Artist

奥中章人

Akihito OKUNAKA

奥中章人Akihito OKUNAKA

《INTER-WORLD/SPHERE: The three bodies》2021

INTRODUCTION

INTER-WORLD/SPHERE: The three bodies

半透明で虹彩に輝く楕円球型のバルーンによる作品を芝生の上に3基設置し、大きく、軽く、透明な彫刻を現出させました。泡のような構造体は柔らかく弾力のある感触で、空気の存在を感じることができます。作品内に入ると、そこには周囲の光が淡く広がり、幻想的な閉じた空間を体験できます。人が内部を移動すると、その動きを感知して作品全体が揺れ動きます。そのような感触や動きの媒体は空気です。この空気が人間の活動によって汚染され、二酸化炭素が増えて地球規模で気候変動がおこっています。作者は具体的な鑑賞体験を通して、通常目に見えない人と空気の関係を可視化し、さらには私たちに地球環境保護の重要性を暗示しています。

協力企業:住化積水フィルム株式会社、木津川市山城総合文化センターアスピアやましろ、株式会社ナフコ、株式会社ホログラムサプライ
技術協力:akira_you、中室健、西川元晴、藤木健史、吉川賢

PROFILE

美術家。1981年京都府生まれ、同地在住。あおいおあ / AO Institute of Arts 共同代表。木津川市山城総合文化センター 体感アート講座 主宰。静岡大学教育学部を卒業した奥中は、静岡県立美術館ならびに知的障害者の社会福祉施設にて美術遊びの講師を務めたのちに近現代の思想を学び美術家となった。野村財団、朝日新聞文化財団などの助成を得てフランス・韓国・中国のAIRで長期研修を受ける。各地の地域アートで研鑽を積み、体験的な巨大作品やワークショップ開発をする美術家として国内外で発表している。主な活動として、LUXELAKES A4 美術館 ARIE2019 国際レジデンスプログラム、日中現代美術交流展2019 《適地適作》、野村財団2019年度下期芸術文化助成、六甲ミーツ・アート芸術散歩2017主催者特別賞、第7回モスクワ国際ビエンナーレ・パラレルプログラム《Yearning for The Sky》、川口市立アートギャラリー・アトリア2017《アートで解明!空気の正体》、木津川アート2016グランプリ+市民賞など。