本市は、「北九州市地球温暖化対策実行計画」において、2050年の脱炭素社会を目指すこととしており、その取組みの柱の一つとしてライフスタイルの変革を掲げている。これまでも、環境に配慮した行動に関する市民啓発を行ってきたが、情報の統一感や継続性に欠け、また、環境意識がさほど高くない層にとって、行政の広報は「義務感」や「難解さ」として捉えられる側面があるなどの課題もあり、十分な行動変容には至っていない。また、市民にとっては、日常生活の中で脱炭素行動に関する情報に触れる機会が少なく、どのような行動をすれば、環境に良く脱炭素につながるのかがわかりにくい状況である。
一方で、昨今の物価・エネルギー価格の高騰は市民生活に大きな影響を与えており、環境施策が持つ「家計の節約」「健康の増進」「生活の質向上」といった側面への期待が高まっている。
そこで、環境局が行う対市民向け(toC)施策の広報のHUB及び市内事業者による市民に関連する環境に配慮した取組のプラットフォームとなりうる「(仮称)Green LINK KitaQ」(以下、GLK)の構築を図るとともに、これまでの「環境価値(地球を守る)」を訴求する広報として環境価値の見える化に取り組むとともに、「生活価値(暮らしを豊かにする、例えば節約、健康、快適性等につながるもの)」を訴求する広報を行うことで、市民が日々の暮らしの中で共感し、無理のない自発的な行動変容を促し、結果として環境負荷の低減を図ることを目的とする。











