北九州市政だより

NO.1447

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令和5年12月1日号 特集1

特集1
北九州国際映画祭
12/13(水)~17(日)

アンバサダー リリー・フランキーさん

 北九州市で映画祭が開始される初年度にアンバサダーを務めさせて頂くこと、大変光栄に思います。
 そして、微力ながら、映画と、想いと、地域の灯すあたたかさが、人々に伝わりますよう、努力したいと考えております。

リリー・フランキーさんの写真

市長からのメッセージ

 1989年、北九州市は全国に先駆けて、映画などの本市での撮影誘致・支援を行うフィルム・コミッション事業をスタートさせました。以来、全力で撮影支援に取り組み、北九州市は国内外から「映画の街・北九州」として注目されるようになりました。
 この間、市民の皆さまや映画関係者から、北九州市での国際映画祭開催を望むたくさんの声を頂く中で、このたび「北九州国際映画祭」を開催することとなりました。
 北九州市は、この映画祭を契機に映画文化のさらなる発展を図り、その力を街の繁栄・成熟のエネルギー源として、未来の多彩なシーンを築いていきます。
 さあ、幕が上がります。皆さま、映画の魅力を存分にお楽しみください。私も共に感動を分かち合いたいと思います。

北九州市長 武内 和久

私の「青春の一本」は『セント・オブ・ウーマン 夢の香り』です。
オープニングイベント いずれも12月13日(水)

ウェルカムセレモニー

16~17時

 「映画の街・北九州」初の国際映画祭!国内外の映画関係者の皆さまをみんなで歓迎しましょう!

オープニングセレモニー

18~19時 (リバーウォーク北九州6階)

 ウェルカムセレモニーの参加者などによる舞台挨拶や、上映作品、会期中の企画内容の紹介などを行います。

オープニング作品の上映

19~21時

 戦時下、国民に元気を与えた小倉が舞台の娯楽映画と、同映画の修復に密着したドキュメンタリー映画を上映します。

  • (1) 『ウィール・オブ・フェイト
    ~映画『無法松の一生』をめぐる数奇な運命~』
  • (2) 『無法松の一生[4K デジタル修復版]』


©1943 角川映画

KIFFプレミア上映

国内初上映等の国内外の作品を上映します


©2020『喜劇 愛妻物語』製作委員会
12月14日(木)

『喜劇 愛妻物語』
監督・脚本:足立 紳(日本)

©cinemadrifters
福岡初上映 12月14日(木)
(小倉北区魚町4丁目)

『ディス・マジック・モーメント』
監督・プロデューサー・脚本・編集・ナレーション:リム・カーワイ(日本)

福岡初上映 12月15日(金)

『The Shadowless Tower』
(『白塔の光』)

監督・脚本:チャン・リュル(中国)

日本初上映 12月16日(土)

『Terrestrial Verses』
(『地上の詩』)

監督・脚本:アリ・アスガリ&アリレザ・カタミ(イラン)

日本初上映 12月17日(日)

『Do Not Expect Too Much from the End of the World』
(『世界の終わりにはあまり期待しないで』)

監督・脚本:ラドゥ・ジューデ(ルーマニア)

©Karo Filmes _ Entre Filmes
日本初上映 12月17日(日)

『THE BURITI FLOWER』
(『ブリーティの花』)

監督・脚本:ジョアン・サラヴィザ&レネ・ナデル・メソラ(ポルトガル=ブラジル)

特別企画

青山真治監督追悼特集上映
「帰れ北九州へ‐青山真治の魂と軌跡」

12月14日(木)~17日(日)


撮影:池田正之

 本市出身で、カンヌ国際映画祭などでも評価された映画監督の青山真治さん。昨年3月に亡くなった青山監督が制作した作品を上映するとともに、作品の出演者などをゲストに迎えて監督とのエピソードなどを語っていただきます。

[上映作品]
『Helpless』『EUREKA ユリイカ』『サッド ヴァケイション』『東京公園』『共喰い』『空に住む』

松本零士氏追悼上映会

12月15日(金)~17日(日)
(小倉北区砂津3丁目、チャチャタウン小倉内)


©松本零士/零時社

 今年2月に亡くなった、本市ゆかりの漫画家・松本零士さん原作の映画作品を上映します。松本さんと関わりの深いゲストにも登壇等いただきます。

[上映作品]
『銀河鉄道999』『さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅』『キャプテンハーロック』

みうらじゅん氏セレクション
松本清張作品上映会

12月15日(金)


▲みうらじゅんさん

 作家・松本清張の大ファンで『清張地獄八景』の編者でもある、みうらじゅんさんが選んだ清張作品を上映し、ビデオメッセージで作品に対する思い、見どころなどを語っていただきます。

[上映作品]
『ゼロの焦点』『影の車』『鬼畜』

「あなたの青春の一本」上映

12月16日(土)

 市民参加型企画「あなたの青春の一本」として募集を行い、応募総数664人の中から年代別に一番上映希望の多かった作品を上映します。
 たくさんのご応募、ありがとうございました。

◀︎
「29歳以下」で最多
『千と千尋の神隠し』

©2001 Studio Ghibli・ NDDTM
▶︎
「30~59歳」で最多
『スタンド・バイ・ミー』

©1986 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
◀︎
「60歳以上」で最多
『小さな恋のメロディ』

©Copyright 1971 Sagittarius Entertainment, Inc. All Rights Reserved.

松尾スズキ監督・タナダユキ監督
セレクション作品上映会

 本市出身の松尾スズキ監督とタナダユキ監督が選んだ作品を上映します。

松尾監督セレクション

12月17日(日)

[上映作品]
『恋の門』


(C)2004「恋の門」製作委員会

タナダ監督セレクション

12月14日(木)

[上映作品]
『マイ・ブロークン・マリコ』


(C)2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会

北九州フィルム・コミッション
支援作品上映会

 本市出身の俳優・光石研さんと吉本実憂さん(いずれも北九州市特命大使)にご登壇いただき、作品に対する思いや見どころなどを語っていただきます。

12月14日(木)

[上映作品]
『逃げきれた夢』


©2022『逃げきれた夢』フィルムパートナーズ


▲光石研さん


▲吉本実憂さん

世界初上映

タイのBL(ボーイズラブ)映画
「Dear Kitakyushu」

 10月に北九州市で撮影された、タイの人気俳優マークシワットさん主演のBL(ボーイズラブ)映画が、北九州国際映画祭で世界初上映されます。

12月14日(木)


▲マークシワットさん

▲植村颯太さん

このほかにも多くのプログラムがあります。

 各プログラムの詳細や参加方法は問い合わせを。公式ホームページでもご覧になれます。

映画の街・北九州

 本市は映画関係者から「撮影しやすい街」として絶大な信頼を得ており、市内各地で映像作品のロケが頻繁に行われています。それを支えているのが、1989年から映画などの撮影誘致・支援に取り組んできた「北九州フィルム・コミッション」と本市ならではの多彩なロケーション、何よりも撮影を支えるボランティアエキストラや、撮影を温かく見守ってくださる市民の皆さまの存在です。明治・大正期の建築物やパワフルに稼働する工場群をはじめ、雄大な自然から都市景観まで、多様な“名場面の舞台”がそろう本市のロケーションが、これからも映像制作者の創造意欲を刺激し、新たな話題作に結実していくことでしょう。

写真左上『図書館戦争』、写真右上『相棒-劇場版IV-』、写真下『カラダ探し』、これまでに700以上の作品が撮影されました!

この特集に関するお問い合わせ
市民文化スポーツ局文化企画課 電話093-582-2389

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