信じて、共に支え、希望をつないでいきましょう。
北九州市なら、必ず、できる!
北九州市長 武内 和久


















