北九州市政だより

NO.1502

文字サイズ

令和8年3月15日号 すこやかハート北九州

すこやかハート北九州

保健福祉の情報をお伝えします

健康長寿の秘訣(ひけつ)!今日から始めるフレイル予防

問い合わせ
認知症支援・介護予防センター 電話093-522-8765

 「フレイル」とは、年齢とともに心身の活力が低下し、要介護状態になりやすい状態を指します。フレイルは適切な対策を取ることで、進行を遅らせたり、健康な状態に戻したりすることが可能です。
 いつまでも自分らしく元気に過ごすために、フレイル予防の3つの柱を実践して、健康長寿を目指しましょう!

〈3つの柱〉

(1)動く(身体活動)
  • 「一つ先のバス停まで歩く」「階段を使う」など、体を動かす機会を増やす
  • スクワットやかかと上げなどで筋力アップに取り組む
  • 片足立ちや、足腰を鍛える体操など、転倒予防の運動も取り入れる

動く(身体活動)のイラスト

(2)食べる(正しい食生活と口腔(こうくう)ケア)
  • 肉、魚、卵、牛乳、大豆製品など、たんぱく質を毎食取る
  • 1日3食バランス良くいろいろなものを食べる
  • しっかりかんで食べ、年1回は歯科を受診する
  • 食べる(正しい食生活と口腔ケア)のイラスト

    (3)つながる(社会参加と生きがいづくり)
  • 地域のサロンや市民センター講座などに参加する
  • 興味のあるサークルや教室、ボランティア活動に参加する
  • 家族や地域の中で自分にできる役割を見つけたり、新しい情報を収集したり、新しい趣味にチャレンジしたりする
  • つながる(社会参加と生きがいづくり)のイラスト

    コラム 小さな習慣を一つ
    問い合わせ
    保健福祉局健康推進課 電話093-582-2018

     春は、入学や就職、異動などで生活の環境が大きく変わる季節です。こうした時期は、新しい人間関係や役割が始まることで体調や気分が乱れやすい一方で、行動を見直すのにとても良いタイミングでもあります。

    習慣づくりの第一歩

     「健康のために何か始めなければ」と思うと、つい意志の強さや気合いが必要なことを想像しがちです。しかし、習慣は努力で続けるものではなく、場面や環境によって自然に形作られるものです。例えば、朝日が入りやすいようにカーテンを少し開けておく、寝る前にスマートフォンを置く場所を決めておく、歩きたくなる靴を玄関に出しておくなど、「そうせざるを得ない環境」を整えることが、習慣づくりの第一歩になります。今の生活を大きく変えなくても、環境を少し整えるだけで行動は自然と変わっていきます。

    自分の生活に合った形で続けていく

     習慣づくりでは、最初の一歩を決めて取り組み始めること、そしてペースをつかむまで意識して続けることが大切です。ただし、慣れてきたら毎日完璧に続ける必要はなく、休む日があっても大丈夫です。
     習慣として身に付くまでの期間には大きな個人差があり、早い人もいれば、ゆっくり定着する人もいます。人と比べて「自分はできていない」と感じる必要はありません。大切なのは、自分の生活に合った形で続けていくことです。
     新年度のスタートに、ぜひ「これならできそう」と思える小さな習慣を一つ選んでみてください。その積み重ねが、これからの1年の心と体を、静かに支えてくれるはずです。


    ▲公衆衛生学者・パブリックヘルスストラテジスト
    林 英恵(Hana博士)

    ページの
    先頭へ戻る